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妻との関係、育児に不安

回答数回答 2
有り難し有り難し 30

妻とは7年前に結婚しました。
子供は本当に可愛くて、いつも私が仕事から帰ると駆け寄ってきます。いつまでも家族仲良く暮らしていけると思っていました。しかし、最近は妻の子供や私への暴言がひどくなってきています。
妻はもともと感情の起伏が激しく、口も悪いほうです。妻は育児や掃除はしますが食事はいつもレトルトばかりです。私も仕事の日に朝食を作ってもらったこともありません。専業主婦なので子供の食事はしっかり手料理を作って欲しいと思っています。もちろん人にはそれぞれのキャパがあると思います。妻が料理が好きじゃないことも理解しています。
専業主婦なので、社会とのつながりが少なく、コロナ渦の関係もあり、育児に疲れているのもわかります。子供を預けてパートでも働くことが出来れば少しでも気分転換になるのでは無いかと思い、それを進めたこともありますが、本人は拒否しました。妻は昔から自分中心でいつも物事を考える傾向にあります。何かあれば、「私が大変になるじゃない」と言って、妻の家族や私の家族にも迷惑をかけます。
もちろん妻の尊敬する面もあります。少しでも良い教育をと子供が遊べる知育的なおもちゃを手作りしたりと、頑張っていることも知っています。
しかし最近は子供に対する暴言もひどくなってきています。娘には毎日のようにひどく叱りつけています。育児ストレスがあるのはわかりますが、とても聞くに耐えません。娘を蹴り飛ばすこともあります。
そんな中、私と妻の関係も壊れてきています。私も妻の私への言動や行動でイライラしてしまい子供に辛くあたってしまうこともあります。
仲の悪い夫婦に育てられるくらいなら、離婚したほうが子供のためと聞いたこともあります。私は妻のために最善を尽くしているつもりです。私は毎日定時に帰って、子供のお風呂や食事の対応をしています。家事を手伝ういうより共同作業で行っているつもりです。休日は3食とも私が食事を作って、少しでも負担を軽く出来るようにしています。しかし、子供は私達が険悪な雰囲気になっていることも気づいています。妻の子供への暴言もひどく、このままでは子供の将来が不安です。離婚しても親権が妻に行けば、子供の事が不安でしかたがありません。
結婚時は、老後も手をつないで歩く老夫婦にとても憧れていました。
今はどうしていいかわかりません。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ご夫婦で医療機関を訪ねて下さい…

 まず、ご夫婦だけでゆっくり落ち着いて話せる時間を作って下さい。
 そして、奥様の言い分を100%いえ120%まったく遮ることなく、批判・意見・反論することなく聞いて下さい。聞き抜いて下さい。
 そのあなたの奥様への返答は、時間をおいて、ゆっくり考えてからおっしゃって下さい。
 もしかすると奥様は今、心の病気の初期段階なのかも知れません。
 そのように判断される状況ならば、ぜひ専門の病院で受診なさって下さい。その時あなたも同行なさって下さい。いえ、もしかするとあなたの方から『自分自身が心配で受診をしたいが心細いので一緒に行ってくれないか。頼むから…』とおっしゃり、あなたが受診し、問診の場に奥様が同席する形を取った方が良いかも知れません。
 子供さんへの暴力は決して許されることではありませんが、母親が可愛い子にそこまでの行動をするのは、奥様自身が相当に追い詰められている証拠です。
 今すぐ離婚などの結論を出されることなく、まずは医療機関を、そして必要であれば児童福祉の関連公的機関を頼って下さい。
 このご相談を拝読した全てのお方がきっとあなたとお子様、そして奥様の御身を案じていらっしゃることでしょう。
 そしてそれ以上にご心配下さっている「仏様」の存在をどうか受けとめて下さい。「我に任せよ 必ずすくう」とおっしゃり続けて下さっている仏様という存在を…。

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有り難し
おきもち

まずはゆっくりお話なさって下さいね

拝読させて頂きました。
お子さんのこととても心配ですね。あなたの状況も奥さんの状況もとても不安ですよね。あなたのお気持ちをお察しします。
できれば一度ゆっくりとこれからのご家族の生活や未来について奥さんとお話なさって頂くことが大事だとは思います。先ず根幹はあなたと奥さんがお子さんをどのように育てていき、あなたも奥さんもどのように生きていきたいかしっかりとお互いを尊重し合いながら受けとめていき、少しずつ確認し合うことがとても大事ですからね。
あわてずにあなたも奥さんもゆっくりお話なさってみて下さい。そしてその際には決して感情的になってしまわないことです、頭にきてどなったり物を投げたり、相手を傷つけたりすることなきようできるだけ先ずは心を落ち着けてお話なさってみて下さいね。様々ストレスもあるかと思いますができるだけ冷静になってお話しましょう。
そしてお子さんのことについてなかなか意見がまとまらないならば、一度自治体の子供課の相談窓口や児童相談所に相談してみましょう。自分達だけで抱え込んでしまいますと余計に孤独におちいり自分達を追い込んでしまうことになり、結果いい方には向きません。いろんな方々に相談して巻き込んで進んでアドバイスやサポートを受けてみましょう。
お子さんを養育することに大変負担がかかってしまい、お子さんの成長に障害が生じる場合には速やかに児童相談所に相談して対応を求めましょう。或いは一時預かりをお願いしましょう。
そして先ずはあなたや奥さんの心を落ち着かせて生活を安定させて下さいね。
何でも一気に解決するわけではありません、奥さんには奥さんのお気持ちもあるでしょうし、あなたにはあなたのお考えもあるでしょうからね。

あなたも奥さんもお子さんもこれから心穏やかに安心して毎日を仲良く幸せに生き抜いて行かれます様心よりお祈りさせて頂きます。
またあなたのお気持ちや奥さんのお気持ちをお聞かせ下さいね。いつでもお待ちしています。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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