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気疲れを減らすには

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以前2回ほど質問をさせて頂いたものです。無気力になってしまったり、落ち込んでしまうことが多い毎日ですが、頂いたお言葉を支えにして毎日歯を食いしばって生きています。
今回は、気疲れについて教えを請いたいと思っています。私は大学での研究やアルバイトに追われて丸一日休める日があまり多くはありません。とはいえ、社会人に比べたら時間の融通がきいたり、無気力になってぼーっとしていてもその時は誰にも怒られない環境にいるとは思います。ただ、休みの日でも今後の不安など気にかけてしまったり、ぼーっとして休んでいるつもりでも息苦しさをずっと感じているような気がします。そのため、常に息抜きができていないような状態で、精神的にひどく疲れてしまっています。その根拠として、特に激しい運動をしているわけでもないのに、身体が重く朝起きられなかったり、1日中だるい感じが続いてしまっています。睡眠がうまく取れていない、栄養バランスが悪いなど他にも理由はあると思いますが、まずはこの気疲れをどう治せばいいかについてヒントを頂ければと思います。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

運動してみてはいかがですか?

拝読させて頂きました。
あなたがどのような状態なのかは定かではありませんけども、例えば休みの日や寝る時にも様々なことが入れ替わり立ち代わりアタマの中を交錯してああでもないこうでもないと行ったり来たりしているのではないかと思いますがいかがでしょうか?
ものごとあれこれと考えてみても答えは出ませんし、かえって混乱してしまったり迷路の中で抜け出すことができなくなってしまうような状態になってしまうこともありますよね。

私達人類はこの世界に誕生してからどれくらいの歳月が流れているでしょうか?そしてそのような状態の中でどのように生きてきたでしょうか?
おそらくは昼の間は様々身体を目一杯動かして獲物を取ったり田畑を耕して作物を育てていたでしょう、そしておそらく夜は明かりはなく今日の満月の光を見ながらゆっくりと身体も心も休めて明日への英気を養っていたのではないでしょうか。
照明や電気が使えるようになったのはせいぜい約100年位ですからね。
であれば例えば休みの昼の間は何も考えないで思いっきり自分の身体を動かすつまり運動してみてはいかがですか?
ちなみに私はサラリーマンの中間管理職の時には仕事のことで四六時中アタマを悩ませていましたから、ある時思いたって休みの日は何も考えずに都内のプールでひたすら泳いでいました。つい考えそうになっても自分のペース以上にかなり泳ぎヘトヘトになるほどでしたね。そしてその後思いきりご飯を食べてしまうと、人間やっぱり睡魔が大波のようにおそってくるものです。
その睡眠欲求には勝てませんからとりあえずはぐっすり何も考えずに眠ることできます。
いずれにせよ休みの日にはあなたができる方法で思いっきり運動してみてはいかがですか?そして美味しいもの身体に優しいものをしっかりと頂いて、ゆっくりと眠って心身共にリセットなさってみて下さいね。

人間の身体は不思議とそうできていますからね。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございます。運動は趣味なので休日にはよく運動をしているのですが、何も考えずに、ということができていなかったように思います。今週末から頭を真っ白にして運動に集中してみたいと思います。

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