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自分が空っぽに感じてしまいます。

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最近自分がとても空っぽに感じてしまいます。

私は幼少期から音楽を始め、それから約20年間続けてきました。先生も優しい先生達ばかりだったので、音楽が嫌いになる事もこれまでなく、楽しいという思いだけで今まで続けてきました。
勿論、この先もずっと続けていくつもりでいましたが、去年留学をして思いがけず挫折してしまいました。ずっと憧れていた留学でもあったので、こんな所で嫌になったらこの先やっていけない!と思い込んでしまいました。
コロナもあり帰国してもこれまで感じてきた音楽の楽しさというのが思い出せずに、長年続けてきた音楽をやめてしまいました。
ここまでの人生、音楽以外、特に得意なものもなく、そして楽しい事もなかったので、これから先どういう方向で生きていけばいいか分かりません。

これまで好きだったもの、得意だったものを一気になくした私が空っぽに感じてしまうのです。

したことはないですが、長年連れ添った人と離婚した様な気分です。

家族や友達と出かけている時は、楽しい気分になりますが、夜一人になると悔しい気持ちや、悲しい気持ち、どうしたいのか分からない気持ち、情けない気持ち、苦しい気持ちが一気にこみ上げて涙が出てきてしまいます。

こんなに自分が嫌いになったのも初めてです。

これまで育ててくれた先生たちにも申し訳ない気持ちで一杯になります。

人はいつか死んでしまうのに、どうして今死ぬのはだめなんだろう…と最近はよく考えてしまいます。
今はただ生きる希望がないのです。

このホームページを閲覧して、私よりももっと深い、大変な悩みを抱えてる人もいるのはわかっていますが、私は私でこの問題は大きい問題で苦しいです。

どうか少しでも道標になる言葉を頂ければ嬉しく思います。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

挫折を経験した人が奏でる音楽は、きっと深みのあるものに。

こんばんは。亀山純史と申します。
どのような挫折であったのかはわかりませんので、私からの回答がお門違いだったらすみません。

音楽の挫折で思い出されるのは、さだまさしさんです。以下、Wikipediaをもとにお話をすれば、彼は3歳からヴァイオリンを習い、その才覚を現しました。しかし、「純粋なクラシック音楽のヴァイオリニスト」の道の厳しさや困難さは当人や家族が当初想像していた程度をはるかに越えていて当人は苦しみ、東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校(途中で東京都立駒場高等学校芸術科に志望校を変更)の受験は失敗という結果になってしまします。そして、家族や自分自身の期待にこたえられなかったという深い失意の中、國學院高等学校に入学しますが、以降ヴァイオリンへの熱意を失ってしまいます。高校卒業後は、國學院大学法学部に進学しますが、大学には行かず中退してしまうのです。

挫折は辛いものです。挫折はしなければしないことに越したことないと、みんな考えます。そして、世の親は、我が子には挫折を経験させたくない、と躍起になっています。この私だって同じように考えます。挫折はしなければしないことに越したことないと。しかし、挫折を経験した人や何かハンディのようなものを持ち合わせている人のほうが、人間的には大きくなっているような気がします。

音楽は私たちの心を豊かにしてくれるものです。あなたが目指していた音楽は、どんな音楽だったのですか?挫折を経験した人が奏でる音楽は、きっと深みのあるものになっていることだと思っています。

以上が私からの回答です。少しでも空っぽの心を埋めることが出来れば幸いです。

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