夢を捨てるべきか否か
初めまして。
現在無職で、心療内科に通いながら細々と簡単なイラストのお仕事を請けながら過ごしています。
そこで先日、医者から就労移行支援に行く事を勧められました。
自分はあまり社会に馴染めず、就職とは縁が無い人生を送っていたので、先生の仰るように行ったほうがいいのかな、とは思うんです。
ただそうして、自分が働くという事、働かなければいけないという事を自覚すると
なんというか心にもやが出来てしまうんです
というのも、私は恐らく本当はやりたい事が決まっているのです。
私は幼い頃から心が弱い人間でした。
そんな私が何に救われていたかと言えば、それはイラストや漫画でした。
今も昔も私の心の支えであり、私もまた人の支えになれるような、人々を笑顔に出来るような物を作りたいと、強く思ったんです。
ただそれと同時に、どうせ自分には無理だ、現実は甘くないといった諦めもありました。
それ故に、迷っていたのです。
自分は夢を追い求めていいのか、それとも夢を捨てるべきなのか。
そしてその選択を、今迫られているのではないのかと。
本当は、夢を捨て働きたくはありません。
それに気付いたのはつい最近の事でした。
正直就労移行支援にも行きたくありません。
その時間をもっと自分の為に使いたいです。
今までの人生で背負って来たものが多すぎて、捨てる事なんて出来ません。
今更後戻りもしたくない、死ぬまで夢を求めて走り続けていたいと、そう思うんです。
しかしやはり…それは簡単な事ではないんです。
イラストで食べていく事の難しさ、現実を私は知っています。
私には技術も経験も何もかもが不足していて、やっぱり心の底でどこか諦めている自分がいて
それでも諦めたくない自分がいて
お世話になった先生に、勧められた事を嫌だなんて言える資格が私には無いのではないか
先生も最善だと思う事を提案して頂いているわけで
それを断ってしまうのは、呆れられたり怒られたりするのではないかと…
また無職のままでは、両親にも迷惑をかけっぱなしで、学生でも無いのに夢を追うだなんてとてもいい出せなくて…
そんな事を考えていると心が押し潰されてしまいそうです
私の考えている事は甘えなのかもしれません。
いい年にもなって、現実が見れていない愚かな人間なのかもしれません。
頭の中がぐちゃぐちゃで、どうすればいいのか全く分かりません…
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
好きな絵は続けてくださいね
絵がうまければ、職場で絵を描く機会もあったりします。
収入があるということはあなたの自信と安心になります。
そしてほんとに絵がすきなら、収入を得ながら時間をとって絵も描くと思います。
絵を仕事にしても、最初はバイトとかもするんじゃないかな。
おっしゃる通り、仕事って甘くなくて、
仮に絵の仕事についても、自分主導の仕事で生計を立てるって
よほどの才能に恵まれなければ難しいでしょうね。
したい仕事ではない仕事は、好きな職業をえらんでも、
あなたのもとにきます。それでもやっていく。
それが生計を立てるということだと思います。
大事なのはあなたのところに来たものを、丁寧に仕上げていくことじゃないかな。
好きの中にも嫌いは入ってくるし、嫌いの中に好きが入ってくることもあるんです。
もちろん好きなことを職業にすることは素晴らしいこと。
諦めた方がいいのか、やったほうがいいのかはやってみたらわかるんでしょうね。
やってみてだめだったら、気持ちもさっぱり諦められるような気もします。
挑戦が不安ということなのかなとも思いましたが、
夢を失うことが一番つらくて、よけい動けないのかな?
私には確信はもてませんが、好きな絵を世の中に発信しつづけてみてくださいね。
それもりっぱな挑戦だとおもいます。
選択肢の一つ
拝読させて頂きました。なるほど、お悩みのご様子ですね。あなたが大変悩み苦しんでいることを心よりお察しします。
ひとまず一息ついてみましょう、そしてちょっとゆっくりと心を整えてみましょう。
そうしてから本当にそのことが二者択一のことなのかどうかあまり凝り固まらずに楽に考えてみましょう。
医師の先生がオススメなさっていらっしゃるのは現段階でのあなたへの提案であってそれは絶対でもありませんし、信頼関係とはあまり関係ないのではないでしょうか。
あくまで今あなたがやってみてもいいのではないかという一つの選択肢でしかありませんし、それがこれから永続的に続くことでもありません。
そしてあなたが今でも夢や希望を持っている道を妨げることでもないかと思います。
逆に夢や希望はこれからも末長く持ち続けて地道に活動なさっていけばよいのではないでしょうか。
あなたがわかっていらっしゃるようにそれだけで生活していくことはなかなか難しいかもしれませんがだからと言ってあきらめることでもないと思います。
イラストレーターや漫画家や小説家でもいろいろな経験していろんな人に会ったり仕事してみたことによりそれぞれの作品や作風が大きな影響を受けて創作活動が広がっていくことはよくあることです。
逆にいろいろなことを見聞きしたり経験してみた中で自分の感性を持って自分なりの表現が具体的になってくるのです。
ですから例えばそれもたまたま与えられた選択肢の一つですからあなたにとって得られた機会かもしれません。
瓢箪から駒ではないですが意外なところからつながりを持って大きな可能性が広がっていくものです。
いずれにせよあまり重すぎず考えすぎないことですし、決して自分を追い込まないことです。
考えてみてやっぱりやめますでもいいと思いますし、夢をあきらめることでもありません。
あなたにはこれからも様々な巡り合いや機会が恵まれます、様々経験なさる中であなたなりの表現をこれからなさってみて下さいね。私はあなたの可能性を信じます。そしてあなたを応援したいと心から思っています。
どうかお気持ちを楽に軽くなさってみて夢や希望に向かって下さいね。
先ずは、生活していく。
誰もが
好きなことを仕事にして
食べているわけではありません。
縁あって働いている仕事の中に
やり甲斐や面白みを見出して
頑張っているのです。
イラストに割く時間は少なくなりますが
先ずは生きていかねばなりません。
でも何とか両立できませんか?
質問者からのお礼
ありがとうございます。