最愛の母が急に旅立ちました…
3月に最愛の母が亡くなりました。
12月下旬に体の異常を訴えてから約3ヶ月の出来事でした。
当初は肩が痛いと言い出し、本人が五十肩だと言っていたので自分もそう思い込んでいました。
しかし、その後も状態は一向に良くなるどころか、食事も喉を通らず激ヤセし、歩くことも出来ないぐらいに悪化。
紹介状を頂いた病院での診断結果はガンで入院してからちょうど1週間後に息を引き取りました。
当初は深刻に考えていなかったため、本当に急なことで未だに心の整理がつきません。
異変に気付いてあげることが出来なかった上、何とか少しでも早く治してあげたいと病院を連れ回してしまい、それが逆に体に負担を掛けてしまったのではないかと申し訳ない気持ちと後悔の念でいっぱいです。
特に最後の方は会話もままならないまま息を引き取ったので母がどう思っていたのかもわからず、そのことが心残りです。
父や他の兄弟よりも長い時間一緒に過ごしていただけに良い時から悪くなるまでの経過を全て見てきており、更に唯一自分だけが最後を看取ったので寂しさと悲しさは他の家族よりも深いかもしれません。
周りからも言われ、いつまでもくよくよしていてはいけないとわかってはいるのですが、四十九日法要が済んだら悲しさと寂しさがより強くなりました。
また、母の死後に家族や親戚間の人間関係のゴタゴタなどもあり、精神的な疲れの上に寂しさや悲しさなども入り交じって自分でもどうすることが最善であるのか正直わかりません。
長文で申し訳ございませんが、お知恵をお貸しください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
焦らないで、ゆっくり進んでいきましょう。
お辛いと思います。まずは、今心の疲れと同時にショックもあると思うので、心身を大事にして下さい。
大事な事に他人が好き勝手を言うご無礼をお許しください。
「周りからも言われ、いつまでもくよくよしていてはいけないとわかってはいるのですが、四十九日法要が済んだら悲しさと寂しさがより強くなりました。」と書かれていますが、周りの事を気にしなくていいと思います。くよくよしてもいいと思うんです。今気が済むまでくよくよしていいと思います。それだけ、あなたにとってショックは大きかったと思います。身内の死というのは、人生において大変大きな出来事です。あなたは、それほどお母さまを大切にしていたという事です。
ちょうど今コロナでたくさんの人が亡くなっていますが、実はそれ以前にも毎日多くの人が亡くなっていたのです。人は必ず死にます。死ぬ日を選べません。例えば病にかかればそれこそ我々だって1週間で死ぬこともある。コロナでなくたって亡くなります。
死は、厳粛な事実です。良いとか悪いとか、早く忘れるべき、乗り越えるべきという事を超えた大切で重い出来事です。どうすることが最善か分からないと書かれていますが、何が今一番不安でしょうか?
まず、私が思うのは、どうしようもできない事と、できる事を分ける事です。どれだけ後悔してもお母さまは戻ってきません。あの時こうしていればということは考えてしまいますが、その時は選べないことがあった。上の文章を読んでもあなたは自分のやれることを精一杯されたと感じます。お母さんは最後の3カ月不安だったかもしれないけど、あなたがいて嬉しかったのではないでしょうか?(看取ってくれる人すらいない人が多い現代です)
できることがあるとすれば、あなたがお母さんの存在に感謝しながら、一生懸命生きて行く事です。くよくよしながらで良い。元気無くたって良いんです。お母さんの思い出を胸に歩んでいくことです。浄土真宗では亡き方は仏様になると言われます。あなたが手を合わせるたびに、お母さまを思い出してあげて下さい。心の中で、出会い直していくという事があると思います。あの人だったらどうするかな、どう言うかなと折に触れ思いを馳せる。それが出会い直すという事だと思っています。お母さんにとって、あなたが、自分を大事に生きていかれることが願いではないでしょうか?ゆっくり整理していけばいいと思います。
質問者からのお礼
釈義行様
ご回答頂き、ありがとうございました。
親身に話を聞いて頂いた上、的確なアドバイスを頂き、本当に感謝の思いです。
母がいなくなったことは悲しくも現実であると受け止めております。
それだけに一人で悲しみや寂しさに浸り、一人で泣きたい、一人になる時間が欲しいと勝手ながら思っているのですが、一緒に済む父に理解がなく、中々そのような時間が訪れず。
その上、周りの方からの言葉(ありがたいことも含む)や家族・親戚間のゴタゴタで板挟みとなり、自分でも何をどうしたらいいのかわからない感情や気持ちに陥っておりました。
そんな時に釈様から有難い的確なお言葉を頂き、心が救われました。
お言葉に甘えながら、ゆっくり悲しさや寂しさと付き合いながら母との思い出を大事に生きていこうと思います。
本当にありがとうございました。