他人との信頼関係がうまく築けません
いつもご回答ありがとうございます。また質問させてください。
私は幼少期からずっとトラウマを抱えており、他人とうまく信頼関係が築けません。
表面上、仲良くなっても踏み込んだ話はせず、当たり障りの無い話題ばかりで間をもたせています。
話をする時に、「これは話してよい内容か?」と考えながら言葉を選んでいるので、
奇妙な間が空いたり気まずい思いをしたり、を繰り返しています。
今は幼稚園児二人を育てていますが、本当は引きこもって一人で生きていきたいと思うこともあります。
その考えについて、ある人から「人間は社会的な生き物だから、一人では生きていけない。誰かを頼ることを覚えるべき」と説教されました。
まあ尤もだなあと思う反面、どうやって人を頼ればいいのか、信頼関係を築くにはどうするべきか、が分かりません。
幼少期より母親に人格否定をされて育ったせいか、偏屈な人間になりました。かなり腹黒いと思います。
そんな私の内面を他人が知ると、相手に不快な思いをさせるのではないかと思って尻込みしてしまいます。なので、あまり本音で話せる友人がいません。また、今の交友関係は幼稚園のママ友が中心なので、私が妙な言動をすると子供に嫌な思いをさせないか不安です。
信頼関係を築くことは大切なのでしょうか?そして、それはどうすれば出来るのでしょうか?
あえて一人で生きていくという選択肢は、やはりおかしいのでしょうか?
ちなみに、結婚した相手(別居中の旦那)も腹黒かったので、自分の腹黒を見せても大丈夫でした。
ですが、酒乱とモラハラがひどすぎるので、現在は離婚前提で別居しております。
思いやりの無い人が許せない 過去の恨みがなかなか手離せない 面倒なことから逃げようとする 身の丈に合わないレベルの物欲
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
手探りで
こんばんは。お子さんを2人育てながら今の状況下、頑張っていらっしゃると拝察いたします。
さて質問ですが、「信頼関係を築く」事は価値ある、と私は思います。しかし、私からみても「全幅の信頼を置ける」という人は殆どいません。言い切れるとしたら、それは仏様やご先祖様あたりです。
では身近な人間関係ではどうか?と言いますと、手探りで少しずつ行くしかないと思います。あなたの質問を見ていても、徐々に深まっていると感じますが、それは今までのやり取りの中で「この人たちは信頼できそうだ」と感じてきているからではないかと思います。ここhasunohaでも、一問きりで問うのをやめる人もいるのですよ。皆が同じとは思いませんが、手探りで「この人たちに話しても大丈夫かな」と問いを重ねているのだと思います。
あなたの言葉を見ていると、きちんと答えを受け止めてお礼を言う姿も見られます。それは答えた方との信頼関係を示していると思いますよ。これは、やりとりを重ねることで育っていくものだと思います。
その育ち具合・深さを読み間違えると、「信じていたのに裏切られた」とかいう言葉になるわけです。いきなり全幅の信頼を置くのは危険ですらあります。
「一人で生きていく」という選択肢は、今のところお勧めできません。少なくともお子さん方は、まだ「一人で生きてゆく」には、か弱すぎる筈です。誰、ということは明確でなくとも、「お母さんも苦しい時に他の人に聞いてもらったりしている」というのは、生き方のお手本として良いものと思います。
ハスノハには200名以上の坊さんがいます。あなたを全否定もしなければ全肯定もしない、「こうしたら、生きやすいのではないかな?」を、仏教の教えを使いながら示してくれると思います。それは質問の中にあなたの真摯さを感じるからです。
どうぞこれからも、いろいろ言葉を連ねてみてください。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございます。
確かに、信頼関係は少しずつ形成していくものであって、一朝一夕に築けるものではありませんね。
真摯という言葉で評価されたのは、初めてなので驚きました。自分では自分を偏屈だと思っていますが、どこかに素直な部分も残っているのでしょうか。
温かいお言葉をありがとうございました。