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人に譲れない

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私は自分の欲を優先して周りをイライラさせてしまいます。
例えば何人かの集まりで誰かがジュースを買ってきてくれた時。
「この中から好きな飲み物を選んで」となり、皆で順に取るのですが、遠慮して後から選ぶということができません。飲みたくないものに当たるのが嫌で我先にと取ってしまいます。また、負けた(手を抜いた)方がいい場面でも、つい勝ちたくて本気を出し、勝って空気が悪くなることもありました。

このように、どうしても目先の欲しいものを得たいという欲に負けてしまいます…。結果「自由だね」「マイペースだよね」と暗に自己中だと言われてしまいました。自分が引けば円満になる、ここはこうすべきと分かっているのにできません。どうすれば欲を抑えることができるのでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

【合掌】

"遠慮して後から選ぶということができません"
"飲みたくないものに当たるのが嫌で我先にと取ってしまいます"
そういう根性は、じつはみんながみんな持っているはずです。しかし、あなたの場合は、これをよくコントロールできていないことで何かと角が立つというのが問題なのですね。

たとえば、【合掌する習慣】を心がけてみるというのはいかがでしょうか?
食事の前後には合掌して、「いただきます」「ごちそうさま」と唱えるよう、多くの日本人は躾けられてきました。会食などのシーンにおいて、目の前のご馳走にいきなり手を付ければ、周囲の人々はまずドン引きしひんしゅくを買う事になるでしょう。ですから他人から何らかの施しを受けるとき、特に飲食物の差し入れには、必ず合掌をするという習慣を身につければ、それはまず施主や周囲の眼には謙虚な姿に映り、施しを受ける側にも「かたじけない」という感謝と恐縮の気持ちが実際に芽生えてきます。そうすると、「ありがとうございます」「恐れ入ります」などの言葉も自然に具わってくることでしょう。

順番の問題ではなく、きっとそういう姿勢の欠如が、周囲の目には自己中に映っているのだと思います。

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残りものには福がある

拝読させて頂きました。

「残りものには福がある」

あなたが人に譲ったらその人がうれしい気持ちになり、幸せを感じます。そしてあなたに対して感謝の気持ちを抱きます。あなたとのご縁を大切にしようと思います。
そのようなことが積み重なっていけばあなたは沢山の方々に譲ったことによって沢山の方々の幸せを共に共有することができます。
それにより本当にこころがあたたかくなり豊かになり満足していくことができます。

譲ることが最上の価値を得ること、功徳を積んでいくことにつながります。

いかがでしょうか?少しずつ実践してみて下さいね。

あなたがこころから豊かになり最上の毎日を皆さんと生きていかれます様切に祈っています。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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