親離れの仕方回答受付中
20代後半、社会人で一人暮らしの女です。
今年彼氏が出来、デートや旅行などに行き、楽しく過ごしていました。
親は過保護なため、内容等詳しく伝えていませんでしたが、結婚も考えていたため付き合っている人がいることは伝えていました。
最近、外泊等がばれ、過去どのくらい外泊したのか、いつ家に泊めたのか等詳しく聞かれ、家に止める、外泊、旅行禁止と言われました。
もういい大人ですので、それに従うのは違うと思い、完全に従ってはいませんが、そこから干渉が酷く、酷い叱責、彼を責めるような言葉を何度も言われ、もう限界で、死んでしまいたいとすら思ってしまいます。
親にも心配をかけ、体調が悪くなってしまった等言われましたが、私も正直限界です。
昔から反抗期もなく、ただ親の言う通り過干渉を受け入れてきましたが、このままだといけないと思い、相談させていただきました。
上手く親離れする方法や、親の言うことを聞かないことへの罪悪感の対処法がございましたらご教授いただけますと幸いです。
よろしくお願い致します。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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親離れ・子離れの難しさと、罪悪感との向き合い方
文面から伝わってくるのは「親の期待に応えなければ」「心配をかけてはいけない」という思いと、「でももう大人として自分の人生を歩みたい」という二つの気持ちに挟まれた苦しさです。親を思う優しさが強い方だからこそ、反抗期もなく従ってきたのでしょう。しかし今、その優しさが自分を追い詰める要因になっているのですね。
【親離れと子離れ】
仏教の教えには「縁起」があります。すべての関係は縁によって生じ、やがて変化していきます。親子の縁も同じです。幼い時は全面的に守られる縁、大人になれば互いに自立し支え合う縁へと姿を変えるものです。親が子を思う気持ちは尊いですが、そのかたちが「過干渉」となれば、かえって関係を歪めてしまいます。親離れ・子離れは「縁が新しい段階に変わる」という自然な流れなのです。
【罪悪感の正体】
「親の言うことを聞かないといけない」という思いは、長年の習慣によって心に根づいたものです。ですが、それは「孝行の形」ではあっても「本当の孝行」ではありません。仏教でいう「孝行」とは、親に盲従することではなく、自分らしく生き、心身を健やかに保つことです。あなたが幸せであることこそ、親にとっての安心となります。罪悪感は、「親を大事に思っているからこそ」生まれる心です。その心を否定する必要はありませんが、「従う=大事にする」だけではないことを知ってください。
【実践できること】
・境界線を意識する
「これは私の人生の領域」と、心の中で線を引きます。親に言われたことをすべて受け取らず、自分で選ぶ練習を少しずつしてみましょう。
・感謝を添えつつ断る
「心配してくれてありがとう。でも私はこう考えている」と、感謝と自分の意思を一緒に伝えることで、衝突を和らげられます。
・支援の輪を広げる
信頼できる友人や専門のカウンセラーに気持ちを話すことで、親との関係を相対化でき、心のバランスを取りやすくなります。
【最後に】
今の苦しさは「自分の人生を自分の足で歩もうとしている証拠」です。過去に反抗できなかったことを責める必要はありません。むしろ、その優しさがあったからこそ、ここまで親を大切に思えたのです。これからは「親の期待に応える」から「自分の人生を生きる」へと、一歩ずつ歩みを進めていってください。
合掌
ご質問ありがとうございます。
親からするとどのような人とお付き合いしているのか分からない為に不安感だけが膨れ上がっているのかもしれませんね。一度彼氏とあなたの両親と一緒に食事会でもして彼氏が信頼できる人であること、あなたのことを大切にしていることを知ってもらうのがいいと思いますよ。
もしそれでも彼氏に対する暴言が止まらない時はもう実家に帰らずに彼氏と幸せな家庭を築いてくださいね。もしかしたら時間が解決してくれるかもしれませんしね。
聞いた話ですが結婚を反対していた親が孫の顔を見たら手のひら返しで喜んでくれたなんてこともありますしね。
完全に絶縁しなくても状況が変わると関係も変わることもありますからね。
彼氏にも親が悪いことを言うかもしれないけど私は大切な人だと思っているから心配しないでね、私のことが心配な親バカなだけだから許してあげてねと伝えておきましょうね。
あなたはあなたが幸せになることを最優先にしてくださいね。
親にとっては子供の幸せが一番の幸せなのですから。