物事をやりたくない時に動くと腹が立ちます
私は何事においてもそうなのですが、やりたくなくて仕方がないという心がいつも湧きます。(やれる時もありますが)
例えば洗い物や、料理、こなさなければ行けない用事など。今は専業主婦ですが働いていた時はもっとそれがありました。
もちろん誰でもその気持ちは湧くと思うのですが、自分はとにかく不機嫌になり少しでも邪魔されよう物なら物凄い剣幕で怒っています。時間指定されると尚更です。
働いていた時は理性が働き我慢をしていましたが、それにより鬱病になり前頭葉が縮んでしまっていました。
それに困り果てたのでお坊さんの本を読み座禅や深呼吸をしたり、家事を作務だと考えるようになりました。
しかしそれでもやりたくなくて仕方がない時は「そもそもなぜいちいち座禅をしたり作務だと考えたり深呼吸をしないといけないのか」とそれらをやることすら怒りになってしまうこともあります。
やらないでも生きてのけている人がいるのでなぜ自分はここまでしないと行けないのかという思いが湧きます。
自分自身でも自分に疲れてしまいましたし、怒られる配偶者が可哀想です。
どのように考えることでこの悩みから脱することができるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
なかなか難しいですが
ご相談拝読しました。
ご自身の傾向をよく把握しておられるようですから、まずはなるべくそれに沿ったルール作りと、パートナーとの共有が大切ではないでしょうか。
やらなければならないことは最終期限までにはやる。ただしそれをいつどうやるかはまかせてもらい、口出しもしないようにしてもらう。
ルール内で対応できるルーティン以外の事項については紙に書いて決まった場所に置いておいてもらい好きな時に見る。
それでは対応できない急ぎの事項についてはすぐに伝えてもらってかまわないが、それについては自分の怒りの感情も許してもらう。
などなど、あなたたちだからこその環境づくりがまずは大切かと。
その上でご自身の傾向に自分でほとほと疲れてきてしまっているようですから、それについてはやはり自分のペース・方法で解決または改善を図るといいでしょう。
それは義務というよりは趣味という感じで、解決または改善しなければならないわけではないけれど、もしもしたらラッキーくらいのスタンスで取り組めないでしょうか。
思い通りにならないことを思い通りにしようとするから腹が立つのですが、思い通りにならないことを悟るまでがほとほと骨が折れるのかもしれません。
怒らなくなるのだって思い通りになることではないでしょう。ご自身のその傾向を認められた時、怒りとの向き合い方もまた変わるのかもしれません。
怒りが排除すべきものから共存できるものへと変わるといいですね。
質問者からのお礼
吉武文法 様
以前、別の質問の際にも大変お世話になりました。ありがとうございます。
そして、今回の問題にも回答を頂きありがとうございます。
正直この問題は私の中では工夫して精神を落ち着かせてどうにか解決しなければ行けない問題と考えていました。
回答から得た気づきなのですが、これは私の特性なのだなとやっと気づきました。
今までは壊れているものを治すような感覚だったと思いますが、そもそも壊れているというよりそういう特性を持った物だったのだなと思いました。
特性を小手先の技でカバーしようと思っても全然太刀打ちできませんでした。
元々旦那はありがたいことに手伝ってくれるタイプです。いつもだと旦那は仕事だから自分が何がなんでもやるんだとなっていましたが、今度からは手伝うといってくれる旦那に少し頼んでみようかと思いました。
他にも、すぐにやらなくて良いものをもう少し後回しにできるようになればなと思いました。
出来れば怒りが起こらないようもう少し特性を把握し、工夫をしてみようと思います。ありがとうございました。