ひどく後悔しています
先日母が他界しました。
3年程前から乳癌で治療をしておりました。最後は家で介護をしながら看取りました。1人娘ということもあり、母は最後まで私の心配をしていました。「幸せになってね」と意識がなくなるまでずっと必死に伝えてくれていました。
亡くなる前日叔母が介護を手伝いにきてくれました。叔母は母がうとうとと寝ていると思ったのか「葬儀屋のパンフレットもらったんでしょ。持ってきて」と言われ、私も言われるがまま持ってきて葬儀の話をしてしまいました。軽率でした。母が聞いているのに。薬で寝ているように見えても耳は聞こえています。母の呼吸も荒くなりました。母に謝りましたがもう力がなかったのか返事はありませんでした。
夜中に呼吸状態がさらに悪化し、次の日の朝亡くなりました。
お医者様は「今までみてきた癌患者の中では苦しみは最小限だったと思う」や訪問看護師さんにもよく頑張った。と言ってくださいましたが、最後母を傷つけてしまったことが心に引っかかり涙がとまりません。
母に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今まで辛抱ばかりさせてしまった母を最後の最後まで傷つけてしまったことで自分が許せません。
今後どのように供養すれば母は浮かばれるでしょうか。また、私は今後どのようにしていけばいいでしょうか。心構えなどご教授願えればと思います。
よろしくお願いいたします。
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貴女が幸せになることです
お母様が亡くなられたとのこと、ご愁傷様でございます。
お母様の寝ている横で、葬儀の話しをされたことを悔やんでおられるとのこと、確かに貴女にとっては傷つけたと気になると思いますが、叔母様も悪意は無く、亡くなられた場合には力になるからねという意思表示をお母様に示しておられたと思います。お母様も安心されて、翌日に旅立たれたのではないでしょうか。
お母様の願いであった、貴女の幸せになることがお母様への一番の供養になると思います。
もちろんお寺などでの一般的な法事をしてさしあげるのも供養になりますが、貴女が幸せが一番です。
どうか、ご自分を責めずに、お母様から頂いた命を大事にして幸せになってください。
貴女の幸せを亡くなるまで言葉にしておられたお母様はきっと素晴らしい優しいお母様であったことでしょう。お母様に感謝して、先祖となられたお母様に見守られながら、幸せにご生活をなさってくださいね。
小さな幸せを喜び、お母様に感謝して差し上げてくださいね。
お母様の御冥福と貴女の幸せを祈っております。
合掌
質問者からのお礼
まだまだ受け止めきれない毎日ですが、相談できてよかったです。
そういう視点もあるのかと考えさせられました。
お忙しい中ご回答いただきありがとうございました。