hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

子供が出来るのが怖いです回答受付中

回答数回答 3
有り難し有り難し 10

いつも親身にご回答頂きありがとうございます。
最近夫がそろそろ子供が欲しいとよく口に出すようになりました。
お互いに適齢期になり産休育休が取りやすいタイミングから逆算すると確かにちょうど良い時期なのだと頭では分かっているつもりです。
しかし気持ちが追いつかず、不安が勝ってしまいます。
自分の生い立ち(両親は授かり婚でした。そのためか喧嘩が絶えず私さえ居なければ良かったのにと言われたり、置き去りにされたりしました)や収入、メンタル面、体型の変化等々考えてしまい、私は親になるべきではないと思ってしまいます。
夫は支えていくから大丈夫と言ってくれますが、自分の中で踏ん切りがつきません。
どうしたらよいでしょうか。

2025年7月21日 1:32

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ダウニーさん、こんばんは。
勇気を出してのご質問をありがとうございます。
丁度よい時期だと頭では分かっているのに妊娠・出産が怖いし不安なのですね。
たくさん悩まれたのでしょう、苦しかったですね。

一番気になったのは
「自分の生い立ち(両親は授かり婚でした。そのためか喧嘩が絶えず
私さえ居なければ良かったのにと言われたり、置き去りにされたりしました)」という所です。

それらが心の傷になっていないだろうか?と気になりました。
また、その体験が育児に影響しないか不安になられていないかな?とも思いました。

一番にはその話を夫婦でゆっくり話し合うことが大切で、心の癒しに繋がるだろうと思います。
旦那さんの育児協力などもスムーズになる可能性もあります。

夫婦でしっかりと話し合い、それでも専門家の助言が必要だと感じたときは、幼少期のトラウマケアを受けたら良いのではないかなと思います。

カウンセリングは時間もお金も掛かりますが、出産してから受けるのはもっと大変ですから、先手を打つのは賢い選択ではないかなと思います。
hasunohaにも臨床心理士の先生がおられますからZoomもできますよ。それから妊娠、出産の準備に入っても遅くないと私は思います。
決断するのはダウニーさんです。
焦らず、旦那さんと話し合い、
これからも良い人生を歩んでくださいね。

2025年7月22日 0:29
{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして! 覆面僧侶・きみーです。 ハスノハであなたと出会えたことを嬉しく思います。 私はこれまで、様々な方々の人生に寄り添い、心の声に耳を傾けてきました。 ・産業カウンセラー ・緩和ケア病棟・傾聴ボランティア ・刑務所、専門学校キャリアガイダンス講師 ・就職相談室カウンセラー ・人材派遣会社・事業コーディネーターなど 特に、20代〜40代の方々からは、仕事や人間関係、自己成長など、様々な悩みをお聞きします。 ゲシュタルト療法や交流分析といった心理学の手法を学び、あなたの心の奥底にある感情や思考に寄り添いながら、一緒に問題解決を目指します。 あなただけの心の風景を描いていくような、 そんなカウンセリングを心がけています。 一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。一緒により良い未来を描いていきましょう!
※ZOOMは覆面ではなくて素顔です、ご安心ください(⁠^⁠^⁠) カウンセリングの日時は予約をしていただけたら柔軟に対応可能です。特に15:00〜21:00は対応しやすいです。 (7・8月の土曜日だけ、お休みをいただきます) 信頼関係構築→傾聴→技法、あなたを最大限大切にします。 「傷つきを築きに」そして気づきに。自律へと導くカウンセリング 【人生の羅針盤】人生の道標となり、迷いを解消しコンシェルジュとして旅のお供をします。 [カウンセリングについてご一読ください] ハスノハはカウンセリングルームの対面と違い、ZOOMだけのやり取りになります。 カウンセラーは「聴く人」ではありますが、クライエントさんの身体の動きや微細な変化も見逃さないでカウンセリングをしています。 腕組みをしたり、眉間に皺を寄せたり、涙を我慢したりと表現は人それぞれです。 画面オフも歓迎ですが、 声のトーンだけを頼りにするしかなく、情報が足りないのが現状です。 皆様のお悩みを全身全霊で解決する覚悟でおりますが、誤解やすれ違いを避けられないことも稀にあります。 ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

旦那さんを信じて良いのでは

 私は女性でないので恐縮ですが。
「自分の中で踏ん切りがつかない」のは、もっともなことだと思います。だって未経験のことですし、ご自身の思い出もあるでしょう。けれど。
 お仕事をされている中で、タイミングが来ているなら、そして旦那さんが言ってくださるのなら、その言葉を信じて良いのではないかと思います。もちろんその前に、ある程度のリサーチは必要でしょう。生活がどうなるのか?旦那さんがどの程度協力できるのか。あなた方の親御さんは力を貸してくれそうか。
 しかし、リサーチはそこそこな方が良いと思います。全てを想定しようとしたら、たぶん滅入るばかりでしょう。そして、世の中の情報は大概「こんなに大変!」というばかりで、「子どもがいることは、こんなにも楽しいよ。夫婦の仲が深まるよ」という話は少ないからです。現代、そういう話を出そうすると「リア充自慢うぜー」とか言われやすいですからね。全く余計なお世話です。
 少なくとも私たち夫婦にとっては、子どもといる生活はとても面白く、活気あるものです。色々心配事はありますが、それさえも今となっては貴重な思い出です。
 あなたは多分、子どもにとって親がどれだけ大切な存在なのか、よくご存知のはず。どう応えてあげると子どもが安心するかも。更にそして、「子どもに全力投球!」できなくても、実は結構しっかり育つものです。
 未来のことですから、私から「絶対大丈夫」とは言えません。けれど「人からこれほど純粋に慕われ求められる」経験は、母子の関係より深いものはないと感じます(今の所)。そして、多分あなたは妊娠出産に耐えられるように、成熟している。
 夫婦2人の世界と、子どももいる世界は、様々変わることがあるでしょう。それゆえの大変なこともきっとありますが、それだからこそ体験できることや感情も、あるのですよ。

2025年7月21日 22:58
{{count}}
有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

決断のタイムリミット(暫定)を設定する

子供を望むか望まないかは、結婚生活にとっては重要な部分ですが、年齢というタイムリミットがありますね。
踏ん切りがつかないのは、タイムリミットまでまだ少しあるからではないでしょうか。
でも、例えば進学や就職等も、卒業という期日が目の前に迫ってきたら決断せざるを得なくなって、必ずしもベストではなかったとしても、その当時の判断としてベターな決断をしてきたでしょう。
ですから、産むか産まないかはどちらでも良いのですが、それをいつまでに決めるかという決断のタイムリミットを、まずあなた自身が考えてみて、できればご夫婦でも話し合ってみてはどうでしょうか。
夫にとっても、本当に子供が欲しいのであれば、そのタイムリミット以降にどうするかを考えさせてあげなければなりません。
産むのは女性なので申し訳ないですが、子供を望む権利は男女共にあると思いますので、配偶者が子供をの望まない場合には、例えば里親となって養子をもらうとか、代理出産とか、最悪離婚もあり得ます。
人生は意外と短いので、タイムリミットを決めて決断していかなければ後になって後悔する可能性があると思います。
もちろん、タイムリミットが近づいたときに「タイムリミットの延長」をすることはOKですので、絶対の期限ではなく、とりあえずの期限を考えてみてはどうでしょうか。

2025年7月22日 0:32
{{count}}
有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

煩悩スッキリコラムまとめ