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自粛生活が開け元の生活に戻るのが…

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子供達の学校も休校になり習い事も休み、仕事も休み…と家にこもる生活に慣れてしまい来月から少しずつ通常の生活に戻るのがとても気持ち的にしんどいです、、、

学校が始まるとまた子供がいじめられたりするのでは…勉強ついていけるのか…と考えてしまい気持ちが全く落ち着きません…。
そしてその気持ちの中、子供が思うように勉強しない事にイライラしてしまい、それを子供も感じ取るのかとても癇癪を起こし私と衝突する日々です…。

母親がそこはドンと構えないといけないんですがここ数年前から子供と同等に感情をぶつけ合ってしまいます。
もう高学年にもなり中学生になるとますます難しい年頃になり私に反抗的な態度を取り今より関係が悪化していくのが怖い…と思いながらもなかなか思うように娘との関係もうまくいきません、、、

感情が思うように落ち着かず話が飛び飛びになってしまいすいません…

今後、私は子供ともですが色んなことを前向きに行動、人生を少しでも楽しく思い過ごしていくにはどうしたらいいでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

思うようにならない、のが普通かも

 こんばんは。今までの問答も拝見いたしました。
「前向きに」ということを考えるに当たり、「こんな私でも大人になれたんだから」と、「細かいことに目をつぶる」ようにしてはいかがですか?
 勉強をしないで恥ずかしい思いや悔しくても、それは「自分がしなかったから」。「私(親)がしっかり見てあげなかったから」という年齢は、9歳までで終了です。
 娘さんの人生なのですから、「親はコレとコレしか助けないよ」ということを明確にして、「あとの問題は自分で解決を探しなさい。お金が必要ならば相談しなさい」とね。
 あと、あなたの過去問を見てきましたが、「このお坊さんの意見は、みかんさんに響いたのかな?」が分かりませんでした。私達は基本、コミュニケーションとして「問答のあとにコメントがなければ、(答えを)外した」と捉えます。もちろん「問答のあとのコメントが欲しくてやっている」のではありませんけれど。
 「こういう答えを貰って、しかし返答なしか…」。「違います!」でもあれば、より貴女に寄り添った答えもできるかと思いますが、まったく一般的なことしか書けずにすみません。

追記です。
 早速読んでいただき、ありがとうございます。返信を強要するような書き方をしてしまって、ごめんなさい。
 「自分の型のようなものに当てはめようとする」というのは、ある意味一般的なことで、赤ちゃんで生まれてきた時から戦いは始まっているのですが、社会生活を送る上で、ある程度は「親の型にはめて育てる」というのは当然のことです。けれど、子どもが育ち言葉もふえ、抽象的な言葉を理解するようになったら「自分で考えなさい。材料は身の回りにある物から」という方向にスイッチせざるを得ないです。でもそれ、「子育て全体の流れとしては、上手く行っている」と言えるのです。「俺はこうだった、私はこうだった。だから同じに」というのは諦め、子どもが自ら考える材料となっていくのが、親の役割なのだろうと思います。私達も親になって初めて自分の親の気持ちを知ったように、すぐ理解されるものではないかも知れません。けれど、「私はこれを大切に思ってきたのよ。これを守ってきたのよ」というのは、いつか娘さんの肥やしになります。二十歳になった頃には、何かしら気付いてくれると思いますよ、あなたがこれだけ娘さんを大切に思っているのですから。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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質問者からのお礼

こんばんは。
お返事ありがとうございます。

「親がしっかり見てあげなかったら」という年齢は9歳で終了…。という言葉凄く胸に突き刺さりました。
その大事な時期にしっかり見てあげられてなかった…友達からのイジメもあったりで気持ちも不安定な時期が続き子供も落ち着かずそのまま今に至ってしまった…と後悔する日々です。

思うようにならないのが普通。
そうなんですよね。どうしても自分の考え、型に子供をはめようとしてる自分がいる事にも気付かされました。
色々、子供の事に構いすぎてる所もあるんでしょうか…。

自分を見つめ直す機会、言葉を頂きありがとうございました。

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