人に優しく前向きに生きたいです。
初めまして。よろしくお願いします。
自信の無さからくよくよと悩み、不安神経症にもなりました。
マイナス思考で全て悪い方に考え、極端な考え方です。
過去に怯えて見えない未来も不安です。
そんな私ですが、出来るのなら前向きに生きていきたいです。
何かあったとしても、強い心を持って乗り越えたいです。
負の感情を断ち切りたい。
そして、今まで支えてくれた人達を支え返せる自分になりたいです。
穏やかで優しくなりたい。
望みです。
こんな私に御守りをいただけたら嬉しいです。
『言葉のおまもり』いただいて、大事に胸に持っていたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自信は自分でつくるしかない。今までも頑張って生きてきたんだ。
高村光太郎の「道程」という詩を御存じでしょうか?
私は冒頭の一節が好きです。
「僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る」
自分の人生は自分で切り開いていくしかない。それくらいのことは、わかりきっていると思います。でも、自分にはそんな力は無い。どうしたら良いだろう。そういう不安に駆られることも多いですね。私自身もそうでした。平均寿命で言えば、人生の4分の3は生きてきました。今までの人生を振り返れば、結構、おどおど、おろおろ、あたふたとしながら、生きてきました。いろいろと失敗もありました。嫌なことを言われたこともありました。不愉快な思いをしたこともありました。でも、何とか三度の飯にありついて、寺の本尊様にお仕えしております。
何年生きてきたって、この先の道は誰も用意してくれません。自分の自分で切り開いていくしかありません。やはり、不安になります。でも、後ろを振り返れば、これだけの道を歩んでこれたんだなあということはわかります。私は小学校中学校で、絵も習字も工作も作文も賞を取ったことはありません。部活で大会選手にもなれてません。宿題を忘れて注意されることも多かったです。
でも、ルールを守りクラス全体の運営を考え、リーダーでは無いけど協力するという姿勢は貫いたと自負できます。
どじょうさんも今までの人生を振り返ってみましょう。ネガテイブになってしまうこともあるかもしれません。でも、学業をきちんと終え、社会人となり、働いてきたと思います。ドラマや小説の主人公なら、何か突出した才能や能力を備えているかもしれません。でも、この世に生きる人の大部分は、そこそこの能力しか持ち合わせていません。今まで生きてきた道を振り返って、栄光に光り輝いている人はほんの一握りでしょう。
でもね、栄光が無くても何ら恥じることはありません。普通に日常生活を送っていれば、歩んできた道はきれいだと思います。
当たり前のことを当たり前に生きてきた。十分に素晴らしいことだと思います。立派なことだと思います。自分を誇って良いと思います。これからの人生も、人を傷つけたり貶めたりすることなく、人にやさしく人を笑顔に出来るような生き方を目指していきましょう。
質問者からのお礼
吉田俊英様、温かいお返事をありがとうございます。
自分の道は自分が切り開いて行く、
誰の為でもなく、自分の為にささやかな幸せを積み上げて生きていきたいと思います。
そして、人との出会いを大事にしたいです。
こんな私であっても、認め受け入れてくれる人に感謝したいと思います。
そして、そう思ってもらえる自分を喜びたいと思います。
今、生きている幸せを忘れないように。