過去の後悔で物凄く不安です・・・・回答受付中
過去の後悔なのですが聞いていただけたらと思います。
もうかなり昔の事(20年位前)なのですが、当時の会社で営業車の代車をかりて運転しておりました。ステーションワゴンのような形の車です。代車なので少し古く綺麗ではありませんでした。
運転していて路肩に脱輪をしてしまいました。先輩に助けを求めて来てもらって相談していると通りすがりの方がウインチで引っ張り上げてくれました。
脱輪をしたので、おそらく車の底面に傷がついている(ついていた)と思います。営業所に帰り先輩に、脱輪して車に傷を負わせたことを所長に報告したほうがいいですよね?と尋ねたところ、別にいいやろ?と言われたのでそのまま放置しました。
脱輪後も、そのまま運転して営業所に帰りました。またその後、特に何か言われた事もなかったと思いますが・・・
代車は整備工場から借りていたと思います、今更ながら、脱輪が原因で故障や事故が起こっていないか?(起こっていなかった?)と物凄く不安になってきました。
先輩が言ったからという理由と、怒られるかもしれない?という理由で当時は放置していましたが、ちゃんと報告して整備会社にも点検してもらうべきでしたと物凄く後悔しております。
他府県での勤務でもあり、1年位しか勤務していなかったのでもうどうしようもない事なのですが・・・
もし、その事が原因で重大事故などが起きていたら?と今更ながら思い出して物凄く不安になっております・・・・
ふとした時に、過去の事を思い出してしまいます。 当時は、何とも思っていなかった事が今になり物凄く大変な事だったのでわ? と思い、不安になり苦しくなります。 実際に、悪い事もしていたと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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過去の失敗経験から学んだことを前向きに活かす
過去の失敗に対する不安を抱えておられるとのこと、お気持ちはよく分かります。
20年前の代車での脱輪事故、そしてそれを報告しなかったことへの後悔が今でも心に重くのしかかっているのですね。
しかし、その出来事をこれほど鮮明に覚えていて、なお罪悪感を持ち続けているということは、あなたの誠実さの表れだと感じました。
事故の状況を客観的に見ますと、脱輪後も運転可能だった程度ですので、深刻な損傷はなかったと推測されます。
整備工場から借りていた代車ということは、定期的な点検も行われていたはずです。
もし重大な問題があれば、その時点で発見されていたでしょう。
また20年という時間が経過していることを考えると、その車両はすでに使用年限を迎えている可能性が高いと思われます。
若手社員として先輩の判断に従ったことは、当時としては自然な行動だったとも言えます。
ただし、これは決して放置してよかったという意味ではありません。
仏教では新月(1日)と満月(15日)に「布薩(ふさつ)」という反省会を行い、自身の行いを振り返り改善を誓います。
あなたの現在の不安な気持ちは、強い責任感の表れです。
この経験を活かし、例えば「車両の異常は必ず報告する」という基本姿勢を後輩に伝えることで、より良い職場環境作りに貢献できるのではないでしょうか。
過去は変えられませんが、この経験から学んだことを前向きに活かすことで、不安な気持ちを晴らし、さらには誇りにすら変えていける可能性があります。
この経験を、より良い未来を築くための礎としていただければと思います。
合掌