二世帯住宅を建てるにあたり不運が続きます
初めまして、いつも皆様の有難いご回答を拝見させていただき、私もお言葉を頂きたく、初めて相談させていただきます。
この度、実家の老朽化と両親と同居することを考え、実家を取り壊し、二世帯住宅を新築することになりました。
しかし、本契約を結び、両親が借家に仮住まいした頃から不運が続きます。
母の手術、父の緊急入院が2回、実家の老犬が旅立ち、私自身も体調を崩しこのたび手術入院することとなりました。また、初めから担当してくださっていました営業の方のご家族が体調を崩されたらしく、営業担当の方が退職されることとなりました。まだ我が家は建築中ですが、担当が急遽変わることになってしまいました。
また、地鎮祭の際には水道管が破裂したりとトラブルがいくつかありました。
ここまで良くないことが続くと、今後も不安で仕方がありません。子どもたちや主人の身にも何かあるのではと怖くなっております。
両親が喜び安心できる未来や、子どもたちがおじいちゃんおばあちゃんと、一緒に楽しく暮らせる未来を夢見ていたのでとても悲しいです。
知人もあまりに良くないことが続くため、お金を払ってきちんと(霊的なものを)見てもらった方が良いと言われています。
家を建てると不幸があるとよく聞きますが、今後家族のためにできること、不運を避けるためにできることはありますでしょうか?
数年じっと我慢するしかないのでしょうか?
どうかご助言をお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
普通によくあること
自分自身の年齢が上がるとともに、周囲の人やペットや大切な物も老朽化し、次々と壊れていきます。
それはごく普通のできごと。
それが人生、まさに諸行無常の真理です。
水道管の破裂などのトラブルも、工事をしていれば一定の確率で起きます。
何一つトラブルのない工事の方が珍しいのではないでしょうか。
人生は出会いあれば別れあり、全てが壊れていくのが人生です。
それは、特別に不幸なことではなく、当たり前の自然現象ですから、安心してください。
一切は苦であると覚悟して、苦しみは必ずあると想定して、安心して落ちついて苦しみましょう。
質問者からのお礼
願誉浄史様
数あるご相談の中から、私の相談を読んでくださり誠にありがとうございました。
そして有難いお言葉、心より感謝致します。
私同様、不安がっておりました母にもそのまま伝えたところ、とても安心した様子でした。
鬱々と疑心暗鬼になっていた気持ちが楽になりました。
「安心して落ち着いて苦しみましょう」とのお言葉、とても心に響き、今後、このお言葉を心の真ん中に置いて生きていこうと思います。
本当にありがとうございました。