おばあちゃんにあいたい。
私は29歳女性です。10年前に亡くなった祖母について相談させていただきます。
家族構成は祖父母・父母・妹(21歳)ですが、両親は離婚しており、今回の祖母は父方の祖母に当たります。ちなみに祖父は健在です。
祖母は、10年前に癌を患い80歳でこの世をさりましたが、最期まで他人に迷惑をかけず、自分の葬式や保険の手続きまで、生前に準備を済ませておくような几帳面な人でした。
私は生まれた時から祖父母と寝床を共にしており、根からのおばあちゃん子でした。
そのため、私の人生の目標は「おばあちゃんのようなおばあちゃんになること」です。
生前は祖父母の家に住んでおり、恩返しのために、家事を手伝っていました。そのためか、祖母が亡くなった時は、後悔を感じることはなく、癌の苦しみから解放されたであろう祖母に対して、素直に感謝と労いの気持ちを伝えることができました。
しかし、祖母が亡くなって10年経った今、常日頃から祖母のことを思い出し、「おばあちゃんに会いたい」という想いから涙が溢れる毎日です。
私自身、今年4月から職場が変わったり、結婚を前提に同棲を始めたりと、環境ががらっと変わったため、少し疲れているのではないかと感じます。
いつも「おばあちゃんがいてくれたら、なんて声をかけてくれるだろうか。きっと"大丈夫"と声をかけてくれるんだろうな。」と前向きに考えているつもりではあるのですが、「会いたい」という、どうしようもない思いがあり、今回相談させていただくことになりました。
こんなにいつも祖母に対して悲しい気持ちを抱いていたら、天国でも心配させてしまいますよね。でも、亡くなってもなお、そばにいて欲しいと願う毎日です。
故人のことを思い出すことには、どういう意味があるのか。今後の私の気持ちが、前向きになるようなヒントがあれば、教えてください。よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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いついかなる時お祖母様はあなたを見守っています
拝読させて頂きました。
あなたのお祖母様への思いを読ませて頂きました。
あなたの大切なお祖母様を心を込めてご供養させて頂きますね。南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
お祖母様は仏様のもとで先に往かれたご先祖様や親しい方々と一緒に心安らかに円満にご成仏なさっていらっしゃいます。
そしてお祖母様はいつでもどこにいてもあなたを優しく見守っていて下さいますよ。あなたが辛い時苦しい時にはそばで寄り添っていて下さいます。あなたが嬉しい時楽しい時にも笑顔でお喜びなさって下さいます。
お祖母様とあなたとのご縁はこれからもずっとずっと続いていくのです。
これからも合間合間にお祖母様を思い心から手を合わせてご供養なさって頂くとともにあなたの思いお気持ちを素直にお祖母様にお伝えなさって下さい。お祖母様はあなたの思いをありのまま全て受けとめて下さいます、そして心の中であなたにいろんなことを伝えて下さいますよ。
あなたが一生懸命にご自分の人生を生き抜いて行くのをお祖母様はいつも応援なさっていて下さいます。
いつの日かあなたがその天寿を全うなさる時にも仏様があなたをお導きなさって下さり、お祖母様や沢山のご先祖様があなたを優しく迎えて下さるでしょう。そしてあなたはお祖母様と喜び合うことでしょう。
どうかこれからもお祖母様とのご縁を大切になさって下さい、お祖母様に守られているご自分に自信をもって下さいね。
あなたがこれからもお祖母様やご先祖様方にあたたかく見守られながら皆さんと一緒にお健やかに充実して毎日を生きていかれます様心よりお祖母様にお祈りさせて頂きます。
いついかなる時でもお祖母様はあなたの一番の応援団ですからね。
質問者からのお礼
前向きになれるお言葉、ありがとうございます。
亡くなってもなお幸せで、自分のそばにいてくれることが1番の救いです。
自分もいつか、またおばあちゃんに会えると考えると、死も怖くないですし、その時に胸を張れるように、今を頑張って生きようと思います。
度々、凹んでしまう時はあると思いますが、その都度、今回の言葉を思い出します。
この度はありがとうございました。