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勝負の世界と他人と比べないこと

回答数回答 1
有り難し有り難し 6

小学生と中学生の娘2人はスポーツと芸術それぞれの分野で、勝ち負けがついたり、点数や順位がついたりする世界で熱中して頑張っています。

勝つのも負けるのも良い経験ですが、他人と自分を比べないことも大切だなと思うこともあり、それを娘たちにどうすればうまく伝えられるのかがわかりません。

その2つの考えが相反することのように感じ、深く考えていると私自身も少し混乱してきてしまいます。どのように折り合いをつけて考えれば良いのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

にんげんがさき 点数があと

 今は運動会などで、順番をつけない学校がある、という話を聞いたことがありますが、やはり勝つ経験や負ける経験は、人生にとても大切な事です。勝つための努力は忍耐力をつけ、勝つ経験は自信をつけ、負ける経験は心を強くし、人に優しくなれます。
 それでもやっぱり、勝ち負けばかりじゃないですよね。

 質問を拝読しまして、すぐに相田みつをさんの詩が思い浮かびました。

にんげんはねぇ 人から点数をつけられるために
この世に生まれてきたのではないんだよ
にんげんがさき 点数があと

 まさにこの詩の通り。
 確かににんげんは比べられるために生きているわけじゃないですよね。

 勝ち続けている時に「比べない」を教えることは難しいかもしれませんね。
 負けて落ち込んだ時に、そっと、この言葉を贈ってあげると効果があると思います。

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有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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質問者からのお礼

勝ち続けている時に「比べない」を教えることは難しい。

そうかもしれません。うまくいっているときだからこそ伝わりにくいことなんでしょうね。
相田みつをさんの言葉、心に留めておこうと思います。ありがとうございました。

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