夫の不倫 20数年の結婚生活を終える迷い
離婚に向けて進んでいますが、涙が出たり、色々考えては迷いが生まれて寝不足が続いています。
二ヶ月前、夫のダブル不倫の発覚は突然でした。
帰宅すると車から男女2人が降りてきて、女性に突然謝られました。相手の旦那さんが不倫に気づき、事実確認のため我が家に。いきなり相手夫婦に対面し、自宅で夫と相手から事実を聞かされ、ショックでした。
結婚生活約20年。夫婦ゲンカは半年に1度程度の口げんかで、すぐ仲直りできるものでした。
しかし2年前、些細な口論から、人格否定される言葉を捨て台詞で言われて、私は初めて切れ、物を投げ、叫びました。その姿を子供に見せたことを自己嫌悪すると共に私を切れさせた夫への怒りが治まらず、後日、話し合いをしようとしました。
私が冷静にこれまでの不安や不満を伝え、今回は離婚も考えたと言うと「今回のことはごめん。俺にかいしょうがないから、離婚を考えられても仕方ない。」と一言だけ。お互いの思いをしっかり話し合いたかった私は失望し、それからは深い話はせず、子供もいるし、離婚は面倒いなと、当たり障りなく過ごしてきました。
不倫発覚後に夫は、私から離婚を考えたと告げられ、その本気度にショックでボロボロだった。少し立ち直ったところだった。浅はかだったと謝りました。
私は、夫と子供がいる女性に手を出したこと、女として裏切られたこと、夫婦の問題を話し合わず、女性に逃げたこと、相手夫婦に対面する状況を回避せず守ってくれなかったことが許せません。
また、
*フルタイムで残業休日出勤が多く、仕事で悩み辞めたいと何回か漏らした時に、辞めてもいいよと言ってもらえず、長期休業は取れないのか、辞めたら子供達の学費はどうするのかと言われたこと(夫は自由業で自営。年収は私の方が多い)
*ファミリーカーには乗らず、外国車を中古で買っては乗り換えていること
*外食で待たされると店員さんにクレームを言ったり、子供の叱り方が激しく怖いこと などもあります。
ただ、ご飯をよく作ってくれ、育児も一緒にしてきたし、交際期間を含めた約30年間、良い思い出も多く、離婚への迷いが出ます。
夫は、やり直したいと言っていますが、謝っても許されない事をしたからと離婚には一応同意しています。子供達は2人で決めていいよと言っています。子供には不倫の事は言っていません。
どうすれば良いのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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再建の途にある
こんにちは、初めまして。
御夫婦仲が不調であるとのこと、お気持ちが晴れないことでしょう。お辛いですね。「寝不足が続いて」おられるようですが、どうぞお体お大事になさってください。
これまでにこのサイトで離婚のご相談に感想を述べてきましたが、今回のケースではあなたが明確に離婚する!という意思が強くないように感じました。むしろ、あなたはご主人にされた仕打ちに憤慨し、その怒りの表現として極端に離婚の二文字を出しているのではないかと思いました(間違いだったらスミマセン)。
「夫と子供がいる女性に手を出したこと、女として裏切られたこと、夫婦の問題を話し合わず、女性に逃げたこと、相手夫婦に対面する状況を回避せず守ってくれなかったことが許せません」とご自身の怒りの内容について冷静に列挙しておられます。また、その他も色々とご主人の欠点について挙げていらっしゃいますが、その一方で家事育児をしてくれていた、いい思い出も沢山あるとその長所も述べられています。
ご主人は、離婚に同意していらっしゃるのですよね。また、子供さんたちも「2人で決めていいよ」と言われているとのこと。すると、離婚の状況はもう既に整っている、後はあなたの一存だけであると言えませんか。それなのに、最後の一歩を踏み出さないのは何故でしょう。それは、あなたがやり直したい、という方向にギリギリのところで踏みとどまろうとしているからではないでしょうか。
怒りは容易に収まらないでしょう。その終息までの期間が何時までかはわかりません。しかし、それでもなおあなたはこれまで築いてきた日々を懐かしみ、また一からの再建の途につき始めているのではないでしょうか。
ゆっくりと、じっくりと、自分に嘘をつかない範囲で気持ちを収めつつ、もう一度やり直されていってはいかがでしょうか。十分悩み続けられたでしょう。ここで人生の大きな舵を切って、再びやり直されるという方針に心を落ち着けられたら、と思います。
今後のお幸せを願っております。
ご参考まで。
追伸
お礼のメッセージ読みました。
ご決断になられたのですね。
結論に至るまでお苦しかったでしょう。
あなたのこれからに、幸多からんことを願って止みません。どうぞ御身お大事に。また御縁ありましたら。では。
質問者からのお礼
長文にも関わらず、速やかに温かいご回答をいただき、ありがとうございます。
結論からお伝えすると、本日離婚届を出しました。
こちらの回答を読み、もう一度客観的に自分や結婚生活を考え、
夫とも向き合って話をすることができました。
お互いの価値観の違いや私の至らなさも確認することができました。
相手への感謝やして欲しいことは、その時に言葉で伝えることの大切さを
あらためて感じさせられました。
もう少し早く気づいていれば、やり直しができたのかもしれません。
再建するには溝が大きく深くなり過ぎていて、
それが夫を不倫に向わせた。
夫の不貞は許せないし、許せない自分も嫌いになる。
事実は変えられません。悶々と考えて不平不満にまみれて生きていくのではなく、
新しい一歩を踏み出すことを決断しました。
2人で築いた生活の中の楽しく幸せだった日々には感謝して別れることができました。今後は大切な2人の子供の親として別々に生きていきます。
本当にありがとうございました。
どうぞお身体を大切になさって、
これからも多くの方々を温かい言葉で包んで差し上げてください。