こんばんは。前回「いつも元気な私！」の方ですね。丁寧にお返事を下さり、ありがとうございました。
　また、今回はご家族の事情をお話くださり、ありがとうございます。その中で、みなさんと（それなりに）仲良く暮らしていること、大変な部分もあろうかと思いますが、よくやっていらっしゃると思います、掛け値なしに。
　さて、質問いただいて１日半経ってしまっていますが、推測ですがお坊さん方も答えあぐねている所があるのではないかと思います。私も「うーん、どうしたら…」の部分もあります。
　しかしその中で、取り敢えず本題ではないけれど、「ライバル心を捨てたら？」はお話します。
　もちろん貴女は、「女性として生まれたからには」もう１人子どもを産み育てたい、と感じていらっしゃるのでしょう。そこは「経済的なことや体力的なことを含め考えて、できるのなら是非」と思いますが、「前妻には…」のところはいま一つ肯けません。
　もちろん、ここは貴女の主たる思い出はないのでしょうけれど、そして自然にわき上がってきてしまうのでしょうけれど、肯けない。
　ひとことで言えば、「前の奥さんの時とは状況が違う」のです。今は既に３人の子どもがいて、もしかすると慰謝料とか養育費も発生しているかも知れません。あなたは「既に２人の子どもがいる男性」と結婚したのであって、もし彼がそういう人生を送ってきていなかったなら、彼はもっと違った人であったでしょう。つまり、「そういう歴史を背負った方」だから結婚できた、という事なのです。
　分かりませんが、「はぐらかすような答え」は、貴女の気持ちを尊重している部分もあると思いますよ。他の条件が揃えば、産ませてあげたい。育てたい。でも…
　推測するならば、お金が引っかかっているような気がします。実際に幾ら掛かるのかは計算しないと分かりませんが、こんにち、かなりの金額を用意しなければならないのは、残念ながら事実です。でも、そこも言いたくない。男としてプライドでしょうけれど。
　なのでね…酷な話かも知れませんが、ご長男が独り立ちしたら、状況が変わることはあるかも、と思いますが、そこも言いにくいですよね。…なのでね…「はぐらかすような答え」になっているのではないか、と推測します。

佐藤良文

光圓寺

一般大学（一般的でもないが…）から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...

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