自分の長所は「歪み」なのか?
朝からビジネス書を読んでいて、精神医学と鬱の話が載っていて、その中に「認知の歪みは鬱になる」とありました。
さらに読み進めていくと、「他人から褒められた時に自分を実際以上に過小評価したり、自分が失敗した時に自分のミスを過大評価する考え方は認知の歪みで鬱になりやすい」とありました。
私は、地方の所謂進学校を出て都会の一応一流大学(旧帝大クラス)に入り、非正規ではありますが職に就き、それをリタイアして音楽活動を続けていますが、自分に対する褒め言葉を過大評価し過ぎず自分の失敗に対して過小評価し過ぎず大変厳しく自分を律してきたので、一流大学にも入れたし非正規でも働けてリタイアするだけの貯金も作れたし、歳を取って始めた音楽活動も10年以上続けてこれたのです。
そういう私の長所というか誇りにしてきた考え方を単に「歪んでる」みたいな言葉で相対化されて凹んでいます。
私の生き方は鬱を引き起こすのか?と。
確かに学生時代に、色々な用事を引き受け過ぎて精神的過労から3ヶ月ほど休学したことはありますが、それを1年くらいでリカバーして一流大学に合格しました。
何か、鬱を嫌い気楽に生きたほうが生きるのには楽、みたいな風潮はありますが、私はそれだと凄く退屈な日常で飽きてしまって何かやり出すと思います。
今でも他の人から見ればストイックであまり休まない日々ですが鬱にはなってはいません。
こういう、精神医学とか心理学系の著者が人間が本来持っている精神力とかバイタリティを相対化して茶化す言葉の使い方は、何か言葉そのものを貶めているような嫌な感覚があります。
人の営為を「歪んでいる」と脅して「お前は病んでいる」と診断して合理的や科学的な視点だけで人間存在を割り切る姿勢には凄く違和感があるし、たとえ言論の自由だとはいえ大手出版社が自分たちの著作で取り上げて人を傷つける意義があるのか、さっぱり分かりません。
洞察力が強すぎる
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
人それぞれなんだと思いますよ。
例えば栄養不足な人には「たくさん食べた方が体にいい」という言葉が合うし、肥満の人には「少しだけ食べるのがいい」という言葉が合いますよね。
同じようにあなたにはあなたに合う生き方があるのですから、合わないビジネス書に無理やり合わせる必要もないし、気にして悩む必要もないと思いますよ。
十人十色、人それぞれですからね。
ビジネス書などは「そういう考察もあるんだな」と読み流したらいいと思いますよ。
きっとどこかの誰かにはそのビジネス書が合うのでしょうね。
今の自分に自信を持ってくださいね。
「うつ」は自殺の要因になる
「うつ」は自殺の要因になります。
命をかけてまで「歪み」を追求する必要はないと思います。
でも、全く歪みのない人もいないでしょう。
歪まないようにしようと思っても歪みは生じます。
まぁ、適当で良いのではないでしょうか。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
ミュージシャンに多いのですが、褒め言葉を過大評価して自分の才能を過信して自意識が大きくなりすぎてヒットが出なくなった時に自分を客観視できず薬物や犯罪に走ったりしますよね。
褒め言葉で付け上がる、そう言えば某国の首相夫人も周りをイエスマンで固めて褒め言葉に付け上がってますね...旦那が失脚してただの人になったらどうなるやら。
ネットより本の方が確かな知識や情報があると思い、コロナウイルスで家に引きこもりがちなので本をたくさん買って読んでますが、こんなのばかりで逆にストレスになります。
かと言って、ネットやSNSはもっと殺伐としててできれば近寄りたくないのですが...
歪み、なんて言葉を人の性格診断みたいに安易に使うのはやはり書き手が傲慢なんでしょうね。
回答ありがとうごさいます。
歪みという言葉が語感として強すぎなんですよね。
恐らく欧米の心理学や精神医学の用語の訳語でしょうけど。
そもそも、人の生来の気質って例えば精神医学や心理学的な手法を駆使しても変わるものでもないです。行動や言動は変えられても。
あまり気にしなくてもいいのかもしれませんね。
ただコロナウイルス絡みで外出できないストレスの下でこの歪みという言葉は応えたのも事実です。
ありがとうございました。