きょうだいと仲良くできません
回答 2
有り難し 23きょうだいと仲良くするよう、親から言われています。子供の頃ならわかりますが、もうお互い成人しており、そりが合わないのです。
喧嘩をするわけでもなく、ただ会話がありません。話しかけられても、はい/いいえ程度しか返しません。
私は両親との仲は悪くありませんが、それも偶然であって、家族だからといって仲良くしなければならないというのはおかしいと思っています。
私が人に気を遣いすぎる性質なのと逆に、きょうだいは気を遣う、空気を読むということが苦手です。今年自分が鬱を発症した際、きょうだいのその性格がとてもストレスになってしまい、無理だとなってしまいました。
またいい歳になっても親に干渉されないとスケジュール管理ができないこと、してもらって当たり前と思っていることにも呆れてしまっています。
その一方で、私は単純にきょうだいの人目を気にしない、しっかりしていなくても誰かに支えてもらえる生き方が羨ましくて、僻んでしまっているのではないかとも思います。そうだとしたらこれは八つ当たりなので、直さなくてはと思っています。
私が今実家に帰っているため、家をまた出ればよいのではと思うのですが、親が求めているのはそれとはまた別の話なのはわかっています。ますばしばらく実家にいる間、どういう心持ちで接していけばいいのでしょうか。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仲良くするより、揉めないように保つほうが良いのではないかしら
相性もあるものね。
口数が少なく会話がないだけで、別に憎んだり恨んだりしているわけではないでしょ。
だったら、わかった〜と親には返事をしておいて、あなたが保ちやすい距離感で付き合えばいいのよ。
あなただけじゃなく、きょうだいの方にも、親は言っているのかしらね。
もう大人だからね、無理に仲良くするより、揉めないように保つほうが良いのではないかしら。
個別相談可能
午後から夜の時間帯は都合がつけやすいです。特に21:30以降は、たっぷりとした時間が取れます。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。
◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート
◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
（相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので）
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )
皆、等しく悲しみを抱える者死んでいく者という視点を持ってみる
親御さんから「兄弟と仲良くするように」と言われ、そりが合わないのにどうしたらいいのかと思っているのですね。また一緒に居る間どういう心持で接したらいいのか悩んでいるのですね。
まず、相談者様も書いているように、兄弟と言えども他人なので「仲良くしなければならない」という事はないのですよね。合わない人とは合わない。しかも、身近な人ほど、人間は怒りや憎しみも持ちがちです。それをご自身でも分かっていると思うのです。ですから相談者様は親から「仲良くしろ」と言われることが嫌なのかなと感じたのですが、どうでしょう？親は自分の価値観で仲良くすることを勧めるはずです。でももう大人ですから、親とも違う価値観を持ってあまり気にせずに生きて行って良いと思うのです。仏教では「思い通りにならない事は思い通りにしなくていい」と説きます。思い通りにならない事を思い通りにしようとして私たちは苦しみます。親の事も兄弟の事も変え難いです。ですから、可能ならば「また言ってるよ」と聞き流していいと思う。あなたの課題に集中すればいいのです。家族なので離れられないので、ストレスフルだとは思いますが。
その一方で、こうしてわざわざ相談されるという事はどこかで、仲良くしたいという願いもあるのではないでしょうか？また、「羨ましくて、僻んでしまっている」と自己分析されているように、そのような気持ちもあるのではないでしょうか？
その課題にどう対応していくのかを考えて行った方がいいかもしれませんね。でも、これはサクッと答えが出るようなものではない。むしろ抱えて考えながら歩んでいくべき問いかもしれませんよね。自分の願い、自分の生きづらさの原因というものを、もしかしたらカウンセリングなどを通して一回棚卸して整理してみるということも良いかもしれません。
ただ言えるのは、人はそれぞれ、悩みもそれぞれです。あなたが兄弟の生き方が良いなぁと思っているように、兄弟もどこかで悩んだり、苦しんだりしていると思う。あなたのことを羨ましいと思っている面もあるかもしれない。20年、30年生きたら悲しみを抱えていない人・どうしようもない思いが何もない人はいないと思う。みんな等しく悲しみ、死んでいくものです。そういう気持ちで長い目でみたらどうでしょう。嫌いなとこ割り切れない所も含めて付き合っていくのです。どちらにせよ、あなたを応援しております。
質問者からのお礼
中田さま
ありがとうございます。揉めないように保てればいいの意識でやっていきたいと思います。
釈さま
無理に仲良くしろといった話は聞き流しつつ、自分の生きづらさの問題は自分の問題として向き合っていきたいと思います。ありがとうございました。
