息子への対応
十代後半の子供が3人います。
長男が交通事故に遭い2年が経ちます。頭を強く打った為、身体にも知的にも後遺症が残っています。自分の状況を理解できないようで無謀な事をしてヒヤヒヤしています。
歩くのがやっと、手も麻痺の為、字もよく書けません。
言語障害もあり、言葉も聞き取りにくいです。
記憶障害や認知障害もあるので注意力散漫になったり落し物もしょっちゅう、横断歩道の途中でスマホ操作に夢中になる事もあります。
でも本人は自分が障害を持ったという認識が無いのでバイトに応募したりスポーツサークルに入ろうとしたり自動車教習所に申し込もうとしたり…
私も何度も説明しますが、分かってもらえてもすぐに忘れてしまいます。その度に私も根気強く説明しますが、短気になって怒鳴られたり、殴られた事もあります。やはりカッとしやすいのも後遺症の一つのようです。
金銭的にも思慮が足りないのか高価な買い物や同じ物を買ってくる事もあります。
これから成人を迎える事になりますが、借金を勝手に作らないか不安です。自立出来る生活を目指してますが就労も厳しいと思います。友人もほとんど離れていきました。
不自由はありますが自分の意思のまま動けます。しかし、放っておくのは心配なのです。
下の子供達はだんだんと兄の存在を疎ましく思ってるようです。「家族だから」と言って聞かせますが、私自身も逃げ出したくなる時があります。
事故に遭った直後は命さえ助かればと祈っていましたが、今の状況になり、幸せだと思う反面、辛いです。すべてを捨てて逃げたくなる時があります。
息子を愛していますが、辛いのです。
事故以来、病院にかかり相談もし、いろんな人に頼っていますが、利用できるサービスも少なく、スッキリする事がありません。
同じ事の繰り返しで相談するのも申し訳なくなってきています。
夫はおりますが離婚を前提とした別居中です。
私は友人が多く、支えてくれる人も居ますが、やはり息子への不安は拭えません。そして逃げ出したいと思う自分が許せない気持ちになります。
世の中にはもっと大変な人がいると分かっていますが、息子や私達家族に与えられた試練に耐えられないのでは…乗り換えられないのではと不安です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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彼の、やってみたいを、出来るだけ応援してみませんか。
それは、心配ですよね。。。
よく命が無事であってくれた。こうして、生きてくれている。あの日、あなたが、どれだけ良かったと安心の涙を流されたことかと思います。
後遺症が、憎いですよね。
後遺症が、息子さんの能力や自由を奪ったと、考えてしまいますものね。
その中でも、気づきや成長は、望めるのでしようか?
言葉での説明も、想像したり、ダメよという否定は、本人には入ってこないのかもしれませんよね。こちらも、何度も繰り返しが、苦痛になってくる。
ある程度、実際にやらせてみるという経験も必要なのかなと。バイトやスポーツサークルも、彼なりに上手く適応していくかもしれません。周りの仲間に恵まれるかもしれません。
その経験から、自覚が芽生えたり、社会的支援でなくても、理解ある仲間がサポートしてくれるようになるかもしれない。
スマホ操作が出来るなら、SNSなどから、自分と同じ立場の仲間繋がりや、生きやすさを自分で探っていけるかもしれない。
彼の、やってみたいを、出来るだけ応援してみませんか。
彼には、親や支援者だけでない、気の合う仲間も、必要ですものね。
そして、あなたの張り詰めた心を支えてくれる理解者もね。自分のことも、大切にね。
ひとりで、抱え込まないでね。