お墓、納骨はなんの為にあるのですか
お世話になります。
お墓は、何故あるのでしょう。
千の風になっての歌でありますが、
私はお墓の前にはいません
と、あります。
しかしながら、皆さん、お墓、もしくは納骨されてる場所にて、手を合わせたり、話をしたりしますよね。
それに、義母や義父たちと一緒の墓は嫌だと、別の墓に納骨されたり…
亡くなった後の魂は、そういうのが分かるのですか⁇
お墓は、なんの為にあるのでしょうか。
また、亡くなった後、修業があるのですよね?修業が終わった後に、お墓に帰るという話も聴いた事あります
あの辛い時期から、もう少しで1年という、あっという間の月日がたっております。まだまだ気持ちの整理がつかず、毎日主人の事を思っては、辛くなり、現実を受け止めたくない自分との葛藤の日々です。
亡くなった主人を、ホッとさせるのなら、ちゃんと三回忌までには、主人の家(お墓)を作ってあげた方がいいのかなとも思います。
よろしくお願いします
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ゆっくりとご供養なさりながら
拝読させて頂きました。
あなたもそのお気持ちや疑問ももっともかと思います。ふと考えると様々な疑問は湧いてきますよね。
私たち人間は必ずその寿命が参ります。そしてその肉体には限界があります。
その寿命が訪れればすぐに魂は離れて肉体は変化していきます。つまり腐っていきます。
昭和中期までは設備もなかったですから肉体は速やかに埋葬されました。そうしないと日常生活を送ることができませんからね。ですから土葬でも火葬でも基本的に人の体は埋葬するものが一般的になり、人間社会の中で人間を埋めることができる場所も決められたのです。
現在でも埋葬されるところは決められているのです。
とはいえ火葬して何が何でもすぐに埋葬しなければならないかというとそうとばかりは言えません。
現在では火葬されて骨壺に収まっていますからお墓に埋葬することもあれば、供養堂に保管される場合もありますし、ご自宅にて安置なさることもあります。
ですから残されたご遺族の方々のご判断でどうするかをその時考えながらご判断なさるのです。
すぐに埋葬なさる方々もいればしばらくご自宅にて安置なさってご供養なさるのでもいいのです。
それはそのご遺族によっても状況もお考えも違いますし時期やタイミングも違っていいのです。
亡くなられた大切な方々の遺骨に執着してしまうのはいかがなものかという意見もありますが、やはり私たちは大切な方々の遺骨に多少なりとも心が残るのも当然かと思います。ですから大切な方々の遺骨も大切にお墓を作って安置したり、位牌を作って魂入れて供養するよりどころにしたり、写真を飾ったりするのです。そうすることで私たち自身の心のよりどころになったりします。
それは私たちが人として受け継いできた亡くなられた方々を大切にしていく文化や生活なのです。そこに気持ちがこもっているのです。
よくよく考えてみると私たち人類の歴史の中で一番ちゃんと残っている建造物は何でしょう、そうです、お墓です。
それは私たちが人間である証でもあるのです。
話しが戻りますがあわてることはありません、ゆっくりとご供養なさりながらどうなさっていくかを考えてみて下さい。そしていろいろな方々のご意見も参考になさって下さい。
あなたがこれからも旦那さんとのご縁を大切なさりながら皆さんと一緒に仲良く生きていかれますよう切に祈っています。
質問者からのお礼
お返事、ありがとうございました。
まだまだ、子供達は、近くにいてほしいという気持ちでいますが、パパの家も早く作ってあげたいと話しています。
私も含め、複雑な気持ちで毎回子供達と話してます。
納骨をされると、遠くにいってる気がします…
ですが、主人の死から考えたら、遠くから見守りたいかなー、あまりがんばりすぎないように、気楽にさせてあげたいかなーと思うと、近場にいる手を合わせれない、まだまだ気持ちに不安定な私の側におかないがいいかなーとか色々考えてしまう自分がいます。
お墓に納骨したからって、主人が遠くに行ったのではないですね、、、
長い目で考えて行こうって思いました。
ありがとうございました。