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絶縁してしまった友人について

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学生時代から10年以上仲良くしていた友人に縁を切られました。
原因は様々考えられるのですが、大きくは、異性の友人で、友人は既婚者だったことです。

友人と私は、恋愛関係ではありません。互いにそのような関係を求めたこともありません。
友人とは高校の頃からの付き合いで、趣味が合い、お互い相談や雑談も気兼ねなくできる仲でした。
社会人となっても、会えるときに食事をしたり、LINEで連絡を取ったりしてました。そのうち友人は大学時代の彼女と結婚しました。式はあげておらず、友人とは大学が違ったので、奥様のことは存じ上げておりません。
私は友人が結婚した当初、「結婚してからも会ったりして大丈夫?異性の友人がいて、連絡取ったり遊んだりしてることはちゃんと伝えてある?私は奥様のことよくわからないから問題になるようなら今後連絡も会うのもやめるよ。」と確認を取りました。そのとき大丈夫と返ってきました。
気は使いつつも今まで通りの関係でいて良いのだと嬉しかったです。
ところがその後、私は鬱病と精神障害をもってしまい、その相談もその友人のしてました。友人からは「死にたくなるほど辛かったら頼ればいい」と言われ、病気で盲目的になってた私はその言葉に甘えました。

しかし、「妻のために今後連絡はとれません」と連絡が来て、ラインはブロック、メール、電話は受信拒否となってしまいました。

突然で、驚きました。
共通の知人によると、友人は奥様に私のことを黙っていたらしく、私と連絡を取っていたことがバレ、ものすごく責められた、とのことでした。
ショックでした。私のせいで友人に多大な負担を与えてしまったこと、奥様を不安にさせてしまったこと、これからはもう、友人ではいられなくなってしまったこと…。

ネットで似たような相談と回答も散々見ましたが、「その程度の仲でしかないなら最初から友人でない」「既婚者と遊んでる時点で不倫」「失ったものなど追うに値しない」などそういう回答を見ているとそもそも「友」についてもよくわからなくなってしまいました。
謝罪を入れたいとも思いますが、今自分がでしゃばるべきでない。
が、この喪失感をどうすればよいのか、大切な友人を不幸にした自分が、なんて勝手なことをいっているのか…いろいろな感情がめぐっております。支離滅裂で申し訳ありません。なにかお言葉をいただけると幸いでございます。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

答えは「諦めましょう』しかありません…

 第三者またご友人の奥様から見れば、あなたはご友人との今までの関係を続けていくことは出来ない、すべきではないと判断したのでしょう。申し訳無いですが、その第三者に私も加わらせて頂きます。
 もちろんご相談内容からしても、あなたとご友人の間にやましいことは何も無いと思います。…でもご友人は奥様にあなたの存在を明かしていなかった。それがご友人の正直な思いです。あなたは奥様に話せない存在だったのです。
 そしてあなたはご病気を抱えることになってしまい、ご友人を頼りにされました。『死にたくなるほど辛かったら頼ればいい』…の言葉は、あまりに温かく、深く、強いため世間では異性の友人の範疇を超えると受け止められるものです。
 「謝罪を。また深い喪失感が」…すべてご友人への未練から来ています。これからも関係を続けていきたい、修復したい思いで一杯ですね。
 男女にも友情は存在するでしょう。でもすぐに友情の一線を越えてしまうことがあるのです。怖いし、信じたくないかも知れないですが男女間の事実です。
 
 もう結論は出たのです。
 あなたはまだ若いです。新しい出会いを求めましょう。いえ、そんなこと出来ない…とおっしゃっても、このご友人に戻ることは許されません。そんなことをしたら一番深く傷付くのは…結局はあなた御自身です。
 あなたの深い思いからすれば、ご友人との縁を絶つのは筆舌に尽くしがたい程の苦悩を伴うことでしょう。でもそれ以上の苦悩を今後背負うことを避けるために、思い切りましょう。(「物事をはっきり見て、思い切る」の仏教用語です。それが即ち)諦め=あきらめましょう。僧侶として仏教に則って申し上げます。
 今思い切れば美しい想い出で終われます…もし、そうしなければ…書くことを控えます。
 仏様があなたの心を全て見抜き、その上で壊れそうなあなたの心を支えて下さいます。導いて下さいます。仏様を依り処に生きて下さい。
 ハスノハ僧侶方もあなたを支えていきます…。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ご回答有難うございます。

なんだか、結局私はその人にとって一生雌狐でしかないようです。
一番大事な友人だったのですが、わたしはそんな友人にさえそういう誤解を受けてしまうような生き方しかできない人間のようです。
20代なんて思っているより若くはありません…。病気で職にも就いてません。社会に役にも立たない、今までの大切な出会いもこのような形で終わらせてしまいそれを受け止められないのです。
これからの出会いもきっと私は大事にできない人間です。一番大事な友人の大事なところをこうやって他人に言われなければ理解できない、いえ、まだ理解できてすらいないのでしょう。

いっそのことそのかたの人生の邪魔になるなら死ねたならよかったのに、死ぬ方法はどれも痛くて苦しそうで嫌だと思ってしまいます。
わがままですね…。人も大事にできない、社会の役にもたってない、自分に生きる価値が見出だせません。
私なんて最初からいない方がよかった…。
両親も他の友人も今回の話で引いてます。特に精神疾患は理解してもらえません。本当に、私なんていなければよかったのに…。

こんな私にお時間を割いていただきありがとうございました。

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