生きるのも死ぬのも怖い
父が末期ガンになり、最近人が死ぬということを身近に感じとても怖くなりました。
また私は今まで人間関係が不安定で沢山人を傷つけ自己中心的な考え方で生きてきて、私みたいな人間は絶対地獄に落ちてしまうと思うととても怖くて夜も眠れません。
また過去の過ちや自分の考え方などそのその都度反省しますが同じことを繰り返したり、いつまでも成長しない自分に辛くなり、このまま生きていてどんどん罪を重ねていくのも怖いです。
今の自分と一生懸命向き合うしかないのは理解していますがどうしてもいろんな恐怖が先行して毎日つらいです。 どうしたら毎日前向きに過ごせるようになるのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
生きる意味の答えは自ずとわかる時が来ます。
初めまして、お早う御座います。
私も、大切なかけがえない人を失いました。30代で妻を病気により看取り、その後にご縁があった方を震災で失い、祖母やその後を追うように父も病気により看取りました。妻を介護している時に、長男の障がいが見付かったり、父子家庭として2人の子どもを育て、自分のケアも出来ずに・・心が追い詰められている事すら気が付かずに過ごし命を絶とうとしてしまい、蘇生をされ今があります。
生きる意味など、此方から追いかけなくても自ずと現れます。人は忘れやすく、大切な人の死や病気により、目の前にある全てが当たり前ではないという事を思い出し、健康な身体も大切な人もいる事の有難みを痛感するのです。
大切な気づきを与えて頂けたのです。亡き、彼女が残してくれた言葉があり、その言葉に多くの気づきや私を後押しをしてくれた言葉があります。
私たちは、過去でもない、訪れてもいない出来事を考えてしまうから・・それが不安になり心配にあります。それよりも、二度とないこの瞬間という今をあなたらしく過ごして・・この言葉です
難儀する出来事も、時が留まらずに動き出すのと一緒で必ず動き出します。過ちは誰にでもあります。その事に気づきを与えて頂けたのです。完璧な人はいないのです。プラスに考えて、結果をすぐに求めずに・・少しずつステップアップして過ちを少なくして行けば良いのです。気づき、反省をした時点で懺悔されたのと一緒だと思います。そして人は何歳になっても成長をするのです。
お父様との時間、考えるよりも・・いつもの自分で、笑顔で命の時間を過ごして欲しいと願っております。お互いの心のアルバムに想い出を刻んで、この瞬間を大切に過ごしてください。お父様も、あなたが悲しんで過ごす事を望んでいません。亡くなったら終わりではありません。新たなストーリーに向けて歩み出すのです。魂は、愛した家族や人に入って共に歩みます。想いに共感をして、泣いて・・お互いのペースでそれぞれが新たなストーリーに歩み出し、純粋に祈れば・・隣に現れて祈る姿に微笑んで応えてくれます。
黙っていても、時は動いています。あなたには、あなたにしかない良さがあります。そして、運命も自分自身もいくらでも変えられます。あなたらしく人生と言う長い冒険旅行を仕合せに歩めますように。辛い時、いつでもお寺のメールにメッセージください。合掌
質問者からのお礼
永寛様
回答ありがとうございます。
ひとつひとつの言葉にとても救われました。
焦らずゆっくりこれから自分をみつめて過ちを少なくできるように、今を大切にしようと思うことが出来ました。
これから不安に負けそうになったり辛い時は時は何回も繰り返しこの言葉を読ませて頂こうと思います。
本当にありがとうございます。