頼りにしていた母を看取る事になりました
初めまして 90歳の母のことをご相談させていただきます。
これまで多くの困難があり支えあって励ましてくれた母が病気で治療が不可能になってしまいました。
精神的な問題を抱えた夫と息子(言葉の暴力で傷ついた息子は顔を合わせることも出来ていません)のことで悩んで来ました。母が心の支えだったのにもうすぐ、いなくなってしまうなんて信じられず、とても辛いです。最後は母の賃貸マンションに連れてきて精一杯お世話しようと思っています。
毎日、入院先まで面会に行っています。だんだん、力を失い、「苦しい、早く治って楽になりたい・・」とやっと話す母を見て泣きたいのを堪えて「もうすぐよくなるからね」と言う事しか出来ません。自分の無力さに心が潰れる毎日です。
父もなくし母までなくして夜になるともっとこうしておけばなど、後悔が止まりません。精神的に不安定な息子を心配させてはならないと配慮していますが辛いです。
母自身も「自分はもっと生きたい、今はまだ死んではいられない」と私たちの事を心配してくれているのです。私自身は両親のために一生懸命頑張ってきたつもりです。でも、不甲斐ない娘で申し訳ないと思ってしまいます。
来週には訪問診療が始まるので頑張りたいのですが、私自身(心)が耐えられるか不安です。これから、どう向き合っていけば良いでしょうか。
そして、その日が来た時に自分がどうなってしまうのかとても不安です。
この先、どう生きていけば良いのでしょうか
どうぞよろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
信仰に頼る
追伸:お礼メッセージありがとうございます。日蓮宗にするにしても、禅宗の方にするにしても、お母様とちえ様の判断になります。一度、お時間が取れますなら、どちらかの近くのお寺に行って今後の事を相談されるのが宜しいかと思います。
また、疑問点等ご相談ください。m(__)m
ちえ 様 相談ありがとうございます。
大変な状況のようですね。お母様のこと、お見舞い申し上げます。
少しでも貴女の力が届けばと祈るような気持ちですね。
お母様は、その献身的な貴女の態度を受け取るでしょう。
その時がくるまで、献身的な力が届くと願ってください。
そしてもし、その時が来たら、貴女は、さらに信仰に頼ってください。
お母様が、その時の後も安穏・安心でいられることを、あなたの信心により願うのです。
その願いは届いて、その時以降も、お母様は、姿かたちは変われども、貴女を見守るでしょう。それをさらに信じるのです。
ちえ様の宗派をしりませんが、信仰している宗派の仏様の姿を思い描いて、日々願ってください。信心の力は、やがて、あなたおも癒してくれるでしょう。お母様と共に癒してくれるでしょう。
一礼
質問者からのお礼
お忙しい折、ご丁寧なご回答をありがとうございます。今月末に母を連れてくる予定です。私は特に宗派はないのですが父方は日蓮宗 母方は禅宗です。普段あまり気にしたことはありませんでした。これから、願いが届くよう信仰心を持って母に尽くしたいと思います。頑張ります。本当にありがとう御座いました。