不倫相手を忘れられる自信がありません
48歳の既婚者です。
不倫相手の女性が忘れられません。
彼女とはネットで知り合い、しばらくのやり取りの後会うことになり、一目惚れしてから3年目に突入したところでした。
3人の子持ちで既婚者の彼女は、旦那さんとの愛のないセックスが嫌でもっと充実したセックスをしたい、女性として見られたいといい、僕はそれに応えるよう彼女の要求はすべて飲んできました。
時間は限られた時間でしたが、僕には何にも代えがたい、自分の家庭では味わえない時間でした。
しかし、2020年の前半に彼女がネットで他の男性を誘うような書き込みをしているのを発見し、その頃から僕への思いが薄れていることを分かっていました。
しかしながら別れを切り出せず、彼女と離れるのが怖くそのままズルズルと関係を続けていました。
彼女に嫌われたくない一心で、怒らず、いつも彼女を立て、褒めるといった繰り返しでした。
その間にセックスに貪欲な彼女が「他人にセックスを見られたい」と言うようになり、二人の性行為はどんどんエスカレートしていきました。
そんな関係を12月頭まで続けていました。
そして12月になり、それまで毎日していたLINEが朝だけの挨拶になるようになり、それでも僕はいつくるか分からないLINEを眺め続けるという一日を過ごすようになりました。
恐らく他に男性が出来たんだと思っていますし、その兆候はいくつかありました。
そして年末年始を迎え、ただでさえ少なくなったLINEがぱったりと止みました。
これまで付き合ってきた中でそんなことは一度もありませんでした。
それでも僕は彼女からのLINEをずっと待ち続けました。
僕はLINEが少なくなった12月頭から不眠のような状態が続いており、元々不遇な家庭環境で育ったこともあり精神的に不安定な男ですので、先日衝動的に彼女に別れを告げるLINEを送ってしまいました。
これで良かったんだと思う一方、なんて馬鹿なことをしたんだと思いとても後悔しています。
彼女を忘れるべきなのは分かっています。
しかし彼女を忘れられる自信がありません。
過去に自殺未遂をしたことがあり、今もそのことを繰り返し考えています。
家族には申し訳ないと思いながら、彼女を忘れる自信が持てず、ならば死んで楽になりたいという事で今は頭がいっぱいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
「忘れる」
こんにちは。
あなたなりに悩んでいることは伝わってきます。
しかし、私はあなたにとって歓迎されないであろうことを以下に書きます。それは、他でもない人生の軌道修正を勧める為で、他意はありません。もし、自省を促す言葉を聞きたくないのであれば、以下は読まなくて結構です。
「家族には申し訳ないと思いながら、彼女を忘れる自信が持てず」とあなたは言っています。家族が大切なんだったら、忘れましょう。「忘れる自信」がついてから「忘れる」のではなく、「忘れる」必要があるから「忘れる」のです。
もう一度、先の文章を見てみましょう。
「家族には申し訳ないと思いながら、彼女を忘れる自信が持てず」。
不倫相手と耽溺した思い出が、「家族には申し訳ない」という罪悪感を上回っているから忘れらない、という文章になっていますよ。そもそも「忘れる自信」という以前に、罪悪感が小さいから忘れられないのではないですか。
あなたは、自分の体調や今日に至るまでの生い立ちについて述べています。
「12月頭から不眠のような状態が続いており、元々不遇な家庭環境で育ったこともあり精神的に不安定な男」と。もし、この関係が奥さんに露見したらどうなると思いますか。「不眠」どころじゃないでしょう。もう生きていられないほどの精神的加害を加えることは目に見えています。このハスノハで既出の質問に、どれだけ多くの人が嘆いているか。私は、日々そんな質問に向き合っていて、やるせなさを感じざるを得ません。
そんな薄氷の上にかろうじて成り立っている夫婦の状況を自分で作り出していながら、今もって家族へ注意が向かず「忘れる自信」がないとは。
人間は、生まれながら煩悩という自己中心性に生きています。
私が、私に、私の都合。
産声を上げてから臨終の一息まで煩悩は絶えません。
この煩悩とどう向き合って、どう省みながら、どう慎みながら生きるのか。それは社会生活を送る人間が、人間らしく生きるために必須の考えです。
あなたは、私が、私に、私の都合(我利)で終始考えていませんか。
自分を中心に、自分を満たすことが最優先に考えていませんか。
もう、止めましょう。
我利我利の循環を。
そういう自分の姿に気がつかされるならば、恥ずかしさと為してきたことへの罪悪感が芽生えます。その時、「忘れる」必要性に自ずと気がつけるでしょう。(字数制限)
振らてたことが、あなたにとってはいいことなのです。
すぎたさんの悩みにはまこと都合のよい悩みですね。
自分だけ大いに楽しんだ挙句、彼女に捨てられたのに未練たらたらです。
彼女ことはどうでもいいです。どうなろうが知った事ではありません。
それよりあたなは家族のことを考えたことありますか?
勝手な都合で奥様や家族を悲しませているということに気づくべきです。
それなのに死んで・・・。大切なものを無くす前に考えてください。
言えることは、この彼女に振られ捨てられたことをいい機会だと思うべきであり、この際、踏ん切りをつけて不倫という不貞行為を止めるべきです。
質問者からのお礼
鈴木海祥さま
厳しいお言葉ありがとうございます。
家族のことは常々考えておりましたが、それより自身の快楽を優先させておりました。
不倫はやめ、相手のことは忘れたいです。
しかし今はその自信がありません。
頂いた言葉を反芻し、これからのことを考えられるように努力します。
ご指導ありがとうございました。
釋 悠水さま
ご指導ありがとうございます。
『「忘れる」必要があるから「忘れる」』
まさにそのとおりだと思います。
そもそも前提が間違っているというご指摘はごもっともだと考えます。
私事にて失礼しますが、小さい頃愛人と逃げ回る父親へのストレスから、血のつながらない母から虐待を受け自分を出すことを避ける人生でした。
40歳を迎えた年に鬱になり、それまでの人生を振り返り余計に落ち込む日々が続き、徐々に回復しつつある中で出会った彼女の前では自分を出せた気がして、自分の都合を優先させるようになりました。
なので我利我利の循環から抜け出せない状態なのだと考えます。
頂いた言葉を繰り返し考え、自分がどうすべきかを改めて考えたいと思います。
故にそれまでの自分が解放された