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義母との付き合い方

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義母との付き合い方について。

以前質問させて頂き、大変楽になりました。
少し義母との関係に変化があり、アドバイス
頂ければありがたいです。

現在、義実家と車で1時間の距離に住んでいます。
義母は毎月会いたがったり、育児などもアドバイスや干渉が多いと感じます。
わたしの両親は年に1度会えばいいくらい。

わたしは、友人にもほとんど連絡はしません。
しかし、義母からは度々連絡が来たり、旅行に誘われたり、性格が合わないと思うのに、まるで親友のような距離感でのお付き合いを求められていました。

でも、義母は悪気はなく、わたしを可愛がってくださっていると最初は無理をしてお付き合いをしましたが、苦しくなってしまいました。
思い切って誘いを断っても何度でも誘われます。
また産後うつのときに長期滞在をしようとされ、泣きながら断ってもしつこくされ、
もう付き合いきれない。とそれからは旦那に義母への連絡係をお願いしました。

旦那は息子の写真などマメに送っているようです。「家族3人元気にやっているから、心配いらない」と伝えているそうです。
わたしとしては程よい関係になったのですが、

時々、実母に義母からの連絡が来るようになり、わたしのことについて、
「まだ産後うつが治らないのか?」
といった内容だそうです。

義母のことを思い出すだけでイライラしてしまう自分が嫌なのですが、産後2年経ってもなかなか気持ちが変わりません。

わたしの理想は、今の距離感でたまに顔を出す。
義母は時々はわたしからの連絡が欲しいのではないかと思います。
(わざわざ実母に連絡をしてくるので)
お互いの心地よい距離感が違いすぎます。

どうやってお付き合いをしていけばよいでしょう。今までの人生嫌いな人が少なく、
イライラとの付き合い方もアドバイス頂ければ幸いです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

想いは伝えなければわからないのです。

今晩は。日々、お疲れ様です。

思っている事は、例え親でも言葉や手紙などで伝えなければ理解出来ません。表情など10人いれば、10人違うのです。体育の授業で、一定の高さのハードルを越えられる人と、超えられない人が居るように・・人生の冒険旅行の中でも、大丈夫と思えることも、人それぞれ。私はどうしても無理!という事があるのです。

旦那様のお母さまも、純粋に支えたい、理解して打ち解けて上げたいという事が、テニス選手の方では御座いませんが・・思いが熱すぎてしまっているのではないでしょうか?

それは、それでとてもお嫁さん思いのお母様で嬉しい事ですよね。

日に何百回とコロコロと変わる心とは、どこにある?と問いかけると・・様々な場所を指さすように目には見えません。そして、心はどんなに強そうに見える方でも、どんな人も繊細なものです。そして、心が一度、病んでしまうと・・絆創膏を貼って治す事も出来ず、風邪や骨折のようにいつまでには完治すると言った明確に表せないのが”心”なのです。定まらないから”ココロ”なのです。

その心を尖らせず、穏やかに・・しかめっ面をせずに、あなた自身から素直な思いを明確に伝えて見ませんか?決して、お母様との仲は悪くなったりはしません。

逆に、そうだったんだね!と理解してくれるはずです。純粋な祈りや願い、想いは必ず届くからです。困難が訪れた時は、ジタバタせずに立ち止まって、人生の主人公のもう一人の自分に問いかければ・・自ずと答えが返ってきます。

不平や不満ばかりでなく・・徐々に、ありがとうを増やしてあなたらしく過ごし、そしてあなただけしかない良さと素敵な笑顔を人生と共に輝かせて、過去でもない訪れていない未来の起きていない出来事を思うから不安や心配になり惑わされたりとらわれずに、二度とないこの瞬間を大切に過ごして見てください。大切な気付きを与えて頂けたのです。そのチャンスを逃さないようにプラスに変えてご家族が仲良く人生と言う冒険旅行を仕合せに歩めますように、お祈り致しております。

いつでも、心切なくなったときはここに来てください。

合掌

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質問者からのお礼

お礼をすぐに書いたつもりが、ミスをしていたようで反映されておらず、申し訳ありません。
ありがたいお言葉ありがとうございました。

本当に苦しかったのですが、相談に乗っていただき、気持ちが落ちつきました。

「定まらないから”ココロ”なのです。
その心を尖らせず、穏やかに・・しかめっ面をせずに」というお言葉が特に印象的でした。
定まらなくていいんだ。ココロとはそういうものだ、と楽になりました。

義母とはどうしても相性が良くないようで、関わるとイライラしたり、そんなふうに感じてしまう自分に自己嫌悪してしまいます。

結局義母には自分の思いを手紙で伝え、以前より関係は好転しました。ありがとうございました。

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