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産まれていたらできたことを思って、苦しい

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いつもお世話になっております。中絶に関する答えを頂き、道しるべとなっております。

最近はだいぶ立ち直ってきたと思っていたのですが、ことあるごとに生んであげられなかった子を思って、苦しくなってしまいます…。

例えば、温かいお風呂に浸かっている時、美味しい料理を食べている時、テレビを観ている時、笑っている時…。

産んであげてられていたら、あの子も同じ事を経験できたはずなのに、幸せな家庭を築いて、新たな命を育んでいたかもしれないのに。

何を見ても、私はそんな幸せを摘み取ってしまったのだと、苦しくてたまらなくなります。

こんな風に苦しむ事は間違っているのは、わかっているのです。諦めさせて頂いた事で繋がった、2人の子供の為にも、何よりも私自身がしっかりと前を向いて生きていかなければいけない、それが私の責任だとも、わかっているのですが…。

あるはずだった人生を思って、苦しく辛くなる気持ちは、どうしたら良いのでしょうか…。常にずっと繋げてしまうのは、考えすぎでしょうか。苦しむ私を見て、あの子はそんな事は望んでいないのでしょうか…。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

このような捉えます

今までにも今回のご相談に関連したご質問や回答がたくさんありますね。
あつこさんのお気持ちも分かりますが、これ以上はご自身を責めたり後悔したりせず、前向きに今、すくすくと育っているお子さんたちに想いを注がれてはいかがですか。
あまりにも、そのことに意識が向きすぎていることで、もっと大切なことを見失ってしまいそうです。

そして罪の意識は分かりますが、だからと言って罰を受けるのが当然のような生き方をすると、本来もっと幸せに家族円満に仲良く生きていけるのに、その事さえも否定しなくてはならなくなります。
大切なことは、今、こうして生かされている家族が楽しく、それぞれの力を発揮できるようサポートすることであり、笑顔でいることが、その子に対する最大の供養であり、それを喜んでくれることだと言うことです。

そして、その子は、すでに違う家族の子供として誕生していたとすればどうなのでしょうか。それは私も分かりませんが、この世に誕生する必要があるならば、そのようにその子は選択するでしょう。

今、目の前にいる家族、子供たちに最大の愛を注いであげてください。精一杯の笑顔で接してください。

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おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...
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観音菩薩さまかもしれませんね。

もしくは勢至菩薩さまかも。
菩薩さまが子どもとして、
下りてこられたんですよ。
何のためにでしょうか?
どう思いますか?
お子さんが来られて、
またすぐかえったのに、
訳があるはずです。
人の命のはかなさ、
虚しさ、
哀しみ、
を経験して、
人として、母親として、
何かを学んで欲しいと、
思ったからではないでしょうか?
母親とて最愛の命を失って
後悔や懺悔はあなたの執着を、
生んでいませんか?
果たしてこの子は、
母親であるあなたに
執着させるために、
産まれてきたんですか。
愚僧は違うと思います。
観音菩薩さまか、
勢至菩薩さまが、
お子さまになって
この世に生まれて、
また還っていかれたのは、
あなたにこの経験を通じて、
何かを学んで欲しかったから、
なんだと思いますよ。
人は辛いことがあると、
より強く、
そしてしなやかに、
なれるんじゃないですか。
いま元気にしていらっる
お子さんにより愛情を注ぐ、
ご主人さまにも優しく
してさしあけでくださいな。
いまの家族により優しくする。
気を配るこれこそが、
亡きおこさんへの、
御供養ですよ。

お辛い気持ちは、
わかりますよ。
何時迄も引きずっていたら、
亡きお子さんが心配しますよ。
何しろ菩薩さまなんですから。
そういう役割なんですよ。

お子さんに変わっていいますね!
あ母さんもう十分だから、
家族を大切にしてください。

お幸せを祈っています。

追伸

お返事ありがとうございました。
あなたならどう思いますか、
悩み苦しむ親を
更に苦しめようとしますか。
あなたは悩み苦しでいらっしゃる
追い討ちをかけるようなことを
するでしょうか?

愚僧は絶対にそんなことは
ないと思いますよ。

一緒に泣いて、
苦しんでいらっしゃいますよ。

さあ涙を拭いてください。

極楽浄土のお子さんに
もうお母さん大丈夫だからと、
笑顔を見せてください。

よろしくお願いします。

大丈夫です!
絶対に大丈夫ですから。 

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おきもち

浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向...
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質問者からのお礼

しつこく悩み続ける私に、真摯にお返事をくださり、本当にありがとうございます。

おっしゃる通り、私は亡くした子に意識が向きすぎています。そうする事が私の罰であると、ずっと思っているからです。その為に、日々の大切な多くの事を見逃している、気付かないようにしています。

一生忘れる事はありません。詭弁かもしれませんが、ずっと私の大切な宝物です。たくさんの大切な事を教えてくれましたし、私の病気も治してくれました。

罪の意識、悲しみ、苦しみを手放して生きる事は許されるのか。日々揺れ動いてしまいます…。

花山雲吉様

まだこちらにお礼をしても、読んで頂けますでしょうか?

改めて花山様に頂いたお言葉を読み返してみました。質問した後でも、まだぐずぐずと同じ事でモヤモヤしていたからです。

しかし、今言葉がすっと入ってきたように思います。あの子は、私が、

産まれていたら、あんな事もできたな、こんな事もできだだろうな…

と、考えて苦しんで執着する事を望んでいるのでは、ないのですよね。そんな事をしてほしくて、来てくれたのではないのですよね…?

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ