違う宗教の信者だった嫁の供養について
こんにちは。死去した嫁の供養について教えてくださいませ。
嫁はある宗教の信者だったため、我が家の住職による葬儀を望まず、仏式読経を行わずに旅立ちました。
我が家の住職は、お経は水と同じで、お経により魂が安らかになれるとお話し下さいます。そのお経を送ることができないため、遺族はどのように供養すべきか迷っています。
祭壇の前で、嫁が信仰していた宗教のフレーズとともに般若心経を唱え、仏式のお供えをしております。ですが、我が家の正式な供養を別途おこなう予定です。
宗教が違っても、我が家のお経と供養法を行なっても、他宗教の嫁の魂は安らかになれるでしょうか?
嫁の宗教について何も知らないこともあり、我が家のやり方で供養するのが遺族の望みです。
私としましては、嫁が安らかに休んで、遺族を優しく見守って欲しいと望んでいます。
我が家の供養法に加えて、その新興宗教のフレーズを一緒に唱えれば、嫁の魂は安らげるでしょうか?
よろしくお願い致します。
一番怖いものは孤独です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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魂の救いとは宗派でもなく宗教でもありません。
お尋ねのような問題は時々あります。
生前中、何らかの宗教を信じていても、亡くなった後の供養の方法は、残された?方々の方法でしかありません。
たとえ、お嫁さんが信仰していた宗教が違うからと言って、それを皆さんが見よう見真似で行っても意味がありませんし、とって付け足したようなものです。
あくまで信仰は本人の生前中のことであり、本来ならば子孫にちゃんと伝えていれば(信仰していれば)継続されていくでしょうけど、そうでなければ、ご本人はそれはそれでいいのです。
宗教が違っても、魂は救われるのかという疑問ですが、どんな宗教を信じていても行いが悪く、人から恨まれるような事をしていたり強欲であったり、人を愛さなかったりでは何の宗教でも救われません、しかし、常に清らかで前向きで、人に優しく、愛を実践していた人なら、その魂は救われているでしょう。
大切なことは死んでから救われるのではなく、生きている時に、そのような心がけ行いこそが、すでに救われているということです。
ここを間違えると生きていることの意味がないのです。言い換えれば死んで成仏するのではなく、生きている時の行い思考が重要なのです。
それをサポートするのが宗教です。
お嫁さんの宗教のフレーズは関係ありません。ねここさんの宗派で懇ろに誠意を持ってご供養されればいいと思います。
質問者からのお礼
深く納得がいくご回答をありがとうございました。嫁は素晴らしい人生を送った心清い人でしたので、逝去と同時に成仏できたはずだと改めて確信することができました。
これで疑問を持つことなく我が家の方式でご供養してあげることができます。
本当にありがとうございました。