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天涯孤独になるのが怖いです。

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両親は私が20代半ばの頃に亡くなりました。

お互いに未婚のため弟と2人暮らしです。

弟は病気で働けないので、私は仕事を頑張って来ました。

しかし50代になり、どちらかにもしもの事があれば天涯孤独になるんだなと思うと怖いです。

入院する時の保証人もいないし、退院してからすぐ動けない時にサポートしてくれる人もいません。

法定相談人もいませんから、最期は持ち家をどうしたら良いか。

いろいろ考えると怖いです。
今から何をすれば救われますか。
宜しくお願い致します。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

孤独と向き合う

早くにご両親を亡くされて、弟さんを支えてよく頑張って来られましたね。
まず、弟さんに関してですが、障害や依存症をお持ちで、あけみさんに頼るしかないのかも知れませんが、今は障害をお持ちの方が働ける作業所が充実しています。弟さんの健康のためにも、短時間でも働かれるといいです。年を取り、病気も依存症もおありになるので、なかなか生活のリズムを変え、働くとなると難しいと思いますが、障害者の就労をサポートするNPO法人や市町村の窓口などに相談されてみられるといいと思います。
また、あけみさんは「天涯孤独になるのが怖い」とのことですが、今はお一人さまの時代です。天涯孤独の方はこれからも増え続けると思います。社会学者の上野千鶴子さんはお一人さまの暮らしを色々提案されていますし、今後、今以上に後見人制度の充実や、一人暮らしをサポートするシステムが構築されるでしょう。今のうちからお一人さまで最期まで暮らせるように勉強されれば大丈夫です。
一番の問題は、あけみさんが孤独に耐えられるように、自分を見つめ直すことが重要ではないでしょうか。今までは自分のことよりも弟さんのことを考えて生活されてみえたので、今後は自分のことにも目を向けていかれてはどうでしょうか。なかなか自分と向き合うのは大変なことです。孤独は無間地獄と言われるほど手強いですが、少しずつでも向き合っていかれることで、弟さんへの依存度も軽減されることと思います。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

お忙しい中、ご回答いただき本当にありがとうございます。

弟は、通院している病院の紹介で就労支援の作業所でパン作りをしています。
休みがちて、週1回くらいしか行けません。
それなのに、パチスロには毎日でも行けます。

双極性障害、パチスロ依存症、ニコチン依存症が絡みあっていて複雑です。
怠けているようにも見えますが、弟は社会に適応できない不安で苦しいと思います。

私は独身なので元気なうちは弟を支えて行きたいです。

今のうちからおひとりさまで最期まで暮らせるように勉強すれば大丈夫なんだとのお言葉を大事に、自分を見つめ直します。

お陰様で、自分が今何をしたらいいのかがはっきりしました。
またご相談させていただくかも知れませんが、今後とも宜しくお願い致します。

どうぞお身体に気を付けて、心よりご活躍をお祈りしています。

「孤独と向き合う」問答一覧

孤独の力に負けてしまいます

何度かご相談させていただいております。寂しさ、孤独については3回目くらいのご相談になります。 私は孤独を感じるとネガティブスイッチがオンになり、自分が可哀想な理由を思い出の中から引っ張ってきたり(過去に傷ついた出来事など)、涙が止まらなくなったりして、目の前の事に集中できなくなります。幸い、誰にも迷惑かけない程度に自分の心の中にネガティブは収まっているのですが、自分にとって大変迷惑で、今年はこうなってしまう自分を卒業したいです。 現在、恋人はおらず、友達はいますが、この状態になった時にすぐ電話をかけられる人はいません。友達はみんな違う街に住んでいるので、なかなか会えません。時々電話はします。できれば、自分で自分の感情を落ち着かせたいです。 また、今どうしても頑張らないと行けないことがあるので、地元のコミュニティに参加するなど余裕はありません。もちろん、余裕ができたら参加していきたいとは思っています。 前より自分を客観視できるようになって、ネガティブスイッチが入った時、このまま行くと自分を可哀想だと思い始めて、記憶を漁り出すな、と認識できるようになりました。ここまではうまく行っているのですが、寂しい気持ちを処理できずにどんよりして、集中力が落ちたり、眠れなくなったりします。眠れない時は次の日にも響いて、ネガティブを持ち越すこともあります。 寂しい気持ちはどこにやってあげたらいいでしょうか。ネガティブな感情との向き合い方のヒントをいただけると幸いです。宜しくお願いします。

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将来親が死ぬことと自分が孤独になること

中年ですが親の死が怖くてたまりません。 先日祖母を亡くして以来恐怖が強くなり、夜眠れず、朝から突然涙が溢れます。 私はひとりっ子で同居しています。 日頃から絆を感じる友達はおらず、新しい仲間を作りたいと思い行動してもうまくいかず、一人きりです。 親とは他の仲の良い家庭と違って行動は昔から常に別々ですが、今思うと私の人生は親が全てだったと感じます。 本当に何もかもお世話になっていて、たくさん反発しましたが精神的にも常に助けられて来ました。 そのことに気づかないくらい当たり前になっていて、それくらい当たり前のように救われて来ました。 こう書いていてまた涙が溢れます。 若い頃に社会不適応と診断されたことのある自分は職場でも孤立しているため、一般的な大人のようにフルタイムで働くことがとても厳しいです。 でもなんとか自分のものになるようにと、今の職場で新しい勉強に取り組んでいる最中ですが、なぜか身が入らず、メンタル的にも不安定で、将来が怖くて怖くて仕方ありません。 今親は健康で、家事は家族全員で分担し、うまくやっています。 でも当然ですがこの日常はいつか終わります。 だれもが通る道だしそれが世の常だ。って分かっていても、どうしようもなく怖くて、毎日が本当に本当につらいです。 恐怖が心から消える瞬間がほとんどありません。 どうすれば、今目の前なことに集中して、心を穏やかにできるでしょうか。 また、こんな自分が今後孤立して孤独にならない方法はないでしょうか。

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なぜかいつも一人

子供の頃からふとはぐれてしまったり、輪に入れずに一人になってしまうことが多く、ここのところはやっぱり週末も誰かと過ごすというよりは一人で出かけたりということばかり。 誰かとつるむことがそれだけで良いことかといえばそうではないだろうし一人でいる時にはないトラブルや悩みもあろうかとは思います。 他人で自分の穴を埋めようとしてはいけないとは思います。 外国人の友達はよくできていた頃があって、それでも彼らは帰国して物理的距離に反して会いに行けば大丈夫なのですが親兄弟には言われぬ日々の暮らしでの喜び悲しみを共有する相手がいなくて、それは少しつらいです。同時に、一人いればそれはふと虚しさに襲われて、一人でいない時もやっぱり虚しさに襲われて、でも何かを誤魔化す、紛らわすツールとして誰かと一緒にいたいというわけではないとは思ってます。 虚しさ、これが人をして私から遠ざける何かなのかもしれないです。 飲み屋だスナックに行って人恋しさを紛らしている自分がなにを求めているのかもわからないです。コロナ禍の時に父親が極度の警戒心から出歩かないでくれと言っていた時期には達観した気になって私なら孤独感に苛まれまいと平気を貫いてきたかにみえたのですがつらいのは果たして孤独感なのか、自分の声が誰にも届くことない感覚、あ、それも孤独感なのか。 これとても数十年したらみんないないんだろうなとかやっぱり独りになるんじゃなかろうかと、要らぬ心配なのでしょうがまた虚しくなり。 結局は他人は変えられないし自分だって思うようには操縦できないし、世界は自分のためにあるわけではないし思い通りにいかなさを納得するとか泣き出したいこんな気持ちを飼い慣らすかする術をどうにか身につけたいです。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ