一軒家を買ってしまい、後悔でうつ病に
一軒家を購入しました。でも心配性で色々な不安を考えたら、後悔でうつ病になってしまいました。
このようなくだらない理由で相談してしまい恥ずかしいです。
ですが、動悸が激しく不安が膨れ上がり、呼吸困難のようになることもあり、食欲がなく、夜中に起きてしまい、後悔して自殺を考えてしまいます。
一軒家の購入だけでなんでこんなになってしまったのか、自分でも信じられません。
不安としては町内会などの人付き合いが怖い。引っ越しがもうできないので、賃貸のままが良かったのではないかと思ってしまう。環境が変わることで何かあるのではないかと思ってしまう。
腹式呼吸やヨガや漢方など対策をしながら日々苦しい毎日を過ごしています。
病院には行って、抗うつ薬をもらいましたが、副作用が怖くてまだ飲めていません。しかも効果が2週間から一か月以上と言われ絶望してしまいました。
引っ越しは10日後で、それが終われば少しずつ良くなるのではないかと希望を持っています。
逃げるだけでは駄目だと思い、気合を入れてとりあえず引っ越しを済ませてその後の不安はその後考えるんだ!と思うようにはしていますが、どうしてもふと不安になり呼吸困難になることがあります。
そこでこの不安に対するいいアドバイスや、引っ越しを終わらせるための気合の入れ方や、心配性の対策をお願いします。
この文章から分かるように、とても弱い人間です。
家を買ったことは間違いではない。などの励ましの言葉も良ければ下さい。
本当に死にそうで困っています。
くだらないことでうつ病になったのは分かっていますが、どうかよろしくお願いします。
損得を考えすぎる
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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サイコロ振っちゃった後ですから
もう買ったしまった家なのですから、住まなきゃ仕方ありません。結果は出ている(出してしまった)わけだから後悔しても無駄です。
ダライ・ラマ法王は、自分がコントロールできないことは考えても仕方ない、とよくおっしゃいます。明日の天気は私の力で変えられないし、隕石が降ってくる、昼間の治安のよい場所で通り魔に遇う、クルマでおかまをほられるなどはどれだけ気にしても自分ではどうしようもないことなので考えないでおくのがいいということです。
一軒家を買ってしまった後なのだから、よく似たような話ですよね。
ただ、よく似ている話だけど、違うところはあります。その一軒家にずっと住まなきゃならないことは全然ありません。千葉県のどこか分かりませんが、流動性の高い地域だと考えますと、自分は別のところに住み、その一軒家は賃貸とし家賃をもらってそれをローンにあてりゃいいんです。私のような田舎暮らしの寺の住職と違って、あなたは家に縛られる必要はありません。
世の中にかならず「こうだ」というものはなく、単なる思い込みが人を苦しめることが多いです。仏教はこだわりが苦しみの原因であることを強調します。逆にいうとこだわりを捨てるところに平安があるということでもあります。
岡田真美子さんという仏教学者が、日蓮宗のお寺に嫁いだ当初、学者さんですからお寺の事や檀家さんとの付き合いなどもキチンと白黒をはっきりさせようとしたそうです。そのとき、お姑さん(この人もインテリ)が、「ひとつのことについて、それがAであっても、Bであっても、Cであってもよいのではないでしょうか」とおっしゃったそうです。
一つの事柄にはさまざまな側面があります。なのに、「こうなってしまうに違いない」といった思い込みによってネガティブな将来像を立ててしまうことは、私にもあり、誰にでもあります。あなただけの問題じゃありません。でも、それはたくさんあるものの見方の一つでしかありません。
一軒家に移ることで、素敵な女性と知り合えるかもしれないし、生涯の友を得られるかもしれません。残念ながらそうならなかったら、他者に貸して引っ越せばいいだけの話です。悩むことじゃありません。まずはせっかくの新居を楽しんで下さい。
質問者からのお礼
ありがたいお言葉ありがとうございます。
自分ではコントロールできないことを悩んで後悔しても無駄ですよね。
すぐには気持ちの切り替えは難しいと思いますが、言われたことを胸に頑張ってみます。
せっかくなので、引っ越しも楽しむ気持ちでいきますね。
本当にありがとうございました。