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母の後を追いたくなります。

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母は65歳で2年以上白血病の治療をしていましたが、そろそろか‥という病状になってきました‥
本人も身辺整理を‥と話し初めていて、とても辛いです。

以前相談した内容のこともあり、疲れ果てていまして、もし母が亡くなったら私も一緒に行こうかと考えてしまいます。
私が居なくなれば家を出たいという煩悩?もなくなるし、丸くおさまるのではないかと思います。
義理の母は良い人なのだと思いますが、お節介&かまってちゃんでずっとテンション高く喋っています。それくらいって思われそうですが、もう声も聞くのも嫌で嫌いになってしまいました。

なので、旦那と子供たちと義理母でなんとかなるのではないかと逃げたくなります。

母は65歳で死んでしまうのかと思うとかわいそうですし、居なくなってしまったら心の支えがもうなくなってしまいます。

私自身、また母自身の心構えとして何かお話を聞かせていただきたく思います。
よろしくお願い申し上げます。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

後を追うよりも、自分と家族の幸せを考えましょう

 お母様のことを大事に思う気持ちが強いんですね。それだけに、お母様の病状が進むのを見るにつけ心を痛めておられるのだと思います。「後を追いたくなる」というお気持ちは、他人である私でも全く共感出来ない訳ではありません。でも、お母様はそれを望んでおられるでしょうか?「後を追うこと」を喜んでくださるでしょうか?よくよく考えてみましょう。
 ゆりりんさんのお母様はゆりりんさんがどういう人生を生きることを願っているのでしょうか?一般論で考えれば、母親としては「健康で長生きして、幸せな人生を送ってほしい。」と思っているでしょう。子供の早死にを願う母親はいません。
確かに、人生にはいろんな苦悩があり、障壁が立ち塞がります。じゃあ、苦悩や障壁の正体とはいったい何なのでしょう。苦悩や障壁といっても、義母などの他者が原因の場合もあります。でも本当に他者だけが原因なのでしょうか?自分自身の中に原因がある場合も、少なくないのです。

 後追いすれば、旦那さんも子供さんも悲しみます。苦しみます。子供を育てる環境として、両親が揃い両親其々の愛情が注がれることが望ましいと思います。生きていればこそ、子供に愛情を注ぐことが出来ますし、子供の成長を間近で見守ることが出来ます。
 義母との同居が快適でないことはわかります。それはそれとして、今後旦那さんが公務員として働き、子供さんが教育を受け、義母の老後をどう見ていくのが良いかを考える方が建設的だと思います。あなたが実母を大事に思うと同様に、旦那さんも実母を大事に思っている筈です。両方の幸せを願い、両方のケアに努める。そういう姿を見せることも、これからの子供さんの成長と教育のためにも大事です。お母様を看取り後を追うことが、ゆりりんさんの最高に幸せになるとは思えません。苦労は伴うとは思いますが、健康に長生きして旦那さんと添い遂げ、子供さんの成長を喜び、子供さんの学業成就、就職、結婚を見届けて喜ぶ方が、素敵な人生だと思います。
 
 鬱陶しいとは思いますが、全面的に拒絶するのは避けましょう。旦那さんと結婚した時点で、家族です。家族であるならば、夫婦である限り「義母の縁切り」は出来ないと思います。それだけに、程よく距離を置き、あれこれ干渉してきても上手く受け流すテクニックを身に着けるよう頑張りましょう。

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 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
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複雑な気持ちですねぇ

 御質問有難うございます。お母さまは白血病だという事ですが、骨髄移植など多くの治療がありますが、池江選手とJリーグの新潟の早川選手は全く違った白血病ですが、亡くなる事よりも回復を願う思いを持たれると良いと思います。XJapanのhideさんが亡くなられて暫くはファンが一緒にいきたいという思いと同じではないでno
か。本当に大切な方が亡くなられて辛い気持ちになるのはわかりますが、お母さまの為にも頑張ろうという思いが大切ではないかと思いますねぇ。義理のお母さんがお節介でかまわれるのは嫌な思いをお持ちだと思いますが、義理のお母さんが頑張って欲しいからだと思います。もし、お母さんと一緒に行けば、旦那さんや子どもや義理のお母さんや周りの方々が悲しむと思いますねぇ。辛い気持ちはわかりますが日々頑張られてはどうでしょうか。 合掌

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山寺の住職です。他の仕事と兼務してます。
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「大切な人が危篤・余命宣告」問答一覧

生きている意味がわからない

夫を亡くして4年です。 長い闘病期間でしたが、話すことも出来なくなった夫に対して、私は側にいる事しか出来ませんでした。 当時、コロナで病院の面会は禁止となり、側にいることすら出来なくなりました。 1人で病室にいた夫がどんな思いで過ごしていたのか、どこが痛くて、どうして欲しいのか、それすらも聞く事が出来ないまま、最期は私の目の前で息を引き取りました。 なぜ、夫だったのか?と今でも思います。 私の家族の誰かから亡くなる人を選ばないといけないなら、私だったら良かったのに…今でも思います。 夫が亡くなった時は学生だった子供も、今では新しい家庭を作りました。 夫が亡くなり、もし私に何かあったら子供が1人になってしまうと必死に生きて来ましたが、その子供が新しい家族を持った今、私はもう全ての役目を終わらせてもいいのでは?と思っています。 自分の人生を自分で終わらせようとは思っていませんが、生きる意味も意欲も全くありません。 人前では平気な顔をしていますが、仲良く過ごす夫婦を見たり、ご主人の悪口を言える幸せに気づいていない奥さん方の話がどんどん私の心を黒く暗くしていきます。 夫が亡くなる直前に実母、夫が亡くなった直後に実父と次々に心から信頼できる家族を失ったことも私が誰にも本当の心を開かなくなった理由かもしれません。 ふと私はこれからずっと1人なんだと気づいた瞬間から絶望しかありません。 もう限界かな、と思っています。

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娘の結婚と義母の死去

お読みいただきましてありがとうございます。 私には何度かの流産を乗り越え授かった娘がおります。 小学生の時からパニック発作を抱えていて、断薬の中妊娠・子育てに入り24年。 このたび娘から好きになった彼と結婚が決まりました。 24年間パニックを堪えながらも次第に症状も消え、(娘の前では発作を起こした姿を見せないようにしてきました)旅行もできるほどになりましたが、 先月義母が急逝。今までは身内の葬儀もお骨を拾うことが出来ず休ませてもらっていましたが、今回はお世話になった義母のため最後まで立ち会いました。 葬儀後は、悲しみやパニックにならないよう娘の結婚準備に専念していましたが 持病的なものの再発をきっかけにどんどん体調が悪くなり、強張る体・胃の不快感・不眠症と、パニックも再発しそうな気配です。 仲良しすぎる娘がお嫁に言ってしまう寂しさを言葉に出せず、ずっと秘めていて 苦しくてたまりません。いい母親ぶってせっせと引っ越しを手伝っていますが 娘がいないところでは体調不良で起き上がれない時もあります。 娘の母親ならどなたも体験することかと思いますが、特にパニックを起こさないような心構えがありましたらご教授下さると幸いです。

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離別の苦しみに向き合うには

こんにちは。 初めて質問させていただきます。   以前までは人並みに幸せな人生を過ごしていたと思います。 しかし、数年前に愛猫、祖父を亡くし、就職を機に実家を離れました。 孤独や悲しみを背負いながら、日々を生きておりましたが、最近になり両親が大病を患ったという報告を受けました。余命宣告はまだ受けておりませんが、ネット情報の海を潜ると5年生存率が数%しかない現実を突きつけられました。数年前に愛猫を失った記憶がフラッシュバックし、不安に過ごす毎日です。 人や動物はいつか死ぬものと知識としては理解しているのですが、見送るたびに胸が引き裂かれそうな悲しみに駆られます。もう何も失いたくないという思いの反面、また一つ私の大切なものが失われそうな現実を突きつけられ、自分の気持ちが整理できず、混乱しています。   いくつか質問させていただきます。 ① 迫りくる離別の恐怖に対して、これから私はどう向き合えば良いのでしょうか。世間の大人の方々は親を亡くしているにも関わらず気丈にふるまっていますが私にはその自信がありません。何か別れに対する心構えのようなものを頂けますでしょうか。   ② 神様?はなぜ我々に離別の苦しみを与えるのでしょうか。 出会って、愛をもらい、いつかは別れる。私も生を受け、たくさんの愛をもらい、最期には手放して旅立つと思います。法事やお坊さんのインタビューの中で「諸行無常」や「執着はいけない」といったキーワードをよく耳にします。そうであるならば、なぜ神様?は我々に「手放したくない」といった執着の思いをさせるのでしょうか。最初から出会わなければ、生まれなければ、我々は苦しみを感じずに済んでいると思います。   自分の気持ちの整理がついておらず、うまく文章化することができませんでした。 抽象的な質問になりますが、ご意見やアドバイス等頂ければ幸いです。

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背中を押してください。

ガン闘病中の主人のことでお話しをきいてください。 一度は死を意識し腹をくくったつもりでしたが、本人の頑張りもあり仕事復帰もしまた日常に戻ることができていました。 誰もが逃れることのできない死まで残された日をカウントダウンするのではなく、これからは1日1日を足して生きていこうと心がけていました。 それでも、元気な姿をみていたらいつしかこのまま治るのではないかと思ってしまっていました。 もっと早く転移箇所の手術をしていたら… もっと私が病気のことに真剣に向かいあって調べていれば… 人間だから必ずお別れの日がくるけれど、主人とは1日でも長く一緒にいたい… たとえお互いに1000年の命があっても満足することはないでしょう。 やり場のない気持ちをどうしていいかもがいている最中にhasunohaにご縁をいただきました。 諸行無常、今目の前のことだけに集中して生きていく… 他の方の問答を拝見させていただき、自分の気持ちに近いものが沢山ありとても助けていただいております。 仏教の智慧も知ることができ、もっと勉強したいです。 おかげさまで落ちついている時間も増えてきました。 手術していたら治っていたかという、生死とは単純なものではないと少しだけ考えれるようになってきました。 それでもどうしようもない悲しみや主人を失う恐怖におそわれてしまいます。 そしてやはり手術に対する後悔と自分の至らなさの懺悔の気持ちにとらわれてしまいます。 そんな時は南無阿弥陀とおとなえすることしかできません。 今は入院しての抗がん剤治療中ですが、もうすぐ帰宅予定です。 本人は淡々と受け入れていくと申していましたが、本当の気持ちは今はみえてきません。 主人の前では笑顔でいたいです。 今までどおり、できる事をしていきたいです。 みえない先の心配は何の意味もないことを教わったつもりですが、目を背けてしまわないよう、逃げてしまわないよう何かお言葉をいただけないでしょうか? このように話を聞いていただける場をご提供いただけたことに改めて感謝申し上げます。 どうぞよろしくお願いいたします。

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大切な人との別れ

私は今海外にいます。婚約者と1年間同棲して、暮らしていました。 3ヶ月前彼女が腹痛を訴え、夜中に嘔吐したので朝病院に連れて行きました。彼女はそのまま救急車搬送された、今の今までに集中治療室にいます。 つい3週間ほど前に医者からもう回復の見込みはないと告げられました。どんなに投薬しても、助かることはできないようです。 彼女には連れ子がおり、私は心からその子を愛し、我が子のように向き合ってきました。 彼女が入院してから、子供は生物学上の父親のもとにいます。この国の法律では僕はどうやっても子供には会えません。 この3ヶ月の間に、全てを奪われてしまった気分です。 精神的にも限界がきてしまい、自殺も考えました。 この先僕の人生は一生苦しみを背負って生きていくしかないのでしょうか。 楽になれる方法はあるのでしょうか。 本心では彼女に回復してまた家族で暮らしたいとそうなって欲しいと願っているものの、それはもう無理だと理解しています。 誰が、何がいつどうやって僕をこの苦しみから解放してくれるのでしょうか。 今は家に落ちているシール一枚や、壊れたおもちゃを見るだけで心が締め付けられるようで、涙が溢れてきます。 彼女も気管切開もされており会話ができず、そもそも本人が苦しまないようと、投薬で眠らされている状況で苦しんでいるのを分かっていて、なんで僕たちだけがこんなに苦しまなきゃいけないんだと、やるせない気持ちでいっぱいです。 めちゃくちゃな文章なのは分かります。ただ僕は今は藁にもすがる思いでハスノハに投稿させていただいています。 魔法のように僕が楽になる方法がないのは分かっています。 昨日も心の相談窓口に問い合わせたけれどもやっぱり僕の心は救われませんでした。 死ぬしかないのか、生きるならこの苦しみを背負っていくしかないのか…そんなふうに考えてしまっています。 どうか、教えてください。僕はどうしたらいいんでしょうか。どうやって生きていけばいいのでしょうか。 生きていかないといけないんでしょうか。僕を引き留めているのは僕のことを心配してくれている家族だけです。 めちゃくちゃな文章ですけど、何卒回答をよろしくお願いいたします。

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母の余命宣告を受けて前に進めません。

1週間前に母の余命宣告を知りました。 3年前に癌の再発が分かり、今まで治療を続けてきました。現在は同居しています。 治ることはないと言われていたのでいつかはこの日が来ることを覚悟していたことですが、実際に宣告を受けた時から毎日、明日が来るのが怖くて泣いてしまいます。 母とは二人暮らしで、私には父兄弟がおらず親しい親戚もいないため、 私がしっかりして、色々と決ねばならない手続きなどを早めに決めて、余生をどう充実させるかに目を向けないと行けないことは分かっています。 しかし心が着いていかず、近い未来独りぼっちになる恐怖に毎日怯え、自分自身が生きることに後ろ向きになってしまっています。 誰しもがいつか迎える状況だとは理解していますが、早すぎる時と抱える事の重さがつらいです。誰かに胸の内を言うこともできず、つらくて書き込みさせていただきました。 こんな世界が本当に嫌で、もし全て終わったら私も消えてしまおうかなと考えることも多いです。 今後の自分の未来にはもう、楽しいことや嬉しいことなんてないのではないかと強く思います。 今はまだ母は日常生活ができる状態ですが 時間はあまりなく、自分がこんな状態でいる場合ではないのに自分のことでいっぱいになってしまっている自分に嫌気がさして余計に消えたくなります。 患者家族は元気な姿を見せ、サポートに徹さないといけないのですが、こんな状態で母にも申し訳ないです。 未来が怖くてたまりません。 どういう考え方をすれば、受け入れて前を向けるのでしょうか?情けなく弱い自分に喝をいただけませんでしょうか。

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父親の余命宣告を受けて、今何ができるのか

私の父親(75歳)は、重い肝疾患を患っており、大学病院で40歳から35年間、病と向き合ってきました。 ここ2年間は、手術などの為入退院を繰り返しておりましたが、なんとか退院して自宅で生活することが出来ていました。しかし3週間前に自宅で、肺炎で高熱が出て、救急車で運ばれ入院することになり、みるみるうちに体力がなくなり、今は、病室のトイレに行くのが精一杯で、移動の際も車いすにのっており、家族や本人も、この急激な変化に驚いています。 今回は回復がなかなか進まず時間がかかるようです。長年お世話になった大学病院にはもう出来ること(治療)がありませんので転院してほしいと言われました。父は、最後までこちらでお世話になりたかったようで、 その説明があったときの父の悲しい顔 を見たときはとても辛かったです。 次の転院先は自宅に近いのですが、規模の小さな病院で、不安もありますが、父は、自宅に帰ることを希望しているため、このような判断になったのだと思います。(介護など地域連携を考えて) 今、コロナ感染予防で、入院先では面会禁止となり、こんな時でも会って話が出来ないもどかしさや、 本人の希望通り、出来ているのか、 自分が今出来ることは何なのか? 焦りもあり、ご相談致しまた。 よろしくおねがいします。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ