結婚したいけど将来が不安回答受付中
回答 2
有り難し 2私には付き合ってもうすぐ2年になる彼氏がいます。穏やかな人で趣味も合って仕事もいつも一生懸命だし私の事をいつも大切にしてくれて自分には勿体ないくらいだと思ってます。そんな彼から｢来年には結婚したい｣と言われてとても嬉しいし結婚もしたいと思っています。
ですが、同時に私はダメな所が多すぎて結婚してはいけないのではないかと感じています。
具体的に例をあげるとまず生活能力の無さで家事はほぼ出来ません。特に掃除が苦手で一人暮らしなのに実家の家族に手伝ってもらって汚部屋から脱却したレベルで最近になってやっと彼を部屋に招待出来ました。あと、賃貸なのにカビが生えてます。次に私は鬱持ちで気分の上げ下げが激しく加えて精神病の方はローンや保険等制限があると聞くのでそれも彼の迷惑になるのではないかと不安です。あとは私自身大雑把で几帳面な彼にはストレスになってしまうのでは？と感じています。
対して私の誇れる所なんて看護師という仕事くらいですが、それも親の勧めで就いて惰性で続けているようなものなので自分で頑張れたと思えることもありません。
また、学生時代に叔母と同居した時に喧嘩ばかりで｢もう一緒に住みたくない｣と言われるまで関係が悪くなった事があって人と住むのがトラウマになっているのかもしれません。
幸い彼の性格のおかげかここまで喧嘩することも無く上記の不安を話しても｢話してくれてありがとう｣｢将来を考えすぎても良くないよ｣｢俺もダメな所あるし一緒に頑張ろう｣と慰めてくれます。
この人と家族になれたら幸せだろな〜と思うのですが彼は私といたら不幸になるのではと不安です。結婚はしたいけど(私よりも素敵な人と出会ってくれればよかったのに…)、(不幸にするくらいなら別れた方が…)と考えてしまってもうどうすればいいのかわかりません。
周りに話すと惚気けで片付けられてしまって相談しにくいし、｢もう結婚だね！｣と言われるのもプレッシャーです。
とても読みにくく長い文章になりましたがどうすれば悲観しすぎずに彼との将来を考えられますか？
抽象的な質問ですがアドバイスお願いします。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたが彼に向ける敬意や愛情は、他の誰にも代えられない宝物
はじめまして。僧侶の釋聴法と申します。
慈しみ深いあなたへ。日々、命と向き合う看護師としてのお勤め、本当にお疲れ様です。
あなたが今抱えている「彼を不幸にするのではないか？」という不安は、実は「相手をそれほどまでに大切に想っている」という深い慈愛の裏返しです。まずは、ご自身のその優しさを認めてあげてください。
仏教には「自他不二（じたふに）」という言葉があります。自分と相手を分かちがたい一つのものと捉える考え方です。彼は「一緒に頑張ろう」と言ってくれていますね。それは、彼があなたの「完璧さ」ではなく、「あなたという存在そのもの」に価値を感じ、共に歩むことを自分の幸せだと決めている証拠です。
掃除や家事が苦手なことは、単なる「現象」に過ぎません。それらは工夫や協力で補えますが、あなたが彼に向ける敬意や愛情は、他の誰にも代えられない宝物です。
あなたが「私なんて...」と身を引くことは、彼の選んだ愛や決意を否定することにも繋がってしまいます。彼を信じることは、自分を信じること。ただ彼の隣で笑っていることが、彼にとって最大の貢献になるのです。
「できないこと」を数えるのを一度休み、彼の手を握ってみませんか。今の不安な気持ちを彼に「ごめんね」ではなく「いつもありがとう」という言葉に変えて伝えてみる練習をしましょう。
拝
縁起寺 釋聴法
個別相談可能
お悩みの相談は全般的に対応します。（不安や人間関係など下記を参照して下さい）
相談時間は、月・木・金・土・日曜日は、8：00～20：00です。
火曜日と水曜日は18：00～20：00での対応となります。
翌日以降で、他の法務等がなければ、できるだけ迅速に対応させていただきます。
元高等学校教員ですので、将来の進路や転職に関する相談などにも対応いたします。
現在も非常勤講師を行っているため、少々対応にお時間をいただく場合もありますが、できるだけ早く対応できるように調整いたします。
◆職場や学校での人間関係がうまくいかない
◆ストレスや不安で日々の生活に支障がある
◆無気力で、人生の目標を見出せない
◆卒業後の進路を決める事ができない
◆別れた交際相手の事を忘れる事ができない
◆家庭不和で毎日の生活が辛い
◆家族や大切な人を亡くして心の整理がつかない
◆何事も悪い方向に捉えてしまい、自己嫌悪に陥っている
◆ついつい他人に辛くあたってしまい、後悔を繰り返す
◆毎日充実した日々を送れるように、仏教の勉強がしたい
など、上記はこれまでの相談の例（ハスノハ以外を含む）です。
一緒に頑張ろう。
こんばんは。日本では、「結婚は二人三脚」といって、「お互い足を引っ張らないように」という感覚があるようですが、北欧の神話では、「一本足どうしが固く手を繋いで、お互いを支えながら歩く」というのがあるそうですよ。彼の言ってくれたのは後者ですね。
なので、彼の言ってくれた「一緒に頑張ろう」は、ただ慰めたのではないと思います。
あなたがそれをどう受け止め、自身の原点の一つとして、実現しようとするか…というのが鍵だと思いますよ。人間は、出会いとか縁によって変わっていくもの。あなたが「私は元々」にとどまるか、「私の願いは」を投げずに行けるか、その決意が彼を幸せにするかの分かれ道だと思います。
生活空間を共にする訳ですから、場所の取り合いみたいなことも起きるでしょう。その都度、原点を思い出し、そこに戻れるか。うまくいかない時があっても、挫けず戻ろうとできるか。未来のことですから「絶対やります」は言えないでしょうけれど、少なくとも忘れずにいて欲しいです。
浄土宗の法然さんという人は、念仏を勧めた人ですけれど、「眠くなったらどうしましょう」という人に、「しばらく休めばいいですよ。でもスッキリしたらまた、お念仏なさい」とおっしゃいました。
私からの、送る言葉です。
