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もう疲れてしまった

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前回質問させていただきました。顔に重度の皮膚炎を発症しており仕事をしながら治していこうと一年たちました。色々と試行錯誤しましたが医療職のためマスクは必須で残念ながら肌への悪影響が強く治らないことがわかりあと3カ月で仕事を辞め実家に帰ってじっくり治療をしたいのですが家族が認めてくれるかわかりませんしやはり27さいにもなって親に迷惑をかけるのは心苦しいです。またこの先皮膚炎がずっと治らずなにもできない人生を想像するともう死んでしまいたいという気持ちになります。どうして私ばかりこんな目に合うのでしょうか。私のイメージしていた将来と違い過ぎて本当につらいです。この先もずっとつらいことばかりなのでしょうか。

2024年6月29日 12:52

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたは、独りではない!!

前回のご相談も一緒に、大切に読ませていただきました。中々先の見通しが立たない中、この一年よく頑張って生きてこられましたね。ところで、今、家ではマスクをせずに生活していると思いますが、退職直後と比較して、心身そして皮膚炎の状況にどのような変化が生まれていますか。一つでも変化があるなら、それはとてもうれしいことですね。

でも、かにさん自身は、「家族に迷惑を掛ける」という負い目を感じて、喜べないかも知れません。確かに、人間は誰かに頼りにされる、役に立っている、誰かとつながっている実感があることで生きる元気が出てきますね。そのために、実家での生活に少し工夫が出来るといいですね。毎日、安定したスケジュールで過ごすこと、一つでも家事を担うこと(食事作り・掃除・ゴミ出し・地域行事への参加など)、身体を動かすこと。このようなマイルールを決めて実践してみてはどうでしょうか?きっと何気ない日常生活からも、気づき発見し学ぶことが多いと思います。

この期間は、皮膚炎の治療期間でもあると同時に、新たな一歩を踏み出す前の充電期間でもあると思うのです。そして、マスクが必須の職場ではない分野での職探しも、選択肢の一つだと思います。医療職を目指した初心を大切にしつつ、今の現状ではどのように実現できるか、さらに広くアンテナを張ってみてください。

そして、もう一つ、「家族だからわかってほしい」という気持ちは、分かってもらえない時の落胆が大きすぎます。「家族だからこそ、互いの距離が近すぎてわかり合えない」ことがあるのも現実です。「ピアサポート」という取り組みがあるように、家族よりも同じ境遇の人たちとの出会いによって、大きな勇気づけをもらえたという方は多いです。皮膚炎で悩んだ体験そのものが、誰かを支え、力づけることにつながっていくのです。

このhasunohaに出遇ってくださったように、かにさんは独りではありません。これからも、応援していきます。

2024年6月30日 9:08
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有り難し
おきもち

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。

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