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自殺願望

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有り難し有り難し 22

死ぬ事は、罪になりますか?
この世ではなく、あの世で。
死んだら、神様仏様と会話は出来ますか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

【さらにいずれの生においてかこの身を度せん】

人身受け難し、いますでに受く。仏法聞き難し、いますでに聞く。この身今生において度せずんば、さらにいずれの生においてかこの身を度せん。『三帰依文』より

【この身今生において度せずんば】
この世で、今生きているうちに救われなければ

【さらにいずれの生においてかこの身を度せん】
次はいつ人の身で生まれてくることができるのかわからないのに、いったいいつ救われるというのか

死後、あの世で罪になるのかならないのかなどという議論が、はたして何になるのかよくわかりませんが、残念ながら、この世<人道>で救われんような者がどの世へ行ったところで救われようがありません。あなたに限らず、世を儚んで死後に期待する者は今も昔も後を絶ちませんが、この世で救われる、もしくは救われる身となってからでなければ、死んでみたところで神仏と会話するもへったくれもなさそうです。ましてや、賜った命を勝手に棄てるわけですから、<人道>にいる今よりももっと酷い目に遭う<地獄><餓鬼><畜生>にランクダウンすること間違いないしですので、マズイことこの上ないですね。

この世に生まれ、この世に生きている今のうちに、ここで救われることに専念しましょう。

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おきもち

【公認心理師】 【レンタルお坊さん】活動中。 とりあえず何でも相談して...
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「あなたの人生」

過去の質問も拝見しました。

生きるのが辛い…
辛さから解放されたい…

…よく分かります。
でも、(こんな状態が続くなら)「生きたくない」と「死にたい」はイコールではありません。

「死のうと思っても死ねない」で苦しみもがくよりも、同じもがくなら「生きたくない」を少しでも軽くするためにもがきませんか?

少しでも軽くなれば、今よりはラクに思えるかもしれません。

今まで積み重ねてきたあなたの人生…
嬉しかったこと…
イライラしたこと…
涙を流したこと…
大笑いしたこと…

それら全てが「自殺するためのものだった」なんて考えると、悲しくないですか?

少しでもお気持ちが軽くなるように…
微力ながらお手伝いさせて頂きます。

~~~~~~~~~~~~
追 記

「生きよう」という思いを持つことは、『あなた』にしかできません…

しかし、

「生きづらい人生を生きるための工夫」であれば、他人のアドバイスからヒントをもらえることもあります。

ハスノハにも、そんな経験や知識が豊富な回答僧が沢山おります。

困ったこと、辛いこと…
いつでも遠慮せずにご相談下さい。

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GALUCHAT
曹洞宗寺院の住職です。 GALUCHAT(ガルーシャ)と読みます。 ...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。

今までの辛い事が、死ぬ為への道のりだったのなら、悲しすぎます。
少し休みを取って、自分の心と向き合ってみます。
ありがとうございました。
優しい文章で、ありがたいです。

「死後の世界・死んだらどうなる」問答一覧

虫の知らせ

こんにちは、お世話になっております。 今回は私が過去に経験した不思議な体験について、お坊様方から見るとどのように感じるのか知りたく、投稿させていただきます。 1年ほど前の話となります。 私の家には父方の祖父母が買ってくれた、鮮やかな森の中を夫婦が寄り添って歩いている素敵な絵が飾ってあります。 ある日の夜、その絵が気になってみたところ、何となく男性が薄く見えました。 元よりほんの少し霊感のようなものがある私は、そのことを母に伝えようか迷ったのですが、気のせい。 気にし過ぎだと思ってその日は寝てしまいました。 ところが次の日、父に大事な話があると言われ聞いてみると、昨日の夜祖父が家で倒れ救急車で運ばれたとの事でした。 病院での検査の結果、祖父はガンにかかっていました。 前日の夜、夫婦の絵に違和感を感じたのは虫の知らせのようなものだったのでしょうか。 ちなみにその後祖父は約1年の闘病の末亡くなりました。 その間に一緒に散歩したり、旅行したりと沢山思い出を作ることが出来ました。 偶然と言われてしまえば、それまでではありますがこのような虫の知らせというものは、本当にあるのでしょうか。 よろしくお願いいたします。

有り難し有り難し 3
回答数回答 1

死について考えすぎる

昔から死や、明確でない死後の世界に対する恐怖心、不安感に襲われ日常生活でも情緒不安定な生活を度々してきました。 最近昔よりも少し大人になったためもっと複雑に考えてしまい苦しくなっています。 また私は小さな命を3度産む選択が出来なかった時があり 自分自身軽率な行動を取ってしまったために命を産むことが出来なかった。 その命は幸せに過ごして欲しい。 今一緒にいる3人の子ども達も幸せに過ごして欲しい。 死についての恐怖を抱いたまま大人になってほしくない。 でも私は死んだ後も地獄にいって苦しむかもしれない。 でも苦しいのや痛いのは嫌だ。と考えてしまいます。 今とても幸せなんだと感じながら生活しながらそれよりも死に対する恐怖心、不安感の方が強く楽しく日常生活を送ることが難しいです。 来世も人間になりたいと欲がありながら そんなことじゃ生まれ変われないかもしれないと思ってしまったりして 心が苦しいです。 この先死について考えることは無くならないと思いますが 今生きているこの瞬間をどうやったら恐怖心よりも楽しく幸せに過ごせるか、前向きに生きていくためにどうしたらいいか教えていただきたいです。

有り難し有り難し 2
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ