夫の不倫から立ち直れない。
2ヶ月前に夫の不倫が発覚しました。
自他共に認める仲のいい夫婦でした。
夫の不倫は2年前から。
その間私はまったく気がつきませんでした。たまたま夫のスマホを見たことでわかったのですが、夫を問い詰めたらあっさり認めました。夫は私になんの不満もなかったし、夫婦としてずっと連れ添っていたいけど男として見てもらえないのが辛かったと言われました。
長年セックスレスでした。私が拒否するようになって夫は私に指一本触れることはなくなりました。この人はどう処理しているんだろうと気にはなっていましたが、仲良くやっているんだしと考えないようにしていました。ただ、私が拒否するようになったのは年々雑になっていく夫のセックスが嫌になってきて、まるでトイレと同じ扱いをされているようで虚しい気持ちがいつも込み上げて来ていたので避けるようになっていました。
夫はいつまでも男と女でいたかったと。
ばれた時は離婚も覚悟していたようですが、私が今でも夫を愛しているということを再確認した夫は泣いていました。
やり直すことを決めて何事もなかったように現在生活していますが、私の心が穏やかになることはありません。不倫相手が近い存在の女性だということもあって彼女の存在に苛立ち嫉妬して不愉快な気持ちが私を支配しているのが苦しくて仕方がありません。夫はもう終わった事、過去の事と思っているんだろうけど、私は何も終わってないんです。仕事で遅くなると女の所に行っているんじゃないか、まだ連絡を取っているんじゃないかと疑ってしまう自分にうんざりしています。夫は相手の女性には愛情はなかった、体だけの関係でただしたいだけだったと言うけどその言葉を信じていいのかすらわからないから毎日不安と戦いながら生活しています。
不安から現在私は毎晩のように夫にセックスを求めるようになってしまっています。したいというより夫の中にある不倫相手との思い出を上書きして少しでも夫の記憶を消してしまいたいと思ってしまって誘ってしまっています。虚しいです。
同時に相手の女性に対して怒りがおさまりません。死んでほしいとさえ思ってしまう自分に嫌気がさしています。
いつかこの気持ちが消化されて心から笑える日が来るのでしょうか。
離婚しないという選択は間違っていなかったと思える日が来るのでしょうか。
「死んで楽になりたい」という感情に流されてしまいそうです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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冬来たりなば春遠からじ
こんにちは、初めまして。
ご夫婦仲に亀裂が入ってしまったこと、さぞご無念でしょう。生涯、愛し愛されの関係が切れ目なく続けば良かったのに、そんな思いがぐるぐると脳裏をめぐるのではないでしょうか。お気持ちが晴れないこととお察しします。
ご主人があなたへかつて行った荒っぽい扱いに対して、あなたが冷めていったことは至極無理のないことと思います。また、そのことをご主人にも伝えたのでしょうが、長年の関係だからこそ、なあなあになってしまっていたのかもしれません。そういったすれ違いがいつの間にか大きくなっていったのでしょう。だからといってご主人が浮気をしていい理由にはなりませんが。
あなたはご主人を愛しているし、これからどう心を落ち着けていくかを思案しておられるのでしょう。
私がお勧めしたいのは、「お互い様」という言葉です。当然、あなたは浮気をしていませんので、この言葉に違和感をもたれるかもしれません。しかし、人間は浮気に限らず色んな誤りを重ねるものだと思いませんか。口に、行いに、心に。その時は、誤りだと気づかないときもある。誤りだと気付いても認めようとしない、そんな心もあるかもしれません。
一方は正しく、一方は間違っている。正しい立場で、間違っているほうを「許す」というのは心が落ち着きません。そこには、上から下に見下している姿勢が前提になるからです。自分は間違いを起こしていない、起こさない、そんな見方が固定化すると益々許せなくなるという矛盾したことが起こります。
ご主人も、あなたも、これを話している私も、生活の中で誤りをしてしまうものです。あなたがご主人をそういったしなやかな心で見ることができたならば、あなたは人間としてより深まるのではないでしょうか。そして、より深いところでご主人を受け入れ、熟成した愛をこれからも育めるのではないでしょうか。
今は寒いですが、春はもうすぐそこです。
終わらない冬はありません。必ず春は来ます。
どうぞこれからもお幸せに。
質問者からのお礼
涙で文字が霞んでしまいました。
誰にも相談できず苦しくて辛くて常に「死」を意識してしまう日々を過ごしていたので心が救われました。
しなやかな心。いつか手に入れたいです。今はまだ心が壊れそうですが、その時は何度でもこちらを読み返して前を向いて歩いていけるように頑張ってみます。
本当にありがとうございました。
昨日、仕事を決めてきました。
しばらく専業主婦だったのですが1人になる時間が長すぎると余計なことを考えてしまうからがむしゃらに働いて変なことを考える暇もないぐらい忙しい生活をしようと、とりあえず1歩いえまだ半歩ぐらいだけど進もうとしています。3歩歩いて2歩下がってしまう時もあるかもしれませんが、誰かに寄り掛からないと生きていけない私を辞めて自分の足でちゃんと立っていられるように生き方を見つめ直します。