夫の家への執着
結婚して半年です。
同居ということで住み始めたのですが、うまくいかずに夫と二人でアパートに暮らし始めました。
アパートを借りることは夫も賛成してくれたからです。
私は今まで夫に出来なかったことをしてあげようと懸命に家事をこなして過ごしやすい環境作りに努めました。
けど、夫は実家への執着がすごくて"おばあちゃんから家を頼むと言われているから戻りたい"等訴えてきます。
これだけ色々やって好きなようにさせてるのに。
なんだか私への愛情を感じなくなってしまい心が疲れきてしまいました。
結婚て何なのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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見返りを求めない努力が愛情
お話聞かせていただきました。
結婚という生活の基本が大きく変化する中で同居からの別居、半年の間に大変な思いをなさいましたね。
詳しい事情はわかりませんが、あなたと一緒にアパートでの別居を決断されたのですから、お連れ合いはあなたを大切に思っておられるのだと思います。そのことを感じるからこそ、あなたも懸命に新しい二人での生活に努力なさったのでしょう。
お連れ合いも新たな生活環境で、今までの家族との関係で大事に思うことを振り返るなど、あなたと同じように色々なことに悩んでいるはずです。だからこそ、これからを共に過ごす家族であるあなたに率直な思いを口にするのだと思います。
たとえ、それがあなたには「執着」にしか見えないとしても。
結婚とは自分の私的領域に一見同じ価値観を持っていそうで実は異なる価値観を持つ他人が入ってくることです。
その他人と接し、自分は何に感じ、どう行動し、何が生まれるのか。
愛情から自ら始めた純粋な努力も、自分が期待する程度の見返りを相手に求めるという欲求に変化してしまう。
一人でいたときには見えなかった色々な自分の姿、物事の他の一面が見えてくると思います。そのことを学ぶ縁が結婚だと思いますよ。
とはいえ、仏様じゃないので見返りのない愛情を与え続けるのは難しい話です。「やってられない」と思うときは家事も努力も盛大にサボる。心に嫌なものがたまったらいつでもここで気持ちを吐き出してください。
こうした歩みの中で、「相手が何もしてくれなくてもやってあげたい」と思うことを見つけてくださいね。お幸せを祈念しております。
追記
事情もお伝えいただきありがとうございます。
ひどい言葉をぶつけられる、共に暮らすのは難しい環境ですね。
>結婚したのに虚しく感じるのはいつもどこかで夫の異に背く現状を私が作ってしまっていると思うから
相手のことを思いやる優しい方だと痛い程伝わります。しかし、あなたが心を痛めるほど我慢しながら他人を満足させる状況を作るのは難しいことです。人は満足できる環境を実現したとしても、さらに欲求を重ねるからです。
見返りを求めることなく相手の欲求を満たし続けることが、たこさまの歩みたいと思う人生かどうか。生きたいと思う方向を見ながらの決断が必要だと思いますが、まずは傷んだ心と体をゆっくりと休めてください。
いつでもお話お聞かせくださいね。
質問者からのお礼
結婚はなかなか難しいですね。
そんなに家が大切と説明を受けていれば結婚しないほうを選んでいたかもしれません。
妻よりも家を優先する夫。
結婚したのに虚しく感じるのは
いつもどこかで夫の異に背く現状を私が作ってしまっていると思うからです。
離婚して解放してあげたほうがいいのかなとも思います。
描いていた二人の新婚生活とは程遠く。
いつも義母に邪魔をされて。
同居中ひどい言葉を浴びせられたのをなかなか忘れることも出来ません。
苦しい思いをするなら体にも良くないですよね。
今はとにかく疲れているので休んでます。