仕事がうまくいかなくて辛い
派遣でグラフィックデザインの仕事をしています。自分に自信がなく、いつも必死なので、仕事を心からたのしめず、人間関係もうまくつくれません。
会社の人は悪い人ではないのですが、
いまいち距離感が掴みにくいので、とても気を使ってしまい、いつも疲れます。
私は仕事をする上で人間関係が一番大事なので、この合わない会社を辞めても、また新たな会社で人間関係を築かないといけないので、気が重いです。
私は会社員が向いてない社会不適合者だと思います。
今の職種はすぐに辞めるわけにはいかないけど(でも本当は辞めたい)、残業のない派遣に変わって別で副業を始めようかと考えています。
人間関係が合わないと何もかもうまくいきません。もうしんどくて疲れました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
つらいときには手を合わせ 合掌してみる。
おつらいことと存じます。人生のいきづらさはどうしてもあるものと
わかっていても、つらいものはつらいですね。
おはなしをうかがうと、
あなたさまに「合う」場所、
あなたさまに「合う」人、
あなたさまに「合う」仕事、
というのがどこかにあるはずだ、ということが、
逆にあなたさまを苦しめてしまっているのではないかと
感じました。
ここまで読んでいただけたらわかると思いますが、そのような
場所も人も仕事もありません。
なぜなら、場所もあなたさまの都合でなりたっているものではなく、
他人も、あなたさまの都合でいるわけではなく、
仕事も、あなたさまの都合のいいものだけがあるものではないからです。
お釈迦様は「諸法無我」という教えを説かれています。
このハスノハでもリンクがありますので、一度ご覧になって頂いたら
よろしいかと思います。そこでお釈迦様は簡潔に示されています。
「自分の都合」がすべての苦しみの原因であると。
でも、そんなこと言われても。。。と思われるのが人情です。
すべての自分の都合を捨てることはわたしにだって難しいです。
でも、それを少しづつ小さく、あるいは距離を置くことは出来るのでは
ないでしょうか。
それができるのは「感謝」のこころ、祈りです。
いまある仕事。大変な仕事。でもわたしに「必死」ということを
教えてくれる仕事に、まずは感謝。
間合いが分からず、わたしをどう思っているかはわからないけど、
それでも「悪い人」ではない会社のひとたちに感謝。
そして、懸命にいきてくれている「わたし」に感謝。
うそでもいい。「なんでそんなこと」とおもってくれてもいい。
「ありがとう」と、手をあわせてみましょう。
合掌は「ありがとうの花」です(わたしが勝手に思っていることですが)。
花はあかりのように、あなたを照らし、周りをあたためます。
そしてすこしづつ、あなたの「都合」というものをちいさくして
くれるはずです。
あなたにとって、解答などがほしかったわけではないでしょうが、
なにかのみちしるべにと書いておきました。
どうか、あなたさまにさちあれ。さちあれ。合掌