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6年も不倫をされ、隠し子までいました

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有り難し有り難し 31

人生の半分を共にしていた夫に不倫をされていました。
6年も不倫をされ、隠し子まで作られていました。
女に弁護士を通じて慰謝料請求をしましたが、
子どもができるまで既婚者だとしらなかったと責任逃れをしてきました。
夫もそうだと同意し、弁護士から相手が知らなかったのであれば、
責任を問うことは難しいと言われ絶望しました。
しかしその後、そうではない証拠を見つけました。
6年前から今に至るまで、関係を持っていたことがわかる動画や写真を発見しました。
そこには臨月中に性行為を行う動画や、
子どもが居る前で性行為を行うような
おぞましいものも含まれていました。
女と夫の証言が嘘である証拠でした。
さらに、女と夫のメールの会話から、子どもは一人ではなくもう一人いたことが判明しました。
その子は堕胎をしたのか、早産だったのかはわかりませんが、
亡くなっているようでした。
人が亡くなっている(もしくは殺している)にも関わらず、変わらず不貞行為を続け、
二人目を作り、産むなど私には理解ができず、怒りと恐ろしさで頭がおかしくなりそうでした。
私は不妊治療をしていたので更に怒りが抑えきれません。
しかし、この証拠を突きつける前に、離婚となりました。
夫から相場より上の慰謝料を貰えることになりましたが、
相手の女には何の報いも与えられていません。
夫は子どもが居る限り、この女と縁を切ることはできないでしょう。
今は楽しいかもしれませんが、死人が出ている以上、きっと何かあれば責められ、苦しんでいくことでしょう。
しかし女は嘘を吐き、責任逃れをし、私を誹謗することまで言っていました。
夫も含め、早くこのような頭のおかしい人間たちと縁を切るべきだと思う一方で、この様な外道になんの報いもないことが許せなく、悔しく、怒りで気が狂いそうです。
証拠を突きつけ争うことも出来ます。
しかし、家族は私がこれ以上このような人間に関わらないでほしいといいます。
私も理性では理解しています。
ですが、どうしても許せないのです。
気持ちとしては殺してやりたいくらいの怒りです。
狂えるのなら狂って、この女の腹をずたずたにしてやりたいと毎日想像します。
ですが、そんなことをしても自分の大切な人が悲しむだけだと思い、そのジレンマに苦しんでいます。
どうすればこの苦しみから解放されますか?
辛いです。本当に辛いです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お辛いのは分かりますが。

どんぞ子さんの怒りのお気持ちお察し申し上げます。
人として最低な思考と行動、とても許せるようなことではありません。お怒りになるのも当然のことと思います。どのような言葉を多用しても言い尽くせないと思います。
さて、結果的には離婚をされ、それ相応の慰謝料も受け取られたとのことで、それは当然の権利であり、表面上は終わったということですね。
しかし、感情面においては、とても許しがたいことは理解できます。こうしてご相談をされているのですから、なかなか収まらないのも仕方ありません。

時間をかけながらでいいと思いますが、結論から申し上げると、どんぞ子さんがどんな苦しまれようが、悩まれようが、憎まれようが、この2人には全く関係の事であるということです。ただ、お一人で苦しみ悩んでいるという事なのです。
たしかに、誰に尋ねても、可哀想だね。苦しかったよね。そして許せいないよね。と言うかもしれませんが、だからと言って解決するものではありません。
やはり、最後はどんぞ子さんが、どのようにこの思いを消化していのかです。
そして、最も恐れるのは、このまま恨み続け、呪い続けていくことで、結局はどんぞ子さんに、その思いが戻ってくということです。どういうことかと言えば、許し難いことかもしれませんが、恨むこと憎むこと不幸になることを思う、そのエネルギーは、自分自身にも向けられているという事です。
自分が鬼にならなければ、鬼になればなるほど、自分をその次元に落としていくことになります。例えば、仏さまや観音さまのような方が、鬼になれるかと言えばそれは一瞬でしょう。でも、長期間、長時間、鬼のような気持ち思いになり続けるには、相当のエネルギーを要します。本当にどんぞ子さんが鬼になってしまいます。
今は、お辛いかもしれませんが、どんぞ子さんが、どん底にならないように願います。明るく前向きで太陽のような輝きをして下さることを願っています。
この2人を許せとは言いません。しかし、早く忘れてください。嫌な過去の思いがある物は処分して、心機一転、切り替えましょう。
そして、この2人は、自業自得という法則があります。どんぞ子さんが思わなくても、そのような未来になります。その時、仕方ないよね。とサラリと思えるようになっていてください。
今日からは、憎しみ不幸を思わないでください。もう自分には関係のないことだと。

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日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...
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人の心はコロコロと変わるから心というと思います。

初めまして、今晩は。

心からの叫びを受け取り致しました。人の心は常にコロコロと移り変わって留まることは御座いません。日に何百回と変わるのです。

心永寺にも不倫のお悩みに来る男性も女性おられます。・・不倫には暫定はしません。ですが、良いともお伝えしません。不倫をやめたければお寺に来てご相談をされる事はなくきっぱりと止める事が出来るのです。

リスクを背負って大切なものを失ってまでのものがあるのでしたら続け、なければきっぱりと止めてませんか?

そう、お伝えしております。欲や煩悩、われがの”我”は誰もが持っています。そしてそれらを消し去る事は出来ません。小さくする事は可能です。

こういう時だからこそ、怒りに身をまかせてはいけません。冷静になって物事をお考えになられてください。怒りは自身を滅ぼしてしまうだけではなく、周りに連鎖してしまうのです。

壊す事は簡単です。気づく事は時間もかかります。夫婦はどちらが一方通行では行けません。何かの要因があってこうなったのですから、根本的要因を排除しなければ繰り返してしまいます。夫婦とは、無償の愛をお互いに与え続け、理解し、労り、支え、協力し合う事を継続することだと思います。出会った頃のこと、お付き合いをして、結婚を意識した出来事をどうか、忘れないで欲しいです。

旦那さまとまず、心穏やかに包み隠さずに落ち着いて話し合う場を設けて、お互いの意見を親などに頼み第三者を交えしっかりと、向き合って腹を割ってお話をされてから、お相手の方ともしも、お話の場をもうけるのであれば同じく、第三者を交えてお話をされてはどうでしょうか?

あなたに代わるかたはいないのです。怒りにより大切なものを失わない為にも、困難の時だからこそ、物事にとらわれず、冷静に行動をお取りになってください。

善き方向に向き進めますように、心からお祈り致しております。

合掌

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