回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
【さらにいずれの生においてかこの身を度せん】
人身受け難し、いますでに受く。仏法聞き難し、いますでに聞く。この身今生において度せずんば、さらにいずれの生においてかこの身を度せん。『三帰依文』より
【この身今生において度せずんば】
この世で、今生きているうちに救われなければ
【さらにいずれの生においてかこの身を度せん】
次はいつ人の身で生まれてくることができるのかわからないのに、いったいいつ救われるというのか
死後、あの世で罪になるのかならないのかなどという議論が、はたして何になるのかよくわかりませんが、残念ながら、この世<人道>で救われんような者がどの世へ行ったところで救われようがありません。あなたに限らず、世を儚んで死後に期待する者は今も昔も後を絶ちませんが、この世で救われる、もしくは救われる身となってからでなければ、死んでみたところで神仏と会話するもへったくれもなさそうです。ましてや、賜った命を勝手に棄てるわけですから、<人道>にいる今よりももっと酷い目に遭う<地獄><餓鬼><畜生>にランクダウンすること間違いないしですので、マズイことこの上ないですね。
この世に生まれ、この世に生きている今のうちに、ここで救われることに専念しましょう。
「あなたの人生」
過去の質問も拝見しました。
生きるのが辛い…
辛さから解放されたい…
…よく分かります。
でも、(こんな状態が続くなら)「生きたくない」と「死にたい」はイコールではありません。
「死のうと思っても死ねない」で苦しみもがくよりも、同じもがくなら「生きたくない」を少しでも軽くするためにもがきませんか?
少しでも軽くなれば、今よりはラクに思えるかもしれません。
今まで積み重ねてきたあなたの人生…
嬉しかったこと…
イライラしたこと…
涙を流したこと…
大笑いしたこと…
それら全てが「自殺するためのものだった」なんて考えると、悲しくないですか?
少しでもお気持ちが軽くなるように…
微力ながらお手伝いさせて頂きます。
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追 記
「生きよう」という思いを持つことは、『あなた』にしかできません…
しかし、
「生きづらい人生を生きるための工夫」であれば、他人のアドバイスからヒントをもらえることもあります。
ハスノハにも、そんな経験や知識が豊富な回答僧が沢山おります。
困ったこと、辛いこと…
いつでも遠慮せずにご相談下さい。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
今までの辛い事が、死ぬ為への道のりだったのなら、悲しすぎます。
少し休みを取って、自分の心と向き合ってみます。
ありがとうございました。
優しい文章で、ありがたいです。