気持ちが切り替えられません
私は大学4年生で音楽系の部活に入っているものです。
コロナの影響で今後も大人数での活動が禁止と決まり、このままでは本番までに間に合わないと、予定されていた演奏会の中止を決断しました。
仕方ないと分かっています。同期と話し合って決断しました。しかし、どうしても悲しくて寂しくて、今後私はどうしたら良いのか分からないです。
引き継ぎや後輩の教育に動くべきだと分かっています。気持ちを切り替え、先の国試に向けて勉強を進めるべきだとも分かっています。
具体的には今後どうするべきか分かっているのですが、うまく気持ちを切り替えることができません。
同期は卒業後もOGとして参加したり趣味として続けたりするそうです。いいな、私も演奏し続けたかった。歳を重ねてから楽器を演奏する機会がくるかもしれませんが、しばらく楽器は無理そうです。学校の楽器を借りていたこと、地元に戻ること、地元には私が練習に参加できそうな楽団がないことから、以前から今年が最後と考えていました。
あっけなく終わってしまいました。
演奏会が中止になっても、学生生活は続いて、生活を回す必要があります。ご飯は作らないと無いし、大学の授業や国試の勉強もあります。そろそろ気持ちを切り替えなくてはと思います。
長々とすみません。
こういった状況での気持ちの切り替え方、無気力な気持ちを打破する方法など、教えていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
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貴重な経験を胸に
こんにちは、初めまして。
「予定されていた演奏会の中止」は残念でしたね。全く同じではないにしろ、私にもそのお気持ちの一端は分かる気がします。
私は、地元で社会人の吹奏楽団に入っています。やはりコロナの影響で、定期演奏会が中止延期になり来年になってしまいました。
本番に向けて難しい個所を繰り返し練習し、皆と息を合わせて、ハーモニーを確かめながら曲って完成していくものですよね。努力の結晶が、日の目を見ないということは本当に残念だと思います。
「無気力な気持ちを打破する」方法を尋ねておいでです。私は、きちんと整理することが大事だと思います。
過去の努力は、一般には知る所でないけれども、自分が良く知っている、仲間が良く知ってくれている。これはこれで大切にすること。
その一方で、この大切にし、学んだことを将来に生かす、という事だと思います。
私の浅い音楽経験で言うのは少し出すぎている気もしますが、敢えていいますと音楽は協調性、他との調和が必要な分野だと思います。
音量が大きい時は、音量が大きいなりに。小さい時には、小さいなりに。
他との間で埋もれるでもなく、主張しすぎるでもなく。時には、思い切って自分のソロを出すのもいい。
これから、働くようになっていけば、それはどんな職場でも協調性が必要になってきます。その時に、培ってきた経験はあなたを助けてくれるでしょう。
そして、職場に慣れ、自分の色を出せる時には思い切って出せるように、知識と経験をしっかり蓄積していく。
案外、所と場所と分野は違っても、同じことをするのが社会に出ることかもしれません。そう考えれば、あなたは貴重な予行演習を経験済みでもある、と考えられないでしょうか。
縁は、予想できないから縁と言います。
楽器が再び出来る日も無いとは言い切れません。素晴らしい経験を糧に、これからの難関を乗り越えて行って下さい。
応援しています。
質問者からのお礼
お礼のコメントが遅くなってしまい、申し訳ありません。
いただいた回答を読んで、当時、少し心が軽くなりました。そして今でもたまにオーケストラのことを思い出して寂しくなっては、読み返しに来ています。今後も多分、読み返しにくると思います。
ご回答いただき、本当にありがとうございました。