他人と自分と上手に付き合っていく方法
初めて投稿いたします。よろしくお願いいたします。
他人と自分の感情の折り合いの付けかたがわからないのです。
自分も満足、他人も満足になり幸せになる…そんな他人との付き合い方を知りたいのです。
具体的に申しますと、以下の通りでございます。
【恋愛関係】
付き合って1年の彼が、自分の話ばかりになってしまっています。
一つ私が話題を投げかけると、全て自分の昔話や栄光の話になります。
しかも、一度話した内容をなんども繰り返し自慢げに話します。
わたしと会話をする気がないように聞こえてしまい、とてもイライラします。
私が知らないことも彼なりに教えてくれているのですが、彼も感情的なタイプなので、攻められているような気になり、さらに怒りの感情が湧きます。
自分で不安や怒りを大きくしている感じがするのですが、最近抑えられなくなってしまいました。
【人間関係】
職場の先輩が大変感情的、かつ、仕事のできない方ばかりで、困っています。
例えば、一度お客様から引き受けた仕事を1ヶ月近く放置した挙句、丸投げしてくるような人たちです。
お客様には関係ないので、怒りは一緒に担当している私のところへ参ります。
職場の人たちが過ごしやすい環境を自分が我慢して作っていくことが不平等と感じますので、周りに優しくなれず、すごく悪いループができてしまっているように感じます。
【自分自身】
上記のようなことがおきた時に自分でもどうしようもなく抑えられないほどイライラします。そうなった時にどうしようもない怒りとともにその場の対応をしますので、相手へ「復讐」したいような気持ちになってしまいます。
意地悪をしてしまったり、頭に血が上ったままで話をしたりするので、そのあと自分の行動を覚えておらず、後々にそれが自分の首をしめる結果となることが多いのです。
このままではいけないと感じており、そんなときにこのサイトを見つけ、相談した次第です。
いままでの人生では、そうなったときに「逃げる」という選択肢を繰り返しておりましたので、深く濃い人間関係が私にはありません。
しかし、このままでは私は自分のことも他人のことも大事にできない人生となり、それはとても悲しく寂しいことだと思いました。
こんな私にアドバイスをいただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
❝天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)❞
お釈迦様は、ご誕生後、7歩歩んで、右手を上、左手を下に指差し❝天上天下唯我独尊❞とおっしゃったと伝わっています・・・。そう、天にも地にも、この世で一番「尊い」のは我一人・・・という事です。ずいぶん「身勝手」な感じですね・・・😅。
しかし、人間って本来そういう「存在」なんだ、というのが、お釈迦様の本意です。
つまり、誰でも「自分が一番可愛い」と思っているのだ。という事は、相手も「自分中心」の考え方なんだよ。だからこそ、逆に「自分の事」は後にして、相手の事を「思いやり」、相手が喜んでくれるように行動しなさい。それがお釈迦様の言いたかったことです。相手が喜んでくれるように行動する―それを仏教では❝利他行(りたぎょう)❞というのですが―、簡単なようで、大変難しいことです。
あなたが、自分の思うようにならないでイライラするのも、逆に「自分中心」の考え方になっている、という事です。
でも、大丈夫・・・💛。あなたは〈このままではいけないと感じており〉という事ですから、キット良い方向へいけるでしょう。
具体的には、付き合ってる彼が自分の事ばかり言ったり、職場の先輩が感情的に自分の事だけやったりしている時、心の中で「天上天下唯我独尊」って、10回つぶやいてみて下さい。多分、冷静になって相手を「客観的」に見れるはずです。そうしたら返って「相手は、まだまだ人間が出来てないな~」と心に余裕ができ、イライラも少なくなります。
最後に一休さんのお言葉;❝心配するな 大丈夫 何とかなる❞・・・小生の好きな言葉です。あなたも、よく味わって下さい。合掌