安易な包茎手術を後悔しています
下品な質問を失礼します。
安易な気持ちで受けた包茎手術を後悔しています。もともと私の陰茎の状態から性交渉の際痛みが伴うと思い、以前からいつか治さなければいけないと考えていました。
しかし、最近彼女が出来、体の関係を求められることから相手をがっかりさせてはいけないと考え、恥ずかしさから彼女には何も伝えないまま緊急で手術を受けました。当時は焦っており、手術のリスクを深く考えていませんでした。
ただ、術後に改めてデメリットを調べると「性機能が落ちる」や「見た目で相手にバレる」などメリットよりもデメリットの方が多くありました。また、今思えば私が手術を受けたクリニックの対応も不審な点が多く、「今日手術を受ければ特別に半額にする」など、何を聞いても良いようにしか返答が得られませんでした。「一度家に帰ってから検討するつもりだ」と伝えましたが、半額の言葉につられ、「やるなら早いうちがいい」と考えその場で手術を決断しました。
しかし、もう一度考えると本当に手術が必要だったのか、むしろ元の状態のままでよかったのではないか、口車に乗せられただけではないのか、など何度も自問自答してしまいます。
セカンドオピニオン曰く、綺麗に仕上がっており、腫れもじきに引くので心配はいらないそうです。ただ、手術の傷が治るまでパートナーを更に待たせてしまうことや、親から頂いた体にメスをいれてしまったことでもう自分の体ではないのではないか、そして、パートナーがこのことを知ったらどう思うか、といった不安が消えません。
私が迂闊だったことは承知していますが、あの時なぜもっと冷静になれなかったのか、悔やんでも悔いきれません。一時的な感情で変わってしまった私の体と一生付き合っていかなければならないと思うと本当に苦しいです。
これからどのように生きていけばいいのでしょうか。
何事もくよくよ後悔してしまう
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
常に「今」がスタート。今できることを。
仏教では、無常・無我という考え方をします。
心と体は瞬間ごとに浮かんでは消えていく波動のようなものであり、昨日の自分と今日の自分は本当は別人。ただ、記憶データを相続しているにすぎないと考えましょう。
ゲームに喩えるなら、手術前のあなたと今日のあなたは同じキャラクターですが、そのキャラクターを操縦しているプレイヤーは毎日違う人なのです。
つまり、毎回「今・ここ」がこのゲームのスタート地点。
「手術している身体」が今日のゲームの設定なのです。
後悔は、過去に対する怒りの煩悩です。
怒りは、悩み苦しみ・ストレスの原因になります。
過去に対して愚痴(グチ)を言っても仕方ない。愚痴とは、仏教用語で「愚か」という意味です。
瞬間ごとに新しい自分だと思って、今できることをできる範囲でやれば人生(今日のプレイ)は合格点です。
どうせできることしかできないんですから。
動機はそんなに悪くないような…?
kaさま、こんにちは!
>ともと私の陰茎の状態から性交渉の際痛みが伴うと思い…
え、それがきっかけであれば、そんない悪いことではないと思いますよ?
>親から頂いた体にメスをいれてしまったことでもう自分の体ではないのではないか
たとえば、腫瘍とかイボとか、切除したいものも、今後出てくるかもしれませんし…。
>一時的な感情で変わってしまった私の体と一生付き合っていかなければならないと思うと本当に苦しいです。
というのまた、一時的な感情だと思います。まだまだお若いのですから、kaさまの力を借りたい人は、これからもたくさん出てくることでしょう。
反省のお気持ちもわかりますけど、人の命を左右するような選択ではなかったのですから、ここで学ぶことができて、よかったじゃありませんか。次からは、選択の前には信頼できる人に相談しましょうね。
不信な点も多かったかもしれませんが、半額でばっちりうまく手術してくださったお医者さんの努力もその体に刻み込まれてることでしょうから、お体、大事にしてくださいね。
質問者からのお礼
願誉浄史様、Ryuko様お礼が遅くなり大変申し訳ありません。ご回答を拝読させていただきました。あれから時間が経ち少し気持ちの整理がついてきましたが、やはり後悔の念は消えません。
>どうせできることしかできないんですから
本当にその通りですね。今出来ることを最大限すれば合格とのお言葉に気持ちが救われました。少し楽になりました。
>というのまた、一時的な感情だと思います。まだまだお若いのですから...
そうかもしれませんね。今はまだ自分の体に慣れていないだけで、時が経てばいつかあの時手術してよかったと思えるものなのでしょうか。
振り返っても仕方のないことですが、改めて考えると手術は必要なかったのではいかという感情で一杯になってしまいます。完治するまでパートナーを更に待たせてしまっている事に対する申し訳なさもあります。一方で、偶然このタイミングで手術をしただけでいずれする運命だったでのはないかとも思います。手術前に悩み、術後にまた悩み、キリがないですね。
しかし、この件で性の悩み、人権、消費者トラブルなどがすごく身近な存在になりました。これからは人の悩みや痛みに寄り添えっていきたいと考えています。
正直精神的にはかなりしんどいですが、前を向いて生きていきます。