ペットの死について色々考えてしまいます
先日、自分の息子のように可愛がっていた猫を亡くしました。
元々地域猫のように暮らしていた子のようですが、2年半前に突然の出会いがありうちの子になりました。
あの日の朝、あの子の顔を見たとき、今日でお別れのような気持ちをはっきり感じ、あの子も手を握り返してくれたことが忘れられません。
今日で終わりかもしれないといった気持ちがあったのに、病院で預かりますと言われそのまま預けてしまいました。あの時のあの子の、私を見つめる目が忘れられません。
バカげた話かもしれませんが、その日は驚くほど天気が良く、病院の中もいつもより明るく違う病院へ来たような気がしました。その日病院に来ていたほかの飼い主さんも初めて見る人ばかりで…本当に大げさに言えば、違う世界の同じ場所に来たといった感覚です。
結局最期の時にも間に合わずあの子は死んでしまいました。
でも本当はあの子はどこかで生きていて、私が違う世界へ迷い込んでしまっただけなのでは?と思うときもあります。
それに気になることがあります。亡くなる前日の二日間、とても調子が良かったんです。
排便もあり平熱になり顔つきもだいぶ良くなりました。
ところが身近にとてもネガティブな人がおり、生きているうちから死んだていで会話をされ少し敬遠しておりましたが、心配してくれているんだろうと思い、電話で猫が持ち直したことを伝えました。それでももうダメだ、死ぬに決まっているといった内容のことを言われとても嫌な気持ちになりました。
今までもその人と関わると必ず厄介なことや嫌なことが起きていたため、回復しかけていたのに連絡を取ったせいで亡くなったんじゃないかと思ってしまいます。
今は、葬儀と火葬を済ませ骨を持ち帰り四十九日が過ぎるのを待っています。
生まれ変わりなど半信半疑で生きてきましたが、同じような猫種の猫を探してしまいます。しかし似ている子がいてもあの子ではないと思えてくるのです。
ペットの死について検索していると転生するやら何やら書かれていますが、どれもこれもただの気休めで飼い主側から見た勝手な希望のような気がします。
本当にあの子は帰ってくるんでしょうか?
生まれ変わりや、また同じ魂に出会えるなんてことが、本当にあるのでしょうか?
それに、やはり私があの人のマイナスのオーラを吸い込んだのでしょうか?
今やあの子がいたことのほうが夢のようです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
信じきりましょう!
信じてください。
この子は必ずあなたのところに
戻ってきます。
必ず戻ります。
戻らない訳がないじゃないですか?
迷い子になって、
あなたの前に現れた、
あなたと一緒にいたかったから。
残念なことに、
寿命を卒えて
極楽浄土に還りましたが、
あなたのことが、
大好きで大好きで、
仕方のない子だから、
またすぐに戻ってきます。
愚僧はご相談を
読んでいてこの子は
戻ると確信しましたよ。
亡くなる2日前、
この子は最後の力を
振り絞ってあなたと、
最後のお別れをしたんです。
臨終に立ち会えたかどうか、
なんてどうでもいいのです。
お別れができたのですから。
人間と比べて、
寿命の短い子ですから、
お別れは仕方のないことです。
だからこそ、
また出会いますよ。必ず!
愚僧も秋田犬のヒロを
昔亡くしました。
3年ほど前に、
トイプードルのラッキーの
里親になりました。
犬種も大きさも違いますが、
生まれ変わりだと、
確信しています。
姿形ではなく、
この子の魂を見てくだい。
人間だろうと、
猫だろうとどうでも、
いいのです。
こうしてこの娑婆世界で
出会えた御縁、
ありがたいじゃないですか!
ありがたい出会い、
ありがたい人生、
また新しい出会いを
どうか大切になさいませ。
合わない方とは、気を移さず、
さりげなく(笑)
お幸せを祈っています。
質問者からのお礼
花山雲吉さま
お返事ありがとうございます。
読んでいて涙があふれてきました。
あの子は私が知り合いと一緒に会社を立ち上げた頃、ふと現れたのです。
そして、不安な中いつも一緒にいてくれたのです。
あの子のおかげでいつも心暖かくいられた気がします。
本当に優しい子で…でもあの子の死を受け止めなければならないと思いました。
あの子が戻ってきてくれるのであればなおさら、まずはきちんと天国へ行けるようにきちんと見送ってあげなければと思いました。
どうやらとても体の弱い子で、外にいた頃病気をもらったようでした。
エイズも陽性で、うちに来る前に大きな手術もしたようです。
(偶然にも、地域猫のように活動していた時に面倒を見てくれていたかたと同じ病院へ行ったため、顔・体つきやレントゲンからその子だと判明し、過去の病歴や手術もその時知ることができました。)
痛い思いをたくさんしてきた子だと思うとなお愛おしく、出会えたことが本当に奇跡に思えました。
10kg超という大型の猫だったせいか本当に自分の息子のようでした。
大切にしてきたつもりでしたが、最期の時に傍にいてあげられず本当に心残りで一時は一緒に逝ってしまおうかと思ったほどでしたが、花山さまのお言葉に救われた気がいたします。
ネガティブな知り合いも、ネガティブではありますが猫好きなかたですから心配ゆえの言葉だったのだろうと思うことにします。
それこそあの子が亡くなったことを人のせいにするのは、あの子のためにも良くないですよね…
これからは、あの子がそばにいてくれたことを思いながら新しい旅立ちを前向きな気持ちで見送ってあげられるよう努力してみます。
思い出して泣いてしまうときもあるかもしれませんが、きっと戻ってきてくれると信じてみます。
本当に、ありがとうございました。