死にたい
うつ病で、思うように体も動かず、あたまも働かず、友達もいなくなり、人ともどうやって関わればいいか分からなくなり死にたい。
周りは就職先を決め、進路がきまっているのに、私は死にたい気持ちと鬱で無気力で何もしたくない気持ちで、なんでこんなんで生きてんだろうって思いながら死んだように生きている。だれか殺してくれたら良いのに。
自分でもどうしようもできない生きてても、親の金が消費されるだけ、なんで生きてるんだろ
うつ病
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うつ様との暮らし
ご質問を拝読しました。
私もうつ病になったことがあります。その時は幸いにも、仏教の学びが役に立ちました。瞑想を通して、うつ病をよく観察することができたのです。
うつ病になると、体が勝手に重くなって動けなくなります。その体と一緒になって、動きたくない理由も勝手に頭が考え出します。
一日中うつかというと、そうではありません。ひどい時は一日何回も、軽くなってくると一日一回、もっと軽くなると一週間に一回。というように、うつが訪れる頻度が減ってきます。そして、天気とも関係するらしく、低気圧の時にもやってきたりします。
このように、うつは自分勝手なお客様のように、こちらの都合は関係なくやってくるものです。
そんなうつ様というお客様にどう対応すべきでしょうか。
・うつ様=私だと思うのはやめましょう。うつ様は、あなたの体と心を借りて、一休みしに来ただけなのです。
・うつ様が来た時に「うつ様が来たな」と思って丁重に迎え入れましょう。
・うつ様はあなたの体を借りてお休みしたいだけなのです。だから、ひとりになれる所で布団でも被って横になりましょう。
・うつ様は傷つきやすいので気をつけましょう。「こんなうつな私は何の役にも立たない」などと考えただけで、うつ様は傷ついて、もっとあなたの体でお休みしようと望みます。うつ様が休めるように、体をしっかり開け渡してお休みしましょう。
・うつ様はあなたの頭を使って、どれだけ休みが必要なのかを訴えてきます。なので、うつ様を追い出して働こうなどと考えるのはやめて下さい。
・あなたに必要なのは、うつ様への慈悲の心です。どうぞ私の体を使ってお休み下さい、と慈悲の心でうつ様に接してあげて下さい。
・うつ様はお喜びになって、あなたの体と心で休まれてから、やがてお帰りになられるでしょう。その時はぜひ、また来て下さいねと微笑みながら送り出してあげて下さい。
・うつ様は最初は何度もやってきますが、何度もお休みになられる間に傷も癒えて、いらっしゃる頻度が少しずつ減ってきます。それでも、お帰りの際はまた来てねと送り出してあげて下さい。
そのように、あなたが慈悲の心を育むならば、うつ様がだいぶ来なくなった時には随分と今とは違った景色が見られるでしょう。
だいぶしんどい時もありますよね。私もそうでした。お大事にどうぞ。