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不妊治療が先か結婚式が先か

回答数回答 3
有り難し有り難し 32

現在、私が原因で
不妊治療しないと授かりにくい身体と
お医者様に言われている24歳で旦那も同い年です。
結婚して2年経ちますが
未だに妊娠していません。

私はなぜか結婚する前から子供が欲しいという気持ちが人より強いです。
自分でも何故こんなにも子供に執着してるのか分かりません。。
最近は友人の妊娠報告を聞く度に不安や焦りがすごくて、毎回暗い気持ちになってしまいます。
もういっそのこと、子供ができなくても
旦那と一緒に楽しく生活すればいいじゃん!!って開き直れれば楽なのにな、と
思っています。

私達夫婦は結婚したらすぐ子供が欲しかった為、結婚式や新婚旅行にも行かずに妊活をし始めました。
でもなかなか妊娠出来ない為、
最近結婚式挙げたいな、、新婚旅行も行きたいなという欲が出てきました。
でも、今不妊治療し始めなければ
どんどん妊娠出来る可能性も遠のいてしまいそうで正直決められません。。

結婚式や新婚旅行に行ってから
不妊治療を始めても遅くないでしょうか。。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

式と旅行を優先したほうが良いかと

こんにちは、初めまして。

不妊治療と結婚式(と新婚旅行)どちらを優先すべきか、とのお尋ねです。
様々に思い悩まれいてるご様子が伝わってきます。

ご主人とあなたが共働きかどうかという点が分かりませんが、時間の余裕というということでいうならばお若いうちに結婚式をする方が良いと思います。結婚式だけではなく新婚旅行(海外がご希望なら尚更)ということですから、まだ会社の中で新人の内のほうが責任も少なく休みも比較的取りやすいでしょう。また周囲の理解もあるはずです。これが中堅どころになっていくと、難しくならないでしょうか。

不妊治療は日常生活を送りつつだから後でも出来ましょうが、式と旅行のような非日常のことは適切な時期があると思います。準備とその期間といってもそんなに多く時間をとるわけでもないので、今の内にやって後に治療に専念するほうが良いと思います。もし順序が逆になると、不妊治療の成果に時間がかかるほど、結婚式と旅行をしてないことが逆にストレスになると思います。

以上の点から、早めに式と旅行をすべきかと思いました。

ご参考になれば

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有り難し
おきもち

浄土真宗本願寺派報恩寺住職(兵庫県三木市) 本願寺派布教使 元本願寺布教研究専従職員 元龍谷大学講師 元篤志面接委員(法務省管轄) 真宗学修士、心理学学士 Fmみっきい(地元ラジオ局)出演中 趣味:サックス 2019年末頃から回答しています
応談できる時間帯は、その日によって違いますのでお確かめ下さい。 月曜日〜金曜日(祝日除く)13時〜21時 土曜、日曜、祝日 18時〜21時 お盆(8月1日〜15日)、お彼岸は対応できません。

今この時だからこそ考える部分も

ご相談拝読しました。

不妊治療が先か、結婚式や旅行が先かというご相談ですが、通常時と今の状況では考え方も異なるかと思います。言うまでもなく新型コロナウイルス感染拡大の問題です。
下記にリンクを貼りますが、現在は新型コロナウイルスが妊娠初期に胎児にあたえる影響が不明なこと・母体から胎児への感染の有無が不明なこと・治療薬が妊婦へ禁忌の薬剤である可能性のあることなどの理由から、不妊治療の延期を選択肢として考えるべきことが一般社団法人日本生殖医学会から声明として出されています。

一般社団法人日本生殖医学会
http://www.jsrm.or.jp/

声明文
http://www.jsrm.or.jp/announce/187.pdf

一方で、式や旅行ならば問題はないかと言うと、こちらも現状では感染リスクに配慮がなされるべき状況下にあります。

もちろん何もかもダメなんだという思いにとらわれてしまうと過度なストレスになりますから身心によろしくありません。
大切な事は夫婦・ご家族でよく話し合って決める事や専門家の知見を頼ることであると思います。

>もういっそのこと、子供ができなくても 旦那と一緒に楽しく生活すればいいじゃん!!って開き直れれば楽なのにな

とのお気持ち、私たち夫婦も同じような状況にありましたのでお気持ち痛いほどわかります。
でも開き直りなんてできないのですよね…。

落ち込み、ふさぎ込むことがある日々であろうと、実は目の前のパートナーと出会い、ともにいられること自体が奇跡的なご縁です。

悲しみも不安もともにシェアして、気分転換も交えつつ、ご夫婦で今の状況を注視しながら行動を選択していきましょう。

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有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

気分転換も必要。

この2年間はお辛かったですね。

でも
妊活も毎日し続けることではないですよね。
1・2週間くらい別のことをするのも
妊活にプラスになると思いますよ。

子どもは
まさに授かりもの。
「妊娠しないのは100%自分の責任だ」
とは思い込まないように。

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有り難し
おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

質問者からのお礼

貴重なご意見ありがとうございました。
不妊治療を後に、結婚式や新婚旅行に重点を置いて準備していきたいと思います!
少し妊活のことは忘れて
旦那との2人の時間をおもいっきり
楽しんでいこうと思います。

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