約束を破られたことが許せません。
先日、主人がスピード違反で青切符を切られてしまいました。実は3ヶ月前にも青切符を切られており、これで免停となります。
3ヶ月前に何度も話し、もうルール違反はしないと約束したのに、わずか3ヶ月で約束を破られてしまいました。
私がこんなに許せないのは、3ヶ月前の背景にあります。
当時私は流産してしまい、かなり落ち込んでいました。
その時主人が励まそうと日帰り旅行に連れて行ってくれました。その行きの道中でスピード違反しました。
罰金18000円。私は妊娠を機に仕事をやめ、一生懸命に節約していたので、かなりやるせなくなりました。何より、お互いに辛いことがあって、気晴らしに遠くに出かけたこの日に、何故危ない橋を渡ったのかと、リスクを想像して欲しいと何度も伝えました。
本人は反省し、これからは安全に運転すると約束してくれました。
それなのに、わずか3ヶ月で約束を破られました。また罰金18000円です。
仕事中に急を要することがありスピードを出してしまったそうです。
あの時、また主人を信じることにしたのにすぐに破られ、あの時の約束はなんだったのか。
もっと言えば、流産が背景にあったので、私にとって大事なタイミングでの約束だったので、軽んじられてしまったことがいつも以上に悲しく、主人をまた信用することが難しくなりました。
主人は前回と同じく今回についても本当に反省しているようです。
これ以上主人に今できることはありません。
わかっていても許せません。
3ヶ月で破られたのだから、今は反省していてもすぐに破られるだろうと思ってしまい、もう信じられず、なんとか信じてもまた破られたら辛いと思ってしまいます。
ただ、私が許そうが許さまいが、気をつけるのは主人なので何も変わりませんよね。
許せないでいることが辛いのだと思います。
どうやって自分の気持ちに折り合いをつけて許す気持ちになるか、教えて下さい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
別々のできごと
「また捕まったのか!」と腹が立つお気持ちはわかります。
約束を破られたのもむかつきますね。
でも、別々のできごとをつなげると嫌な気分が増大してしまいます。
流産、前回のスピード違反、今回のスピード違反は、別々のできごとなのです。
そのように過去と現在をつなげて考えてしまうと、過去の嫌な気分を一生引きずって暮らすことになります。
失敗や罪が一切ない人などいませんよね。
人の過去の傷ばかり見る癖がつくと、周囲の人間がみんな嫌な奴に見えてしまい、この世が楽しくなくなります。
経典に出てくる阿弥陀仏という仏様は、どんな悪人でも許してくれる仏様です。
阿弥陀仏の慈悲の眼で見たら、どんな悪人でも可愛く見え、どんな悪人と一緒に過ごしても世の中が極楽なのかもしれません。
どうせ過去を見るなら、ご主人の良い過去、ご主人の「可愛いとこあるじゃないか」ポイントを見てはどうでしょうか。
慈悲が発動する時は、怒り(不愉快なストレス)が停止します。
慈悲は、あなた自身をストレスから救うのです。
「こうあるべき」という正義感は、怒りにつながるとストレスになりますのでほどほどに。
ご夫婦が笑顔で暮らす姿を想像しましょう。
ご夫婦が悩み苦しみから解放されてホッとしている姿を想像しましょう。
質問者からのお礼
遅くなり申し訳ございません。
当時視野が狭くなりとても辛い気持ちでしたが、回答を見て少し落ち着くことが出来ました。
ありがとうございました。