離婚寸前からの気持ちの立て直し
結婚6年目、私40代・妻30代・子供3才の3人家族で共働き世帯です。
結婚して6年、事あるごとに喧嘩を繰り返し、一緒に過ごしてきた時間の半分以上は喧嘩して過ごしてきました。
喧嘩のパターンは妻が暴言を吐き、その暴言に対して私が妻の非を追及するという形がほとんどです。
妻が喧嘩のきっかけを作り、私がその暴言を正す(追及する)パターンで喧嘩が泥沼化していきます。
妻が暴言を吐くのは性格的なもので、家族に対しては何でも見境なく言ってしまうキツイ性格です。
離婚に至っても仕方ないくらいの暴言が多いです。
妻の性格が原因で妻の家族ともよく喧嘩しています。
このような喧嘩が積み重なり、お互い我慢の限界を超え、私も妻も8割がた離婚する方向で話し始めていました。
しかし離婚寸前に私が家族を失うことの大きさを改めて考え直し、妻の非を追及してきた過去の喧嘩について妻に謝罪しました。
妻は私の姿勢を受け入れ、改めて関係修復を目指して生活することになったのですが・・・
いざ関係修復のプロセスに入ってみたら、自分の心がなかなか関係修復の方向に向かず苦しんでいます。
原因1
一度は離婚を決意するくらい妻の暴言癖が嫌になっており、その傷が完全には癒えていません。
頭で「関係修復を進めていきたい」と考えていても、心が妻に対してまだ拒否反応を示してしまいます。
妻の方は関係修復に前向きになっています。
私は表向き修復する姿勢を見せて何とか凌いでいますが、このままでは悪い結果(離婚)を招くと考えています。
原因2
この6年、喧嘩し修復してまた同じ喧嘩、という愚行を繰り返してきたので、将来の夫婦関係に自信が持てずにいます。
離婚を決意するほど同じ喧嘩を繰り返してきたため「また繰り返すのでは?」という不安がなかなか拭えません。
家族を失いたくない、自分の過去の追及を反省している、という気持ちは本物です。
また妻に過去の暴言を謝罪してほしいとは思っていません。
関係修復の姿勢を示してくれただけでよいと考えています。
妻のキツイ性格に疲弊しきっていますが、家族想いのところは共有できます。
このように一度は離婚寸前まで陥り、妻への気持ちを失いかけた夫が、改めて前向きな気持ちに立て直すにはどうすればよいでしょうか?
「関係を修復したいのに心がついてこない」という自己矛盾にとても苦しんでいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
心からの関係修復のために
初めまして、こんにちは。
大変お悩みのこと存じます。
お察しします。
あなたの力になりたいと思い、何度か文面を読み直しました。
書きにくいご事情はあるかとは思います。ただ、文章全体として奥さんが「キツイ性格」「暴言」「喧嘩」というキーワードはあるのですが、喧嘩のきっかけや、その具体的な文言なりが分からないので、漠然として「喧嘩」があるということしか第三者である私には読み取れません。何もないところから、いきなり「暴言」が始まるということは想像し難いのです。
以上の理由のため、漠然とした言い方でしか返答ができないのをご了解ください。
「関係を修復したいのに心がついてこない」という自己矛盾、と言われています。
あなたは原因2のところで、この「暴言」と「喧嘩」がまた再発するのではないか、と心配されています。それは、奥さんの言動の根本にどんな理由、背景があり、どうすれば改善するのかという具体的な道筋が見えていないからではないでしょうか。「関係修復の姿勢を示してくれただけでよい」とあなたは言われていますが、根本的解決が見えないまま表面的な合意をしているから、不安が除去できない、だから「心がついてこない」のだと思います。
「喧嘩のパターンは妻が暴言を吐き、その暴言に対して私が妻の非を追及するという形がほとんどです」とあなたは言われています。夫婦の間に限らず、人間同士の関係において一方的に善い悪いを決めつけるのは難しい、と私は思います。
喧嘩は、一見「暴言」がスタートになっているかもしれません。
しかし、その下地として、例えばですが、あなたの物言わぬ雰囲気、日頃から要望されているにも関わらず改善しない点などは思い当たりませんか。文面だけを見れば、あなたに問題がなく、奥さんだけに問題があるかのような印象があります。現に「喧嘩のパターンは・・・」以下の文章はそのような書きぶりです。
お二人の「喧嘩」という目に見える木には、一見して目に見えない深い地下茎を有しているように感じます。
腹を割って、奥さんの要望、気持ちを聞く。冷静を前提として。
あなたも自分の素直な気持ちを伝える。冷静を前提として。
第三者(ご両親やカウンセラーなど)を挟んで、じっくりと腰を据えて絡んだ糸を解きほぐすことから、心を伴った関係修復の糸口が見つかるのではないでしょうか。
ご参考まで。
質問者からのお礼
釋 悠水様
丁寧にご回答頂きありがとうございます。
そもそもの妻が暴言を吐く原因ですが、元々思ったことを何でも口にしてしまう性格で、少しでも自分の思うようにならないことがあると簡単に暴言を吐いてしまう癖があります。(良いところももちろんあります)
結婚してから、この妻の暴言が日に日に悪化していきました。
暴言癖が悪化した原因という意味では、妻の暴言癖に呆れ果てた私の様子を見て、妻が「夫からの愛情を感じられなくなった」からだと思います。
妻の元々の性格に加え、夫から愛情を感じないと妻がイラつくことで、暴言癖に更に拍車が掛かっていった、という経緯があります。
だからこそ、妻に対する気持ちをなかなか立て直せずにいる自分に危機感を抱き、こちらで質問させて頂いた次第です。