両親からの結婚の反対
私には4年間付き合って、先日プロポーズされた彼氏がいます。
ただ彼氏と付き合いはじめのころに親に交際の事実を伝えようとしたら強固に反対されてしまい、隠れて交際していました。彼は同僚なので、写真は過去にみせたことがあります。
実は彼の前にも告白してくれた人との交際を強く反対されたことがあり、その人とは付き合うのを諦めざるを得なくなった過去があり、隠してしまったのです。また、お見合いをしなさいと言われていたのも嫌で逃げ続けていました。
この度プロポーズされたので、両親に紹介したいと伝えたところ、二人とも大反対でそれならば親子の縁を切ると言われました。
反対の理由は、家柄が違いすぎるとか、顔が不細工だとか、身長が小さい、あなたは騙されている、財産が目当てだ、不幸になる等、根拠もなく納得がいきません。努力で改善できないことばかりです。
日々電話やメールで彼の悪いことばかり言われ、学費を返せとか、別れるよう言われることに疲れ、両親とは最低限しかメールしていません。嫌なことを言われるとメールも返信できません。実家にもかえりたくなくなってしまいました。もともとは家族には気を使いつつも仲良くしてきたと思っています。
ところが最近は母がこの心労で夜も眠れずに精神的に病みつつあるようで、父から早く別れてほしいと催促されます。
両親を苦しめたくはないのですが、どうしても私自身の思いを貫きたいと思ってしまっています。でも、両親が倒れるのは悲しすぎます。それでもいつか両親に理解してもらえるのではないかと思ってしまう自分もいます。
ちなみに彼は両親に反対されていることは知っています。そして、両親か自分かを選らばなければならなくなったら両親を選ばないといけない、こんな状況では幸せになれないといっています。
彼氏と両親のどちらも手放したくない私はどうしたら良いか分からず日々仕事に逃げて現実から目をそらしてしまっています。
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二兎を追うものは一兎をも得ず
こんにちは、初めまして。
彼氏さんとご家族の間で板挟みになって戸惑っていることでしょう。
お悩みのことと、お察しします。
ご縁を頂いたので、私の感想を申し上げます。
取捨選択はもちろんご自由なので、ご参考になれば幸いです。
「彼氏と両親のどちらも手放したくない」という折衷案は、もうすでに限界に来ているのではないでしょうか。
このようなご両親の反対の姿勢は、前回も同様にあったようですね。あなたは、今回もきちんと手順を踏んでご両親に「付き合いはじめのころに親に交際の事実を伝えようと」されています。しかし、「強固に反対されてしまい、隠れて交際」して今に至るのでしょう。
ご両親は「お見合いをしなさい」と言われているように、自分たちの気に入る人とでなければ認めない、という結論ありきの傾向が強いように感じます。今回は結婚で、自分たちの意を通そうとしていますが、これは結婚だけにとどまるでしょうか。新居を構えたり、自分たちへ会いに来る頻度だったり、老後の世話をすることなり・・・、人生を通して全てあなたを意のままにしようとするでしょう。
お母さんが、不眠症で「精神的に病みつつある」とのことで、「父から早く別れてほしいと催促され」ているようですね。お母さんのことはご心配でしょう。しかし、精神的な病は、お医者さんとお父上に任せるほかないと思います。その病が、もし子離れができない自分の子煩悩(とてもネガティブな意味で)に起因しているならば、あなたが折れることは返ってその弊害を定着させてしまうことにもなるのだと思います。冷たいようですが、ここは両親に子離れができない自分たちと向き合ってもらうべき時だと思います。
月並みな言い方ですが、二兎を追うものは一兎をも得ずになっていませんか。
自分の決断の上に、「いつか両親に理解してもらえるのではないか」という日がくるのを期すべきだと思います。その道こそが、あなたにとっても、ご両親にとっても長い目で見て、幸せになる程よい距離感を醸成できるのではないかと思います。
ご参考になれば幸いです。
質問者からのお礼
アドバイスいただきありがとうございます。
私も両親が子離れできていないということは気がついておりました。私自身は仕事をきっかけに独り暮らしをはじめて10年弱になり、経済的にも精神的にも自立したつもりです。母は子供たちだけが生き甲斐の日々で、その娘が自分の意にそぐわない結婚をしようとすることに対して許せない騙してきた裏切られたと思っているのだと思います。父もこの結婚話には大反対で、以前は彼のことだけを悪く言っていましたが、ここ最近は私にも「お前のせいで母がおかしくなった」と責めるようになってきました。
親からの連絡が怖くて怖くてたまりません。でもそんな事にしてしまったという自責の念もあります。
両親にはなんとか早く立ち直ってもらいたいと思います。私にできることは何かと日々自問していますが答えは出ません。
はなしを聞いてくださってありがとうございました。