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もう、短気な男は嫌

回答数回答 3
有り難し有り難し 27

こんにちは。昔からずっと、短気で切れやすく、私をコントロールしたがる男ばかりをつかまえてしまいます。

実は父もかんしゃく持ちで母に怒鳴ってばかりいました。母は何も言えずにいつも黙って耐えてました。

次は、穏やかで切れない男の人をつかまえたいのですが、何をどう気を付ければよいでしょうか。心構えを教えてください。

ちなみに、友達は「短気な男じゃないと、惹かれないんだよ」と言います。そんなの嫌です( TДT)よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

朝ドラのような男性は中々いません。

 結論から言うと中々そのような男性はいないかもしれません。基本男性に限らず、人は自分の思い通りにならない人に出会うと苛立ちを覚えます。許せる物差しの長さを超えると怒りに替わります。恐らく、短気なのではなく、あなたの行動でおつきあいした人たちが苛立ちを覚えただけではないでしょうか?
 まずは、今まで付き合ってきた人が何で怒ったかを冷静に思い出して、ノートにでも書いてみましょう。
私はいつも人を怒らせたとき何があったかを冷静に記録し、反省しております。そうなると自分は何がいけなかったが判断できます。そして、次から行動に気を付けて直せばいいのです。でも、自分には譲れない気持ちもありますよね。それはそれでいいのではないでしょうか?人を怒らせてでも通したい自分の意志は通した方が良いと思います。そのようにして記録したとき、もし同じところで怒られているなら、そこで怒らない人を見つければいいのではないでしょうか?ただ、そんな人を好きになるかどうかはあなたの気持ちですから分かりませんがね。
 恋愛は仏教では解けないことが多いです。どんな仏教用語も恋愛の前では諸刃の剣です。私の経験上、一番楽しかった恋愛はお互い同等に言いあった(口論)仲でした。最初のころはお互い相手の事が認められなくて口喧嘩ばかりしていましたが、いつの日にかお互い気になりだして付き合いました。まさしく喧嘩するほど仲がいいでした。でも結局、周りの批判を受けて、疎遠になりました。恋愛に正解は無いなと思いました。
 あなたが許すなら、いろいろな人と会ってみませんか?あなたの事が好きな人。あなたの事が嫌いな人。タイプで無い顔。などなど。
 もし宜しければ、報告お待ちしております。また、悩みがあったら、いつでも投稿ください。

 

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何もなくて切れることはないです。大抵は。

 こんばんは。既に「お礼」も書かれた後ですが、私からも。
 まず確実なのは、「自分と対象との関わりの中において、切れる」ということです。
 既に大鐵師が指摘されていますが、「あなたの行動の中に、相手を苛立たせる要素があった」のかも知れない、と謙虚に振り返るのは大切なことだと思います。つまり、「苛立たせ女なのかも知れない」と。
 はるか遠い昔から、男と女はどうも役割分担して(つまり協力して)生き延びてきたようです。男は狩りで結果を出し、女は情報を共有して収穫を得る。農耕と定住という生き方は今から1万年ほど前に始まったと言われていますから、その200倍程度は、「狩猟と採集」の生活をし、それに最適化すべく進化してきた身体と脳を、今でも保っているようです。
 ですので、折角だから「学習」で何とかしたいものです。「相手の気持ちになる」ほど難しくはないのです、「相手の思考パターンを知る」ことは。そして、それを通じて「自分の思考パターンを知る」ことにも繋がります。
 仏教では「知らない」ということを、苦しみの原因の一つに挙げています。身体の底から納得…つまり同じ気持ち…にならなくても、頭で理解することで、「それはそれ」と相手との距離を保てる。これは、言葉の最上の働きだな、と考えています。
 なので、「あるある本」を読むつもりで、「女と男の違い・すれ違い」的な本をお勧めします。笑い話あり、身につまされる話あり、納得する話ありです。もちろん、実体験から「男の人って、こういう考え方なのか」を抽象理解してゆくことは可能ですが、多分よりスムーズに、そこへ至ることができると思います。人間よくしたもので、ある程度の年齢となると、本で読んだこと全てを覚えられず、実感を持っていることに言葉を与えるヒントとして使うことができます。
 「穏やかで切れない」方をご所望、とのことですが、(比較的)穏やかな人間でも、切れることが全くない方は、現代でやっていくには難しいと思います。「私の一切、全てを無批判に受け入れて欲しい」は無理な話(あなたが完全に養う、という意味ですからね)で、「あなたも彼も、お互いを受け入れ、お互い器を大きくしていく」関係でなければ長続きしないと思います。将来にわたり、「そう思えるかも」、そこは予感と覚悟しかありませんが、その直感を信じられる相手に、巡り会えますように。

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一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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自らの目を養うべし

おそらく「男を見る目がない」の一言に尽きる気がします

まずは男性を見る目を養うことから始めてみてはいかがでしょうか
気に入ったから、告白されたから、で付き合うのでなく、付き合う前に今よりさらにもっと相手を知るように心がけてみると確率は減るのではないでしょうか

なんにせよ過去を反省した上で、慎重になるくらいしか無さそうです

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質問者からのお礼

翔玄様、大鐵様
とても早いお返事を、ありがとうございました。(あまりの早さにびっくりいたしました!)

はい。おっしゃる通りです。男を見る目を養わねばですね。
明日から、いろんなタイプの人に、食わず嫌いせず、まずは会ってみます。
そして、すぐに1人の人に飛びつかず、よ〜くじっくり観察してみます。

幸い、シングルに戻りましたので、この機会を楽しんでみます!
またご報告いたします。

最後に、お坊さんからお返事いただけるなんて、
生まれて初めてです。本当にうれしかったです。ありがとうございました。

すみません。おそらく大鐵様 、翔玄様の順番でご回答をいただいていたのですね。
お名前の順が逆で、申し訳ありませんでした。またどうぞよろしくお願いいたします!

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ